角目好き

角目好き

四角いライトいかがです?

6年間乗ったゴルフ5世代のバリアントを下取りに出して、アップ2ドアに乗り替えた。

 

2009年製 200ps 6.8万km

ユーザー車検前の整備で、10年来の付き合いのある八王子の整備工場に預けてあったゴルフを引き上げ、家でルーフボックスを降ろし、18インチのデトロイトホイールを16インチのホイールに取り換えて、そのまま下取りのために中古屋さんへ乗っていくこととなった。

 

何か気に入らないところがあったというわけではない。生活防衛の側面と、積極的な理由もあったのだ。17年落ちのゴルフを預けた整備の中で、イグニッションコイル、プラグ、バッテリー、ワイパー、各フィルター類、ウォーポン、タイベルの交換を勧められ、今後の天垂れを直す金額を払うのなら、もっと燃費が良く税金の安い車に買い替えたほうがいいなと考え始めたのがきっかけだった。

 

6年間で2.4万kmしか乗ってあげられなかった。家族や友人と複数乗車で出かけるのは年に2~3回くらいしかなかった。車中泊でのボードにも出かけなくなった。こうなると、もうこんな速い2Lターボのワゴンを都心で維持していく理由が見当たらなくなっていたのだ。

 

1年位前から考えていた考えをエイやと実行するきっかけになったのが、電車1本で行けるお店においてあった極上のUPとの出会いなのだった。

 

2018年製 75ps 2.3万km  2ドアUP!

 

スポーツカーを得意とする中古車販売店で、モータでの最高額を上回る下取りを実現してくれて、今後ゴルフに必ず発生する、提示されて追加しなかった整備費、天垂れの修理代、そして今回の自動車税とユーザー車検代、これらに数万円プラスすればアップの購入費になったのだ。

 

10年間で車検5回50,000km、ゴルフのハイオク燃費9キロ、アップのレギュラー燃費18キロという条件で、17年落ちと8年落ちを考慮に入れて、毎年の自動車税、車検時の法定費用、ガソリン代の合計額の差をジェミちゃんに計算してもらったら、なんと75万円となった。ちなみに同じ8年落ちの軽ターボだったらさらに10年間で30万円安くなるけれど、このゴルフとアップの10年間の経費差額はそのまま生活防衛費用に充てられるのだ。付け加えて、タイヤ代、トラブル発生頻度と程度の差も生活防衛となる。

 

とまあ費用の面だけで決断したのではなくて、一番は、何人かのプロ評論家の意見にもあるとおり、「歴代ワーゲン最強のボディー剛性感と運転の楽しさ」に尽きると思うのだ。所有してきた8台のワーゲン(鉄仮面パサート、ポロ6N、ゴルフプラス、初代トゥーラン、ゴルフ5GTI、ゴルフバリアント、今も乗ってるEOS、今回のUP)の中でも、剛性感は断トツで、ぶっちぎりで運転が楽しいのだ。

 

930㎏という軽い車体で、前後3.55mと軽規格より15㎝長く、車幅は1.65mと17㎝広いだけで、ほぼゴルフ1型と同じサイズなのに、ゴルフ5GTIより乗っていて楽しく感じられる。アップライトなポジションと天井高からくる解放感。コンパクトだからこそ行き渡る人車一体感。出だしの軽自動車のようなエンジンのうなり方から、スピードトリプルのような咆哮に変わっていく3気筒エンジン。ハンドリングはVW伝統のアンダー強めで直進安定性が抜群。サスもVW基準。そして機械式クラッチによるトランスミッションにはヒルホールドがありクリープがないので、ブレーキを踏み続ける代わりにサイドを引いておくというマニュアル車そのものの操作が出来る。シフトレバーもノブがマニュアル車のようなスティックタイプで、マニュアルモードでコクコクギアチェンができる。そして何よりマニ音がしっかり響き、アクセルペダルの操作と合わせて、これは紛れもなくクラッチだけ機械に任せたマニュアル車だということがわかるのだ。ぐるっと一回りしただけの試乗だったけれど、即決した一番の理由はとにかく乗って楽しい車だからということなのだった。

 

2ドアのボディー剛性半端ない  175/65R14は軽快で良い

 

バリアントに載せていたルーフボックスをジェミちゃんがアップに載せてくれた。納車となってパーツが届き次第載せる予定でいる。これでボードにもキャンプにもいけるだけではなく、行き帰りの下道ロングが楽しい時間になりそうだ。後席もゴルフに遜色ないくらいに居住性がよく、同じ2ドアのEOS、シロッコ、ザビートルより圧倒的に広い。そしてやっぱり2ドアがカッコいいと思うのだった。