眼鏡、やめたほうがいいですよ。
ブスにみえるから。


と言われたのはいつだったかの話。
私にはまったくもって眼鏡が似合わないらしい。

自分でみえない、自分を形づくるもの。
時々、嫌になる。


イメージとは他人がつくりだすもので、
そればっかりは受け手の想像である。
でもその想像をうまく誘導する為にも、
自らつくりだす姿は重要なもので。

例えば。
私はずっとヒールのない靴ばかりはいていたのだけど。
自分の年齢やエトセトラでヒールをはきはじめた。
足はいたくなるわ、辛いのだけど。
世の中のおなごたちは、こうやって女を形づくるのかとようやく理解した。


そして、ヒールの似合う服装で仕事に通う。
これも肩がこる。
でも、日本人の大半はこの窮屈な服をきる。
その、姿で表すために。

私の仕事を表すための器。
ヒールのくつも、そう。
ジャケットもそう。


イメージとは、めんどくさいものである。



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