切手 | 現在更新していません

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fy20030613さんのブログ-CA3A0328-0001.JPG


私は毎日銀行のお使いで郵便局に行きます。その日の郵便物を出しに行くんです。



「ついでに絵封筒用の切手を買おうビックリマーク」と張り切っていた日、ちょうど研修所で研修中の新人さんが1日営業店体験で店に来ていました。



簡単な仕事を教えていろいろやってもらいました。新人さんは一つ一つ聞き漏らさないように熱心に聞いていました。



私は「見て覚えろ」の教え方は一切しないのですが、負担も増えます。いかに堅いものを砕いて説明出来るか、いかに応用できる思考力を付けさせるために基礎を定着させるか、いかに効率的に指導を進めていくか…をいつも考えています。


過保護と思われる事もあえてやります。新人さんが書いたメモは後で見直した時に肝心なところが抜けていたり、ちょっと間違って書いてしまっていたりします。つまり使えない部分が多いのです。実際私が新人の頃に書いたメモノートがそうでした。なので私は新人さんのメモノートは毎日添削します。足りないところは補足し、「?」が書いてあるところは説明を書きます。使えるメモノートに変えるんです。さらに、一度教えただけで脳に記憶させる事は難しいというのは理解していますので、机の鍵にしろ書類にしろなんにしろコピーをとらせて記憶だけに頼らないようにさせています。これによって記憶するまで何度も同じ事を教える回数がぐっと減ります。あとは自分で作ったマニュアル本もありますし、スムーズに応対出来るようになるまでロールプレイングを何度もやります。本番一発勝負はさせません。



そんな指導に熱い私に、郵便局に行くお使いを新人さんにも教えてやってくれとのことで、急きょ新人さん2人を引き連れて郵便局に行くことになりました。



私がちょっと移動すれば一緒についてくる新人さん。真剣に私の行動を見つめていました。単なるお使いなのでいくら熱くても特に教えることもなかったのですが…



銀行の用事を済ますと、「さて今日の目的だった絵封筒用の切手を買うぞビックリマーク」と郵便局員さんにいろいろ切手を見せてもらう私。切手の種類が多くてテンションがあがり「あれか、これか」と選んでいる私を新人さんは真剣に見ていました。


何種類か買ってご満悦な私は帰り道、新人さんに絵封筒の話をしました。「この切手を使うんだ~ビックリマーク」と。すると…



「えっ…それ私用ですか?」



と驚く新人さん。



私の私用を業務の一つと思い、真剣に覚えようとしてくれていたんですね。



ごめんなさい~。



写真の切手は東北の景勝地(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)です。「国立印刷局製造平成19年7月2日」とあるのは結構前に造られた切手なのかな?これは使わないで取っておこうと思います。