この一か月間で4台のオートバイを乗り回した。いや、正確には維持活動かな。
まずはRC30
今シーズン初の奥多摩走りに向かった。気温が読めなくてパンチがあまり効いていない革つなぎで行って途中で後悔した。山の中は涼しかったのだけれど、走りが熱くなってきてら、暑くて仕方がなかったのだ。
冬の間に、リアホイールをドカの軽量アル鍛17インチにして、前後を自分の中ではハイグリップタイヤと感じているロードスポーツに変えて、やる気満々。マフラーもHRC管に変えて馬力も上がったし、音もザ・8耐。数日前から体調と意識も照準を合わせてきた。そして当日は開店間際のショップでオイル交換もした。何かあったらヨロシク。
オイルはAZ 15W-50 MEC-019。走り出してすぐにエンジンが軽くなったことが分かった。だけど山の中では振動とノイズが出ている。次回は10W-60 MEC-025を試してみるかな。午後の周遊道路は空いていて、青梅側の入り口で休憩ライダーに聞いたとおりのコンディションで、すぐに没頭していった。久しぶりに自分の前にもう一人の自分が走っていた。冬には雪山で同じ感覚を味わいたい。
次はZZR1400でロング
オロロンラインを北上して、宗谷丘陵に登って降りて、海岸線を南下して、それから青山中央ラインに入って、ワインディング用のサスセットをしてから帰宅した。7時出発18時帰宅の610kmは、翌日どこにも出かけたくない気持ちにさせるのに十分な距離だった。だけどこのロングは楽しすぎた。強力な加速と強力な減速。サブスロットルのおかげで排気音をボーボー言わせての、マッタリツーもこなせる。北海道マシンはこれ一台で十分だなと、本気で思えた。タイヤはこいつにもロードスポーツ。
次はスピトリで青山ダム
同じ道をZZRで走っていたので、リアルにその違いを感じる。はっきり言って、この出だしからのスピードのノリは、どのオートバイでも敵わない。ノリノリで乗ってこれほどはまるオートバイは、他に知らない。今まで付き合い方を間違えていた。サスセットを見直したら乗りやすくなった。付いているオーリンズのバネレートを少し下げてタイヤもロードスポーツに変えたらまだまだ楽しめる。手放そうと思っていたけれど、東京に持って帰ろうかな。
次はXV1600
冬の間入退院を繰り返していたかつてのハーレーおじさんは、今はバルカン900。それでもつらそうだった。もう一緒に走れないかもしれないと監督に言われた。その監督も、もはやロングに出てキャンプを張る誘いには乗ってこない。一人でこんなに大きいの転がしても時間だけが余ってしまう。こいつとは最後のRUNになったかも知れない。ま、北海道をこいつで1周出来たし、いっかな。
最後にZZR1400で峠
毛無峠~キロロ~豊浦~ニセコ~パノラマ~小沢ライン~キロロ~毛無峠という300km位を革つなぎを着て攻め続けた。10時出発の17時帰宅。メガスポで峠を攻められるのか不安だったけれど、奥多摩で見たもう一人の自分が前を走ってくれるというゾーンの状態に入ったら、肩の力が抜けて、スピード感が消えて、体が自動的に動いてくれた。周遊よりスピードレンジが15キロは高いので、スライダーから伝わってくる路面はやっぱり硬い。ZZR1400は面白過ぎる。
こいつはZX-7Rにそっくりのフィーリングで、重い分を分厚いトルクでカバーしている。RCのように、高い位置からスパッと入ってクルッと回るのとは違う。低い重心のマシンに乗っているリアルな感触としては、まさにSG用のアルペンボードに乗っている気分に浸れる。GSではなく、スーパーG。フルバンク中のスピードは同じくらいだし、ヘルメットの中で何度もつぶやいていた。やべー。
今シーズンのバイクライフは久しぶりに随分と弾けている。飛ばないようにしっかり自制して、冬が来るまで走り続けて行こうと思う。




