2☆本当のいじめは、本当に苦しい… | ☆ホットcoffee

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さて、前回の続きです

【しかし、実際には

重度のいじめ、強烈ないじめを受けたなら

毎日の生活が、まるで地獄と化し

そして『もぅ死にたい…自殺したい…』と考える

100%、間違いなくそう思う

なぜ、そう言い切れるか

それは、ボクが実際に手ひどいいじめを受けていたからだ

小学校4年生あたりから、中学2年生まで

休み時間になると、廊下や教室で

3~4人のいじめっ子たちに、ビンタをされ、蹴られ

床を引きずり回され、ツバを吐きかけられ…

中学の時は、さらにきつくなり

黒板消しで顔面をバンバンたたかれ

バケツの水をかけられ

みぞおちを蹴られ息ができず、もだえ苦しみ

そんなボクを、彼らはゲラゲラ笑いながら見ている…悪魔のように見えた

通りがかった下級生が、ボクを見て笑う

あまりの屈辱に、涙が出る

誰も助けてはくれない…みんな見て見ぬふり

通りかかった先生も『やめとけよ~』と笑いながら言うだけ

これがほぼ毎日つづく

家に帰り、夜になる

明日もまた、やられるだろう…何回たたかれるだろう…

自分の部屋で、そう考える時

自殺が現実的なものとなるのです

ボクはたまたま、思いとどまることができましたが

思いとどまることが出来なかった若者たちは、命を絶ってしまいます


以前、ラジオ関西の【時間です!林編集長】という報道番組で

若者の自殺防止を考える、特別番組が放送されました

自殺問題に対する、国や自治体、教育機関などの施策や活動

若者の自殺を防止するために、一人一人が自覚すべきことなどが討論され

聴く者に、若者の自殺問題の重要性を認識させてくれる

非常に中身の濃い放送でしたが

しかし、出演された方々の多くは、重度のいじめを受けていないように思えた

なぜなら、いじめを受けて自殺を考えている若者たちは

実際にどのようないじめを受け

どのような悩みや苦しみをかかえ

どのような気持ちで日々、暮らしているのか…

これらの具体的な内容を説明する話が、ほとんど出なかったからです

ボクはもちろん話せますが、一般人なのでラジオには出れません

もし【時間です!林編集長】で

またこのような特番が放送される機会があれば

実際に重度のいじめを受けた経験のある、有識者の方も呼んでいただけたら

もっと実のある番組になると思います

ではでは