ことしもきょうがやってきました。
もう、二年。
まだ、二年。
わすれられないこともたくさんあるし。
かわれていないじぶんがはがゆいこともある。
あの日以来、わたしたちの価値観は変わってしまった。
これは事実。
むかしから歴史にのこっているみたいに
私たちの生きた時代が後世に残るのなら
ここが、ターニングポイントだったのだと思う。
私はこの時に生きて。
この記憶を忘れない。
人の命の尊さや
自然とは私たちでどうにかなるものではないということ。
人間とはあたたかなもので、
つながってできることだってあるってこと。
私はなにができるんだろう。
じっと手をみた。
手を合わせる、祈る。
いまはそれしかできなくても。
次はだれかに手をさしのべる、
そんな手でいたい。