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被曝米ロンダリング(産地偽装)が始まる!今のうちに古米の備蓄を

間もなく新米の出荷が本格的に始まりますが、それについて怖い話があります。

今、福島県内のある業者のもとに、『新潟県産』や『栃木県産』など他県の名が表示された2010年産米の 30キログラム用空き袋が続々と集まってきています。精米(白米)にする前の玄米が入っていたもので、 すべてJAが検査したことを示す検印入り。もちろん、今年収穫される福島県産玄米を詰めて、 被曝リスクのない安全な他県産米として売りさばくためです。

というお話。こう言っているのは、『コメほど汚い世界はない』の著者でジャーナリストの吾妻博勝氏。

コメほど汚い世界はない
吾妻 博勝
宝島社
売り上げランキング: 83171

福島のお米は、放射能の問題もあり、非常に安い価格で仕入れることができます。
だから、それを安く仕入れて他の産地に偽装して売れば、業者は大儲けできるということ。

福島以外にも、ホットスポットになっている産地があって、そうしたところのお米には、かなりのりょうのセシウムが含まれているはずですが、それらをすべて検査できる体制では、今はありません。だからそうしたお米も、産地偽装されたり、ブレンドされたり、巧妙な方法で売られてしまう可能性が大なのだということ。

このいわば、汚染米ロンダリング・被曝米ロンダリングは、1999年の茨城のJCOの事故のときにもあったのだとか。
被曝した茨木のお米が、「千葉県産」とか「埼玉県産」として売られていたといいます。

そんな怖いお米が子供の給食などに使われなければ良いのですが。
原発震災で米不足が来るという話もあります。

被曝米が出回る前に、まだ買うことができる昨年産米を、できるだけ買っておきましょう。
数か月程度様子を見れば、何が安全なお米なのか、知ることができるはずです。

スーパーなどにはもう、2010年(平成22年)産の古米はあまり残っていませんが、アマゾンでならまだ買うことができます。送料無料で届けてくれるのもうれしいです。

逆浸透膜の浄水器で、セシウムなどの放射性物質が除去可能な理由

逆浸透膜の浄水器なら、放射性セシウムやヨウ素などの放射性物質を除去することが可能です。

逆浸透膜とは、ものすごく細かい目のフィルターのことで、水以外のものをすべて取り除いてしまう装置(膜)のことです。
網の目がものすごく細かいため、これに海水を通すと真水になってしまうほどです。

実際、国際航路を航行する大型客船には逆浸透膜を使った浄水装置が搭載されていて、海水から飲み水(真水)を作っています。宇宙飛行にも逆浸透膜が使われていて、限られた水をこれに通してリサイクルしています。

逆浸透膜の網の目の大きさは、0.0005ミクロン。
これに対し水の分子の大きさは約0.0003ミクロン。

だから水分子よりも大きなものは、何でも除去することが可能です。

細菌やウイルスは完全に除去できるし、鉛とか水銀のような有害な重金属も除去することが可能です。

放射性物質のヨウ素131やセシウム137の粒子の大きさは、約0.01~10ミクロン。
水の分子よりも大きいため、逆浸透膜を使った浄水器なら、これらを除去することが可能です。

福島第一原発の事故以来、食べ物や水の安全性に注目が集まっています。
これまでのような農薬や添加物ではなく、放射性物質というもっとずっと恐ろしいものへの不安です。

不安だけでなく、東京都などでは、乳幼児の摂取基準を超える放射性ヨウ素が見つかったことがありました。

それ以降、水道水の汚染のニュースはありませんが、水道水は本当に安全なのでしょうか?
政府・行政の検査や発表は、これまでの経緯から信頼性が低いと言わざるを得ません。
一定レベル以下のセシウムの検出なら、「不検出」と発表したり、検査自体をしていない自治体があるのが実態です。

そこで、水道水から放射性物質を取り除く技術として、逆浸透膜を使った浄水器が、技術に詳しい一部の人たちの間で注目されるようになりました。

前述のように、逆浸透膜なら細菌やウイルスをはじめ、放射性物質も除去することが可能です。

でも、問題になるのは値段、そして家に置ける大きさなのか?ということです。

逆浸透膜の浄水器を置きたいんだけど、ウチは台所が狭いから・・・。
知り合いの奥さんが言っていました。

でも、2011年に入って、かなりコンパクトなサイズで、しかも安い浄水器が販売されるようになりました。
NEOS(ネオス)という浄水器で、大きさが高さ37cmで奥行き39cmという、普通の据え置き型浄水器よりも一回り小さいサイズ。
だから、マンションなどの狭い台所でも利用が可能です。

値段が高いと使えないと思いますが、この浄水器はレンタル方式で、料金は月々3,500円とお手ごろ。
ペットボトルやウォーターサーバーの水を注文するより、安く済ませることが可能です。<br />
電気を使わないので、電気代も不要です。

詳しくは、メーカーのサイト を確認されてください。


子供の自転車ヘルメットの着用が進まない理由

2008年に道路交通法が改正され、子供の自転車ヘルメットの着用の努力義務が、保護者に課せられました。
しかし、子供へのヘルメットの着用は、なかなか進んでいないということです。

子供への自転車ヘルメットの着用が呼びかけられている背景には、子供の自転車事故が多いためで、大阪府ではこの10年間、子供の交通事故死傷者の半数を占めています。

事故が多いにもかかわらず、子供のヘルメットの着用率は低く、2010年は15歳以下で2201人が自転車乗用中の交通事故で死傷しました。このうち、ヘルメット着用者は138人にすぎませんでした。

子供がヘルメットをかぶらないのは、親がかぶるように言っても、「子供が嫌がる」ためです。ヘルメットの重要性が子供に理解されていなことがこの背景にはあり、またヘルメットは、「かっこ悪い」という子供の声も多いといいます。

子供が自分からかぶりたくなるような、「かっこいい」子供用ヘルメットの開発が、これから必要ではないかと思います。