ある日、日常はとんでもない形で壊れてしまう。たとえ自分がどんなに気をつけたとしても…

とある高校に通う2年生の僕。
どこにでもいそうな平凡な人。特別目立った行動をする人でも教室の隅でこそこそ本を読むような根暗な奴でもない、そう、本当に普通なんだ。

友達もいるし普遍的な生活を送っていた。
そんなある日転校生がやって来た。
あやかという名前だ。髪が長くストレート、ノンフレームの眼鏡をかけている。痩せすぎず太りすぎずいい容姿をしている。

軽く自己紹介を済ませたあと席に着こうとする、その時クラスメイトの誰かが、席替えをしようと言い始めた。これには担任も乗る気でテキパキと準備をし始めた。
いつもの席替えは、自主性を尊重しますとかなんとかで友達同士席が近い。
だが今回は転校生もいるということでくじ引きとなった。

結果から言うと僕の席は窓側の二列目後ろから二番目の席となった。ある程度近くには話す奴もいるからそこそこ良かった。
しかし左隣には転校生の彼女がいた。彼女の席の前後の女の子達が話しかけている。戸惑いながらもちゃんと返していた。

話し終えるとこちらを向いてきた、しっかりと僕の顔を見ながら一言

「よろしくね。」

と。
僕は挨拶くらいはと彼女の方を向き同じく、よろしく。と一言言った。

チャイムが鳴る