言葉の定義があいまいな論争は時間のムダ。


松本氏の週刊誌報道に関して、場外乱闘が勃発しているようです。


日本のお笑いとアメリカのお笑いはどっちがレベルが高いか?


ボクの見解は、


「比較できない。」


です。

それは、「お笑い」「レベル」の定義がはっきりしていないからです。何事も、比較する以上、定義を明確にしないと、意味をなさないのはキホンのキ。


茂木健一郎(東大教授)さん:

「日本のお笑いは小5レベル。アメリカはレベルが高い。(趣旨)」


これに対して、

立川志らく(落語家)さん:

「日本のお笑いレベルはトップレベル。低くない。(趣旨)」


確かに、同じお笑いと言っても、日本の落語は、ボクはレベルが高い、と思います。しかし、あまりにも高すぎて、一般人からすると少しとっつきにくいのも事実。


※中田敦彦さんなどは、ご自分の笑いを「レベルが高い(趣旨)」と自己採点されていますが、これににていると思う。


一方で最近の、弱いものイジメやハラスメント系のお笑いが、レベルが高いわけはなく、むしろやめてほしい。


※ボクも昔はドリフターズとか見て笑っていましたが、今では笑えない内容も少なからずありましたよね。


アメリカのお笑いも同じで、


政治風刺とかアメリカンジョークの中には、「さすが❗️」と思わせるものもたくさんある。


しかしこれも、風刺に見えて、事実無根を元に作られたものや特定の思想に誘導するかのようなものもあり、玉石混交。


子供向けの「トムとジェリー」などは、いま大人が見ても楽しい。


TVドラマの「フレンズ」なども、なかなか配慮されたセリフで、大人の笑いを楽しませてもらっている。


なので、双方、長所短所があるわけで、「お笑い」「レベル」の定義も明確でない中で、どっちが高いか❓低いか❓という論争は意味がないと思う。