緊急地震速報ライブを肴にお酒を飲むほど地震好きのツレ、本日も酒の肴に地震関連のYoutubeを見ておりました。

 

「おとーちゃん!『南海先生(地学系Youtuber)』がなんかすごそうなこと言ってるんだけど早すぎて何言ってるかさっぱりわからないから解説して!」

 

「・・・ん?いいけど・・・何?解るか判らんよ。」

 

「大丈夫!おとーちゃんなら解る!」

 

その自信はどこから来るんだ・・・?!

 

・・・とまあ、一通り見て要約すると、

 

1. 以前から地震直前に電離層の電荷状態が変化して、地震との関連が指摘されていた。

2. ただ、何故そのような現象が発生するかは不明であった。

3. 地震発生直前の地層のズレで摩擦帯電する可能性も指摘されていたが、何故帯電するのかは不明であった。

4. スメクタイト(粘土)層に取り込まれた水分が、高圧下で超臨界状態になり、電気伝導度が著しく低下することで摩擦で発生した静電気が帯電することが実験的に証明された。

5. 実験で発生した電荷とその地下の地質状況の推定から帯電量が、実際に発生した電離層の帯電と良い相関が見られた。

 

ということなのだが、どう説明したもんだか・・・

 

「あのね、地下に溜まっている粘土に含まれる水が、強い圧力で押し付けられていると、水なのに電気を通しにくい状態になっちゃうんだよね。だから地震の最初の断層のズレで静電気が溜まっちゃってそれが空の高いところに雷雲みたいな感じで電気溜めた状態にしちゃうらしいことが解ったんだよ!」

 

と説明したら

 

「うん!すごくよく解った!」

 

ご理解いただけました。

 

普段から

「話難しいんだよ。わかり易く説明しなさい!」

と怒られている教訓がここで生きてくるとは・・・