いつもブログを見ていただき

ありがとうございます!

 

 

 

 

 

前回は暗号資産(仮想通貨)というものが

どういったものかというお話をしていきました

 

 

 

 

今回は

 

 

・暗号資産の歴史

 

・近年の暗号資産への認識の変化

 

・近年の暗号資産の動き

 

 

 

についてお話していきます

 

 

ではいきましょう!

 

 

 

 

 

 

暗号資産の歴史

 

 

 

 

今でこそ世間を賑わせている

 

暗号資産ですが

 

どこから始まっていったのでしょうか?

 

 

①~⑧に分けて

大きな事例を挙げていきます

 

 

 

①10年越しの実現

②論文の登場

③暗号資産の始まり

④取引所開設

⑤米ドルと同額になる

⑥当時世界最大だった取引所が倒産

⑦イーサリアム登場

⑧そして現在へ

 

 

 

 

10年越しの実現

 

 

 

 

暗号資産が正式に始まったのは

ビットコインが登場した2009年ですが

それ以前にも

仮想通貨を確立しようとする試みはありました

 

 

 

1998年

 

暗号資産のパイオニアである

ウェイ・ダイ氏とニック・サボ氏の2人が

通貨の分散化の可能性についての

アイデアを発表しました

 

 

 

彼らのアイデアはいずれも

 

 

 

紙幣硬貨を作るためにお金を使う

 

 

 

という従来の金融システムの非効率性を

デジタル通貨に置き換えるというものでした

 

 

 

当時はどちらのアイデアも実現しませんでしたが

ダイ氏とサボ氏は10年以上経ってから

暗号資産の初期導入者となったんですね

 

 

 

 

論文の登場

 

 

 

 

暗号資産の世界は

 

 

サトシ・ナカモト氏

(本名か不明。個人かも不明)の名で

 

ホワイトペーパー

「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」

 

を発表したことから始まりました

 

 

この論文では

 

 

ビットコインとは何か?

なぜ従来の金融システムよりも優れているのか?

 

 

を説明し、ブロックチェーンを導入することで

暗号資産に欠けている部分を解決しようとしました

 

 

 

ナカモト氏の論文は

10年前に実現化しなかった初期のアイデアを拾い上げ

現在の暗号資産の基礎となっています

 

 

 

 

③暗号資産の始まり

 

 

 

それから3カ月ほどで

ナカモト氏はビットコインの最初のブロックを採掘し

暗号資産の世界は公式な始まりを告げました

 

 

ナカモト氏は最初の取引を確認するために

50ビットコインの報酬を獲得し

 

 

そして取引が正式に記録され

ビットコインが正当化されたことで

暗号資産が正式に始まったんです!

 

 

 

 

 

④取引所開設

 

 

 

 

 

ナカモト氏の取引から1年以上が経過し

初の仮想通貨交換市場が開設されました

(現在は閉鎖されています)

 

 

交換市場の開発は

ビットコインフォーラムのユーザーが提案したもので

ビットコインを商品として扱い、人々が相互に取引したり

ドルに交換したりすることを始めようとするものでした

 

 

当初は1セントの端数であったビットコイン1枚の価値を

トレーダーが実際に測ることができるようになったのは

これが初めてでした

 

 

 

 

 

 

☆小ネタ☆

 

最初の仮想通貨交換市場が設立され

これからが楽しみな感じで成長している中

ビットコインを使った最初の商品購入が

ラズロ・ハニエツ氏によって記録されました

 

 

2010年5月22日に

ハニエツ氏が

Papa John's(アメリカのピザ宅配レストランチェーン)のピザ2枚を

10,000ビットコインで購入しています

 

※ちなみに、2021年3月時点での

10,000ビットコインは613億3893万7700円です(笑)

 

この日は

仮想通貨の正当性をさらに確かなものにしたので

それ以来この日を毎年

「Bitcoin Pizza Day」として祝わっているそうです

 

 

 

 

少し脱線しましたが

お話を戻しましょう!

