仕事から帰るとまずテレビをつけます。

今日は丁度人が死んでいて。
でも映画っぽくもないからずっと見てたら。

オーストラリアで捕虜になった日本人兵の大暴動のお話でした。


事実はいつも霧の中。
せっかく助かった命を無くしてしまった選択はきっと避けようのない運命だったと思う。

だから生き残った人には罪もないと思うのだけど。

全てにおいてあの時代を生きた人は自分が生きていることへ罪悪感を持ったり、幸せになることを避けようとする傾向がみられる。

私の亡くなった祖父もそうだったけど。
それこそ生き残ったのにすごい重圧を感じながら生きてきたのだと思う。
日本を生活を立て直す為に必死で生きたのだと。

その重圧って私たちじゃ理解できないと思う。
生死がかかるほどの重圧なんて今はそうそう横たわってない。


病む。
という言葉は最近スタンダードな言葉となっているけど。

きっかけは自分のプライドが高いが為に病む人も多い。

人が多い。
物が溢れている。

そんな中でただ生きる。
そんなシンプルな道が見えなくなっているのかもしれない。

そして人間自体の精神は脆弱になってしまっているのだろう。


戦争の世代の先人達はどんどん消えていく中。
病んでいる場合ではないと自分を含め思う。