2026年6月15日(月)


今日は全身化学療法(folfirinox療法としてはちょうど30回目)の日でした。

サッカーW杯日本vsオランダ戦を朝5時に起床して観ていましたが、6時過ぎには自宅を出なければならなかったので、後半戦のゴールの応酬は観れませんでした。

でも、試合終了間際、格上の強豪相手によく追いついたと思います。


オランダといえば、人生最初の海外旅行は大学2年生の頃、タイ旅行(大学の友人が某弁当チェーン店が主催する抽選に当選した格安旅行)でしたが、確かパタヤビーチのホテルのプールサイドで日光浴していたところ、初老の外国人夫婦から声を掛けられたことを思い出しました。


こちらが日本人だと分かると態度が急に恭しくなり、

「自分たちはオランダ人だ。」

「日本人は勇敢で優秀な民族である。」

「自分たち(オランダ人)は間違っていた。」

「日本の経済成長には驚かない。」

というような主旨の話を英語で聞かされました。


言われた当初は「何でそんなこと言うのかな?」と理解できませんでした。

当時は日本のバブル期で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと世界経済・金融市場を席巻していたからだろうと考えていましたが、後に彼らの「間違い」は恐らくインドネシア独立を巡る旧日本軍や終戦後に植民地化の為再侵攻してきたオランダ軍と戦うインドネシア人を支援するため日本に帰国せず同国にとどまった旧日本軍義勇兵2000名(戦死者1000名)との戦闘の事なのだろうと理解することになります。


それよりも当時の飛行機が往復インド航空のジャンボだったのですが、主翼周辺から「ガタガタ、ミシミシ」と尋常じゃない大きな音がしていたので「シャレにならない!これは堕ちるかも!」と恐ろしかったのが印象に残っています。


T大学病院での血液検査の結果は、あまり変わり映えのしない内容でした。

◯アルブミン:4(前回3.8)

◯CRP:0.29(前回0.39)

⚫️LD(IFCC):248(前回231)

⚫️AST(GOT):38(前回34)

◯ALT(GPT):28(前回22)

⚫️γ-GTP:156(前回150)

⚫️ALP(IFCC):194(195)

△CEA:6.6(前回8.1)

◯CA19-9:22(前回22)

⚫️CA125:71(前回69)

⚫️Hb:12.7(前回12.2)

◯好中球数:4100(前回7000)

⚫️リンパ球数:500(前回500)

⚫️ヘモグロビンA1c:8.0(前回8.1)


主治医からは、

「肝臓の数値については、薬剤性肝機能障害の影響で「胆汁うっ滞」(胆汁の流れが悪い状態)が発生している可能性がありますが、現時点では警戒すべき水準ではないので経過観察で問題ないでしょう。」

「血糖値については、ヘモグロビンA1cをやはり7台にしておきたいところですね。」

とのお話がありました。

また、「それでは今日も化学療法頑張って下さい。それにしても、ここまで連続して抗がん剤治療を続けられるというのは、しばふさんの身体はもともと相当丈夫なんだと思います。」と言われました。


また最近、膵臓がんの新薬(ダラクソンラシブなど)の報道が相次いでいますが、「現在の治療法で病勢が変化するようになってきたら、「次なる一手」を考えていきましょう」とのことでした。

私からは「次なる一手」については言及しませんでしたが、心の中では「ナリリフォックス療法が承認されるまでの「つなぎ」としては「オニバイト」かな」と考えています。


ナリリフォックス療法は、「folfirinox療法-イリノテカン+オニバイト」で私にとっては「イリノテカンの代わりにオニバイトを投与する治療法」とも言え、米国で承認された治療法ですが、日本人には体力を消耗した状態では治療継続は難しいのではないかと勝手に思っています。

そのためにも現在のfolfirinox療法で疲弊している訳にはいかず、むしろ血糖値を制御しながら筋トレに励み更に筋肉を付けて病気と抗がん剤に対する「抵抗力」を今のうちに高めておきたいところです。


注目の新薬ダラクソンラシブの記事が日曜日の日経新聞に掲載されてから複数の友人から連絡を頂きました。

私の闘病を気遣って頂き、とてもありがたいことだと感謝しています。


ダラクソンラシブはK-RAS遺伝子という膵がん患者の9割に見られる遺伝子変異を標的とする新薬ですが、残念ながら私はK-RAS遺伝子が正常(K-RAS遺伝子変異野生型膵がん)という少数派なので一義的には対象外のようです。

