ひと時

熱帯低気圧接近中



街を歩いていてもサムいって声が聞こえるﾈ


マジ寒いッ


ボナセーラ！！


セガフレ－ドで一杯のCoffeeをすする


アツっ


猫舌だった


隣の席に沢山の毛を纏った犬がいる。


自分が毛を纏った姿を想像する。


こんな日はきっと暖かい


自分の体型でそこにペットとして横たわる姿…
口の周りをペロペロしながら…


自分はそんなに服従できなし…


てかキモイ


やっぱりペットは愛らしいのが一番　なんて思いながらまたCoffeeをすする。

アツっ


まだ熱い


犬って自分が犬だって気付いているのかナァ


もしかしたら自分の立場は人より理解してるのかも


またCoffeeをすする


アツっくはない

もう大丈夫


Coffeeカップをソーサーに置く瞬間にティースプーンが鳴る音が心地ョｨ　


こんなひと時が好きだ


舌がヒリヒリして口の周りをペロペロ…


あ


隣の犬をチラ見…


犬は何事もなかったかのようにすまし顔。