日本語教師って、「日本語ネイティブならだれでもできる」と思われている節があるが、そんなことはない。
でも、「この仕事、簡単に思ってませんか?」っていう人が、どういうわけか教育機関で教えていたりするのは事実だ。
「教案書いた?」
「授業準備、ホンマにした?」
「この文型、何やと思った?」
「教える気ある?」
「あなたのその日本語、初級の人に理解できます?」
っていう、「マジか?」みたいな授業をする人は、正直いる。
だから、ちょっと、養成講座で授業するときもナメてた。
この人たち、本気で日本語教師する気あるのか?
ちょっとお小遣い稼ぎと思っているのか?
ボランティアの延長だと思ってたりするのか?
実際、やってみてびっくり。
全員本気。
しかも、なんかうまくない?
授業準備の1週間、それだけに費やしました?っていうくらいの本気度。
あ、わたしも本気でせな。
この人たちがこのモチベーションでやったら、たぶんいける。
本当にそう思いました。
養成講座で幸か不幸か、わたしのクラスに振り分けられたみなさん、本当にありがとうございました。
わたしも初心にかえろうと思いました。
まずは攻めの姿勢に戻したいと思います。