Ｇ－１１８７ リプレイ企画第６０回 Ｄａｙ．１－５ 紫電の巨鰐

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Ｄａｙ．１－５　紫電の巨鰐

…ワニ、だ、確かに。

これは確かに鰐と呼んでいい生物…のはずだ。

ワターシの記憶が確かなら。

しかし巨大だ…！

這っている状態で、その頭頂までが俺の身長の、悠に倍はある。

でかすぎる。

俺は幻を見ているか、または夢を見ているのか。

ここまでリアリティのある夢なら、その中で死んだらもう目が覚めなさそうだが。

そして何やら、背中にコイルのようなものが生えているようだった。

電極、か？

生えている？

バカな。

生物の背から電極は生えない。

なら、背負っているのか？

しかしそれは、放電しているように見えた。

どんな原理か、紫に見える電光。

紫電を纏っていたのだ、その巨大な、傷だらけの鰐は。

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