デノミの足音 | ジャカルタ駐在アラサー男子

ジャカルタ駐在アラサー男子

2011年6月末で会社を辞めて、2011年7月中旬より、インドネシアのジャカルタの会社に就職することとなりました。さらに2012年8月に結婚、新婚生活を始めました。

ここ最近インドネシアルピアのデノミネーション、通貨切り下げの可能性が高まっております。

先週の新聞でも、1,000ルピア分単位を削ってしまおうという話に関連して、センというルピアの100分の1の単位通貨を用意する予定である報道がありました。

アメリカドルに対するセントみたいなもんですね。

なんかすごく複雑な気分です。

ようやくこの無駄にゼロの多いルピアに慣れてきてるんですけど、これが若し現実になったら1,000ルピアが大体1万円ってワケです。

日本円より単位通貨の価値が高くなるんですよね。


そもそも何で今更と言う感じです。

97年のアジア危機でゼロの数が異常に増えたと聞いております。

それから年数%のインフレ成長はあったにせよ、大勢に影響するほどのものではなかったんじゃないかと。

まぁインドネシアのスーパー初心者の僕がどうこう言うのはチャンチャラおかしい話であまり細かくは突っ込みませんけどね。

ただいえるのは、得も知れない恐怖感があります。

インドネシア自体は過去に数回のデノミを行っておりますが、僕は人生で初めてです。

ある日からいきなり赤札、青札の紙幣が価値をそのまま1,000分の1になるんじゃなくてお札から0が3つ消えるわけですよ。

大混乱するんじゃないかと懸念してます。

一方でスタバなんかは38.5ribuといった書き方をしているので、1,000分の1であれば案外混乱しないのかなと言う憶測も。

実行貨幣価値を考慮したら100分の1が妥当であり、そうしたら日本円と同じ感覚になるから節約意識持てるのに、という個人的な思いはありつつ、まぁ間違いなく来年あたり起こるんでしょうね。

これも貴重な体験だと思うかな。