僕はある田舎の村に生まれた子供だ。
僕は少し他のみんなとは違う。
同い年の子より若く見られるし、大きな怪我でもすぐに治る。
そんな僕は生まれた時から忌み子と言われていた。

村の大人たちは僕の事さらに気味悪がって鬼の子だと言い始めた。

ある時その村の人たちに殺された。

だったのだが、生きていた。
朝になり血まみれの姿を見られた時は一層村の人たちに避けられた。

ついには、僕に関わるのは村の掟とされていた。

そんなある時僕に話しかけてくれる女の子が居た。

「ここから一緒逃げ出さない?」

そう言って手を差し伸べてくれた。

逃げ出したが結局逃げ出したのがばれて捕まってしまう。

女の子は怒られていた。

僕が思っていたのは手を差し伸べてくれた時、あの子の手はなんであんなにも暖かったのかと。そして思ったなんで僕は死なないのかと。

そんな事があってから、僕はさらに村の人達からの暴力に合っていた。
その場所から村の人達が居なくなると、女の子はそこに立っていた。

女の子は聞いた。

「君の名前が知りたいな。」

答えられなかった。
僕には名前が無いし。
話すための舌がないんだ。
ごんめねと心の中で呟くしか無かった。

「一緒に帰ろう?」

そう言うと彼女は僕の手を引っ張り走り始めた。
僕には帰る場所も居場所もない。
そう、あてもなく走って行った。

彼女は走りやめなかった。こんなことをしても殺されちゃうだけだよ?
それでも僕らは走りす続けた。
そして遊んだ日が暮れるまで。ヘトヘトになるまで。

夜が明けて、遊び疲れてその場で眠ってしまった僕達は捕まってしまった。村の人達に。

つかまりながら僕はこう考えた。
こんな、嫌な世界ならみんな無くなってしまえばいいんだ。

ふと、なにか声が聞こえてきた。
すると瞬く間に僕と彼女以外の凡てが為すすべなく、どこかに吸い込まれてしまった。

僕は何も知らない。これから先どうなろうと。
僕はどうでも良かったんだ。
彼女とさえ居られれば。

fin


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読んでて感づいた方もいるのでは?
そうです。これのシナリオは六兆年と一夜物語を使っています。歌詞を自分なりに解釈して書いてみました。
ちょっとした短編を書きたかったので。
今書いてるやつもどんどん更新していきます!
(実はあれ、題名がまだついていない笑

それでは。