手軽な大量消費 | GUT'SなBLOG

GUT'SなBLOG

ねこそぎニャロメなガッツの公式ブログDEATH

 

ちょっと前に話題になっていた

千駄ヶ谷駅から四谷の神社まで走る映画を見ました

好きな人は映画館に5回も見に行った人がいるらしいです

 

その映画を2回見ましたが

超超超個人的な感想ですが

その映画から教えられる事は何も無く

とにかくすべてが無難でつまらないと思いました

 

今までに見たことあるような設定

登場人物の印象も弱く本当に何も残らなかったです

 

でも、ここで大事に思うのは

この映画は大ヒットしたということです

 

ファッションも一緒ですが

今の時代はアバンギャルド過ぎると誰も見てくれず

ほんの少しだけ他と違うというのが

ヒットに繋がるキーワードです

 

極端に言えば、

同じデザインでも、売っているお店が違えば

素敵に見える事もあるんです

 

アートは刺激的に突き進めば良いですが

デザインは求められるモノを作らなくてはならないので

その時代感を知る事は絶対的に大事です

 

でも、今の若い人達が

それらのモノに囲まれると感性が育たないと思います

 

今は若さがあるので良いですが

この先、それがなくなったり

今までのモノに似た少しだけ違う新しいモノが出て来て

次の世代に変わる時に、どう立ち向かうのか心配になる限りです

 

アイドルグールプを例にすると分かりやすいと思います

似たようなグループが沢山あって

そこから卒業して1人になると何も出来ない人が多いです

 

手軽な大量消費なので

華が咲いている期間も段々短くなって行きます

 

だから

多くに見てもらえなくても

作り続けなければいけないモノがあると思います

 

決してアートではないので限度は大事だと思いますが

それと数字を繋げる接着剤を考えるのがデザインの醍醐味で

それが僕の仕事だと思っています

 

ニャー(コヤンイの絵文字)

 

iPhone11sからの投稿