ただ、「K-RAS遺伝子変異以外の膵がんにも有効」との未確認情報もあり注目しています。


密かに期待していた「免疫着火剤」は、欧州での保険承認を目指し現在第三相試験の準備中ですが、最近進捗したというプレスリリースが行われないことから、開発企業であるキャンバス(東証グロース4575)の株価も低迷気味です。

ちょっと嫌な感じの下げ方(チャートの形が悪い)なので、追加投資には二の足を踏んでいます。

総投資額に占める割合は5%程度ですが、メガバンク株の一部を利益確定して追加投資するか悩み中です。


むしろ腫瘍溶解ウイルス治療薬「テロメライシン」が食道がんで保険承認を実現したオンコリスバイオファーマー(東証グロース4588)が、膵臓がんに対しても臨床試験を準備中とのことなので、意外ととんとん拍子で進むかも知れません。

膵臓がんでも保険承認ということになれば株価に対するインパクトも大きいと思われるので、利益確定せず当面は継続保有方針です。


今日の東京市場は特にAI・半導体関連銘柄にとっては「お祭り状態」となりました。

私は3本のETF(「NF日経半導体株(200A)」「GXAIビッグデータ(223A)」「isベストAI(408A)」)以外は、いわゆる半導体銘柄はほとんど売ってしまい、個別銘柄で保有しているのはSUMCO(3436)ぐらいです。

家族は私と違い長期保有方針なので、まだ半導体関連銘柄を複数保有しているようですが、妻は「一体含み益がいくらになった?」との問い掛けに対して「それは秘密です・・・」と答えてくれなくなりました。

ほとんどが私のアドバイスで投資した銘柄ばかりなのですが・・・。


市場的には「お祭り騒ぎ」ですが、私はこのままイランが大人しく引き下がり核開発を諦め、WTI原油価格が戦争前の60ドル台水準に下落するとは考えていません。

もう一波乱あるというかイランは原油価格を高止まりさせ長期化に持ち込もうとするでしょう。


影の主役であるイスラエル(というか数々の汚職を立件されているネタニヤフ首相としては戦争終結してしまうとすみやかに総選挙をしなければならなくなる)としては、戦争終結出来ない事情があります。

もともと戦争(というか国防予算肥大化)に後ろ向きだったトランプ大統領が昨年末のネタニヤフ首相との会談後、態度を一変させたのはネタニヤフに脅されたからとみています。

恐らく事実上世界最強であるイスラエルの諜報機関モサドが押さえている極秘情報(恐らくエプスタイン文書ではなく映像etc)をネタに揺すられているのでしょう。


そもそも長期間稼働を停止していた油田や精製施設、輸出ターミナルを再び稼働させる作業工程は複雑で戦争中に受けたインフラの損傷を修復するのに数ヶ月、長ければ数年を要する可能性が指摘されています。

ですので、70ドル台半ばまで下げる局面があれば、性懲りもなくCFD取引でWTI原油を買うつもりです。


個別銘柄は昼休みに入れたINPEX(東証プライム1605)指値注文が3500円で200株約定してました。

史上最安値489円(2020年10月)から史上最高値4955円(2026年3月)までの上昇幅に対する38.2%押し(下落)水準である3250円でナンピン買い注文も入れています。

また、予想配当利回りが4%近くに迫りつつある石油資源開発(東証プライム1662)に対する投資も検討しています。


懸案となっていた血糖値管理については、以下の通りの推移となりました。

・昼食は控えめ(コンビニサンドイッチと紅茶のみ)

・12時に200超えを確認しインスリン12単位注射(通常は6単位)

・15時に追加インスリン12単位注射したところ急激に下がる

 (最高値398から夕食時まで70に急低下し低血糖はギリギリセーフ)

まるで新興株の乱高下のような激しい動きですが、今週は血糖値センサーから目が離せません。

出来るだけグレーゾーン(70〜180)の範囲内に収め毛細血管に「血糖値スパイク」のダメージを与えないように注意していきます。


今日は通院だけで歩数6000を超え、身体は疲れているはずなのですが、ステロイド製剤の影響により眠れそうにありません。(前回はほぼ徹夜)


睡眠導入剤を処方して頂きましたが、今晩も「長い夜」になりそうです。