 

 

 

⑤米ドルと同額になる

 

2011年2月ごろから他の取引市場が出回ってきて

6月にはビットコインの人気が急上昇し

初めて米ドルと同額になったのです

 

 

そして

この年は新たな暗号資産が

次々と登場しています

 

 

同じく6月ごろに

とある取引市場で初の仮想通貨ハッキングが発生し

2,000ビットコインがハッカーによって盗まれてしまいましたが

人々はそれほど気にせず

市場の知名度と保有量は増え続けていきました

 

 

 

⑥当時、世界最大だった取引所が倒産

 

 

2014年2月

 

この取引所は暗号資産の歴史上

最も大規模なハッキングの標的となりました

 

ハッカーは

この取引所の顧客から

74万ビットコインを盗み出し

さらに取引所自体からも

10万ビットコインを盗み出しました

当時の価値は4億6000万ドル

 

 

 

結果的に

ビットコインの価値は

数ヶ月のうちに50%も急落してしまい

取引所各位はこのハッキングによって

セキュリティ対策の強化が必要であることがわかりました

 

 

 

⑦イーサリアム登場

 

 

2015年7月

 

 

ビットコインや競合する暗号資産が

ハッキングされたショックからまだ立ち直っていない頃

新たな暗号資産が登場し、別のセキュリティをもたらしました

 

 

 

イーサリアムネットワークは

暗号資産イーサリアムを交換するための

プラットフォームとして誕生しました

 

このネットワークでは

第三者を介さずに信頼性の高い取引を

容易に行うことができる暗号ソフトウェアである

※スマートコントラクトが普及しました

 

 

 

※スマートコントラストとは

 

 

簡潔に言うと

 

決められた処理を自動的に

実行する仕組みのこと

 

です

 

皆さんがよく使っている

日常的なもので

分かりやすく例えると

 

iPhoneや目覚まし時計などの

アラーム機能などの

認識です

 

 

 

 

⑧そして現在

 

 

暗号資産の世界はその後も発展を続け

現在では取引可能な暗号資産の数が

2,000を超えています

 

 

ビットコインは

現在の市場全体の額のトップに君臨し続けており

後に続き、イーサリアムとXRP

 

これが上位3つの暗号資産となっています

 

 

 

ここまで暗号資産の大きな動きについて

お話していきました

 

 

 

 

 

過去の事例や歴史を

知ってもらったところで・・・

 

 

 

 

 

今現在の暗号資産の認識は

どうなっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

近年の暗号資産への認識の変化

 

 

 

ここ2~3年の間に

暗号資産に対しての認識が

変わってきているのをご存じでしょうか?

 

データと共に見ていきましょう

 

 

 

2017年に行われたのアンケートの結果からですが

 

仮想通貨について

どの程度知っていますか?

という質問に対して

 

 

 

購入方法・使い方を知っていると

答えた人がたったの2.7%

 

よく知らないと答えた人が

ほとんどだったんですね!

 

 

さらに・・・

今後、仮想通貨を使ってみたいと思いますか?

という質問に対してはほぼ9割の人が

使う気はないと回答しています。

 

 

 

 

 

 

2017年では9割の人が

利用する気はないと回答していましたが

 

 

現在はどうなっているのでしょうか?

 

 

 

 

現在では

クレジット決済大手マスターカードが

18ヶ国より計15,569人を対象に

アンケートを行ったところ

 

 

回答者のうち93%が

デジタル通貨、QRコードなどの

新しい決済を検討しており

 

そのうち、暗号資産に関しては

40%が来年にでも

使用を開始するつもりだと回答しています

 

 

 

世代別では

特に20~30代の暗号資産への関心が高く

77%が暗号資産について

もっと詳しく知りたいと回答していて、

75%が技術的な仕組みを理解した上で

暗号資産を使用していきたいと回答しています

 

 

リンク

↓↓↓↓↓↓↓↓

 

マスターカードの世界18か国調査:コロナ渦でどう変化したのか?

 

 

 

 

 

近年の暗号資産の動き

 

 

 

ネット上で世界中の人が開発に参加する

無料のプログラムで開発されたビットコインが

独自の取引承認システム

 

 

「マイニング」

 

 

によってコインの発行を開始しました

 

 

 

 

 

暗号資産の盛り上がりと共に

マイニングという言葉が

よく聞かれるようになりました

 

言葉では聞いたことあるけど

実際何の話なの?

 

マイニングって仮想通貨?

