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映画には2種類ある。どん底から這い上がる男の話か、どん底のままのたれ死ぬ男の話だ。
これは、だれかの受け売りだ。
2回以上見たことのある映画は、たくさんあるが、「レオン 完全版」「リービングラスベガス」「ショーシャンクの空に」「アマデウス 完全版」「バッファロー’66」を挙げたい。
いつからか、物悲しい映画を見て、その気分に浸るのが好きだ。それが趣味というよりも、映画の主人公は、どうやってどん底から脱出したのか、それを知りたかった。
「レオン 完全版」の主人公レオンは、自ら、使命を見出した。
「リービングラスベガス」の主人公は、自殺願望を持つ。自らを投げ出すことで、自分と同様のどん底にいる娼婦に出会う。
「ショーシャンクの空に」の主人公は、怒りを極限まで抑えることで、冷静さを取り戻し、計画を実行した。
「アマデウス 完全版」の主人公は、音楽室で見慣れ、聞いたことがあるモーツアルトだ。華やかなクラシック音楽とは裏腹に、彼の人生は落ちぶれている。
「バッファロー’66」の主人公は、器用さを自負している。だが、今にも犯罪を犯しそうな男だ。そんな男に、なぜ、天使が降りてくるのか不思議だ。
人生、どん底の気分を味わうのは1度や2度じゃない。そのたびに、落ちぶれて、もう立ち上がれないなどと言っていては、冒頭に書いた、どん底のままのたれ死ぬ男の話でしかない。自分の生き方が否定されるようなこともあるし、考え方の違いを指摘され、考え方を変えなければならないこともある。知識と経験と人脈が頼りだ。冷静になるには、感情を押し殺さなければならないときもある。
♪ちょっとぐらいの汚れものならば、残さずに全部食べてやる
…
♪こんな不調和な生活の中で、たまに情緒不安定になるだろう?
…
♪あるがままの心で生きられぬ弱さを、誰かのせいにして過ごしてる
♪知らぬまに築いてた自分らしさの檻の中で、もがいてるなら、僕だってそうなんだ
英会話は習うくせに、会話のできない輩が多いというのは、嘆かわしい。
会話は感情だけでするものじゃない、冷静さが必要だ。
にも関わらず、先に手が出るか?後でいびり返すか?考え方が貧相で、貧弱だ。
何度も言うが、自己満足のために人を小馬鹿にして自信をつけるというのは、最低な人間がすることだ。自慰行為と何ら変わらない。
戦後を経験した人は、何度も言ってただろう。考え方が180度変わることがある。へそを曲げて反抗したって、時代は変わる。時代に合う考え方をしなければ、ただの時代遅れだ。魚屋で生活できなくなったら、たとえばクリーニング屋をやらなければならない。それでも、俺は魚屋だ!と突っ張って、魚屋を続けるか?
会社では、転属を言い渡されることもある。嫌にならば、転職する覚悟も必要だ。そのとき、何を信じるか。
自分しかありえない。そのときまでに、知識と経験を蓄えておく。チャンスはそうそう訪れない。準備が足りない奴は、思い切った行動がとれない。それだけのことだ。
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