お伊勢参りしてからいかだ荘山上へ。ここは志摩市の的矢にある旅館で冬場は牡蠣のフルコースが食べられます。今回同行した友人に去年行った後でその話をした時、「俺も行きたい!」と言っていたので1年ぶりの再訪。

 

お伊勢参りして15時過ぎに宿到着。場所は的矢湾のいわゆる『的矢牡蠣』で有名な佐藤養殖場のすぐ先の強烈な坂を登って行った先にあります。この坂、かなり強烈で最後のカーブでバンパーの下側擦ってしまいました。まあ、去年来た時もそうだったので覚悟しており心のダメージはない。Stingのエアロバンパー、雪道とか悪路走り回る我々には向いてないなぁ・・・すでに下部割れまくり。

 

ここはほぼ全室オーシャンビュー。部屋からは高台から眺める的矢湾が良い眺め。(例外が2-3部屋あり。)

 

湾内にはたくさんの生簀が浮いております。あそこで今日の晩ご飯を養殖しているわけですな。新年早々、漁師の方が生簀で作業しております。

 

風呂は温泉ではないのですが、2つある貸切の露天風呂のうち1つが一部屋につき1時間予約できます。時間帯は早い者勝ち。せっかくなので長めの良い時間の到着すぐに予約して友人とビール飲みながら入浴。

 

ここからもなかなか眺めが良いです。風呂の温度は冬場の露天ににちょうど良い塩梅でのんびり入浴。

 

部屋から夕日が綺麗にみえました。暗くなればそろそろ晩ご飯の時間。

 

ここは牡蠣と合わせるのにスロベニアワイン推し。

 

さて、いよいよ晩ご飯。メニューはお造りとデザート以外ほぼ牡蠣入り。

 

まずは先付け。時雨煮と南蛮漬けとオイル漬け。すでに牡蠣4個。私は南蛮漬けがかなり好み。

 

生牡蠣。これは言わずもがな。濃厚でクリーミーな味わい。

 

焼き牡蠣も暖かく蒸された感じで塩の香りがちょうど良く美味。

 

お寿司も牡蠣。

 

蕎麦にも牡蠣。

 

みぞれ鍋にも大粒の牡蠣。他に牡蠣フライや土瓶蒸しも出ました。土瓶蒸しにも当然のように牡蠣が入っております。

 

締めは牡蠣ご飯。赤出しにも牡蠣が。

ちゃんと数えていないのですが、通算25個近く牡蠣食べたんじゃないですかね。しばらく亜鉛不足の心配はなさそうです。

 

結構しこたま飲みながら食べたので全員早々に就寝しました。

 

翌朝、露天風呂に入って出てくるとちょうどロビーから日の出の時間。

 

朝ごはんは重箱に地元のお惣菜の数々。味の干物もついて朝から食べ過ぎ・・・。朝食は牡蠣の「か」の字も無いのがまた良いです。

 

料金は1泊2食付きで25000円。値段だけ見ると安くは無いですが、眺望の良いロケーション、牡蠣三昧と眺めの良い部屋、正月シーズンと考えると納得のお値段でした。

 

本当は他の友人含めた4人で行くはずだったこのお宿、前々日に現地集合の友人、家族が風邪ひいて絶賛体調悪化中だったので急遽キャンセル。こればかりは致し方ないので宿に1名分のキャンセルの電話をした時の事。

 

「・・・そういうわけで直前で申し訳ないのですが、急遽一名キャンセルさせてください。」

 

「わざわざ事前にご連絡ありがとうございます。そういえば、いただいたお電話で恐縮なのですが、一旦全員キャンセルさせていただけませんか?」

 

「・・・はい?あ、いや、3人は泊まりたいと思っているのですが・・・」

 

「いえね、実はこの辺りで12月から『みえ旅』というのが始まったんですよ。」

 

「はあ。」

 

「ただ、mti様、9月にお申し込みいただいたので12月以降にお申し込みいただかないと適用対象外なんですよ。」

 

「はあ。」

 

「なので、一旦このお電話でキャンセル後の再申し込みという事にさせていただけると、お一人様4000円のクーポンをおつけできるんですよ。宿泊料にはご利用いただけませんが、お飲み物やお土産にはご利用いただけますし、もちろん、翌日までなら三重県内各所でご利用いただきます。ネット申し込みのキャンセルメールが届くと思いますが、そちらは無視していただいて構いません。」

 

「お・・・是非!キャンセル、再申し込みでお願いいたします!」

 

という事で、ワイン2本、日本酒2−3号飲んだ分はほぼほぼ三重割りでカバーできて非常にラッキーでした。

 

 

 

そういえば、去年もこの時期泊まってたんだ・・・。

 

今年行けなかった友人も含めて来年もまた来るんだろうなぁ・・・。