 

 

という方もいらっしゃると思います

 

 

 

 

 

マイニングって何?

 

 

マイニング(mining)とは

 

 

① 地中の鉱物などを掘り出すこと

 

③ 大量のデータを解析して有用な情報を抽出すること

 

③ ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産で

   新規の取引情報を解析し、ブロックチェーンを作成する作業

 

 

 

マイニングは英語で採掘を意味しますが

上記の③の作業のことをマイニングと呼んでいます

 

 

 

 

マイニングの言葉の意味がわかったところで・・・

 

 

マイニングがどういったものなのか

見ていきましょう!

 

 

 

 

 

マイニングとは

 

 

 

 

 

 

 

暗号資産の取引データを追記する作業のこと

 

 

 

 

その報酬として暗号資産を受け取ることができ

受け取る暗号資産は

取引作業を行った通貨で支払われます

 

 

 

例えば暗号資産で有名なビットコインを例にすると

 

 

 

 

ビットコインの取引データの追記作業を行うことで

その対価としてマイニングを行った人に

ビットコインが支払われます

 

 

 

暗号資産の話題になると

よく出てくる言葉がマイニングだと思います

 

 

 

暗号資産とマイニングって

似たようなものだと考えている人も

いるのではないでしょうか?

 

 

 

実際は

 

 

 

暗号資産=マイニング

 

 

 

ではありません

 

 

 

マイニングとは作業のことで

投資ではありません

 

 

 

マイニングとは暗号資産の暗号化システム

取引履歴のシステムに参加する

 

 

 

ということです

 

 

 

 

一定期間ごとにすべての取引記録を

取引台帳に追記することで整合性を管理しており

 

 

その追記の処理には

ネットワークに分散されている今までの取引台帳データと

追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を

記録することが求められます

 

 

 

また、この取引台帳データのことは

「ブロックチェーン」と呼ばれ

追記作業が「ブロック生成」と呼ばれています

その対価として暗号資産を受け取る成果報酬です

 

 

 

 

 

 

作業を行えば報酬が得られ

やらなければ報酬を得られない

 

 

 

 

認識では成果型報酬となるので

労働収入という認識が

近いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

マイニングは

ブロックチェーンの技術に貢献しており

 

 

ビットコイン含め、

暗号資産は世界中で取引が行われています

 

 

 

 

 

暗号資産には

銀行や国のようにそのお金を管理する機関がないため

取引が正しく行われたかを承認してくれる機関がありません

 

 

 

そこで代わりにマイナー(マイニングをする人)達が

その作業を行っています

 

 

しかしその作業が無報酬では

誰もマイニングを行いませんよね?

 

働くことでお給料が発生しないのに

働く人はいないですからね・・・

 

(稀にいるかも・・いたらごめんなさい)

 

 

 

 

 

そのため取引作業の承認を行うことでその対価として

その暗号資産を受け取ることができるようになっています

 

 

マイニングの具体的な作業って

何なのかと言うと

かなり専門的なお話になってきますので

上級編でお話していきたいと思います

 

 

 

 

基本的にマイニングは

誰でも参加することができます

 

 

 

しかし、マイニングをするためには

膨大なデータを処理できるコンピューターが必要となります

 

 

俗にいうスーパーコンピューターですね!

 

 

 

 

 

 

性能の高いコンピューターは

その分高額になり

稼働させるために電気も消費します

 

 

得られる報酬だけではなく

そう言ったコストも含めた上で

マイニングをするかどうか・・・

 

 

今ではファーミングステーキングと言われる

次世代の動きも出ていますので

 

いかに早く最新の情報を

手にすることができるかどうかということが

大事になってきます

 

 

 

・ファーミング

・ステーキング

 

 

に関しては第3話で

詳しくお話していきたいと思います

 

 

 

 

ここまでいかがでしたか?

 

 

 

今回は

 

 

・暗号資産の歴史

 

・近年の暗号資産への認識の変化

 

・近年の暗号資産の動き

 

 

についてお話していきました

 

 

 

 

第2話はこんなところで…

 

 

 

第3話では

現在話題沸騰中の

ビットコインについて

詳しくお話していきますので

ご期待ください!

 

 

 

 

 

是非ご覧ください!

 

 

 

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                藤原