年末で交通事故のニュースが多くなってきていますね
自動車の特性第2弾
今日は、ブレーキについて考えてみます。
何気なく踏んでいるブレーキですが、前輪と後輪かかる力が違うのを知っていますか
バイクに乗っている方は、ご存知だと思いますが、
ブレーキを掛ける時、通常
前輪・・・・・6
後輪・・・・・4
の割合で掛けるのですが、雨天の場合
前輪・・・・・5
後輪・・・・・5
そして、早く停止する際は、
前輪・・・・・7
後輪・・・・・3
で掛けると、言われています。
ここで、前輪と後輪の役割があるんです。
制動距離にかかわってくるのが、前輪タイヤなのです。
そして、後輪タイヤの役割ですが、後輪タイヤは車体を安定させるためなのです。
そして、車ですが、車はブレーキがバイクと違い1つのブレーキペダルで4輪のブレーキを操作するため、初めから構造上、前輪に強くブレーキがかかるようになっているのです。
したがって、前進している時を予想して構造されているのです。
ここで、問題となるのがバックしている時です。
バックしている時は、進行方向の後輪より前輪に多く力が加わることから、制動距離(ブレーキが利き始めて止まるまでの距離)が、のびるのです。
車の構造を知って運転すれば、より安全で効率の良い運転になり、同乗している方も安心して乗っていられると思うので、試してみてください。