初めはただの登場人物の一人としか認識していませんでした
あなたの姿ばかりを探すようになったのはいつからでしょうか
何が決定打になったのでしょうか
今となっては分からないし意味のないことにも思えます
あなたには子供がいます
奥さんの行方は分かりませんが、いたことは確かです
私はといえばあなたと丁度一回りくらい離れていて、
何よりあなたは私の存在を知りません。
そのことがどんなに辛かろうと、重くのしかかろうと
あなたを好きでいることをやめる理由になんてならないのです
何もできない恋です
その目に私の姿がうつることも触れることも話すことも
心を通わせることも存在を認識されることも
ただの私の独りよがりで 一人相撲で
ただ私の中で消化されて行きます
咀嚼して嚥下してすり潰されて行きやがて消化され排泄される
それだけです
でもそれでいいんです
私の体内で栄養になって生き続けるならば
多分永遠にあなたを愛し続けるなんて誓えない
私の一方通行でいい それでもいいからと言ったって
私の本音何てどうせそんなお綺麗じゃなくて
いつか見返りが来ないことに耐えられなくなるから
きっと他の人を愛する日がくるんだと思う
でもとりあえず今はあなた以外を愛する未来なんて
想像できないし、そんな日がくるのかと思うと
怖くて仕方ないんだよ。
だけど貴方だけを一生愛す、って
先も見ずに言い切っちゃえるほど私は強くないんだよ。
そしてあなたに嘘をつきたくないとかそれっぽいことを並べて
自分の自信のなさを正当化してるだけ
ものすごいいい加減なこと言ってる気がするけど愛し尽くせるまで愛したいよ。
