★★★★★誰かが言ってただろう、一人の死は悲劇だが、百万の死はなんとやら、とか。ひとり殺... この投稿をInstagramで見る ★★★★★ 誰かが言ってただろう、一人の死は悲劇だが、百万の死はなんとやら、とか。ひとり殺すよりもウン万人殺すほうが、正義の掲げやすさも段違い。少なくとも、むかしはそういう世界があったのだ。 ● ● 倫理の崖っぷちに立たせられたら、疑問符などかなぐり捨てろ。 内なる無神経を啓発しろ。世界一鈍感な男になれ。 正しいから正しいというトートロジーを受け入れろ。 ● ● 理由を告げずに逝くことは、遺された者を呪縛する。自分はなぜ気がつかなかったのか、自分が悪かったのではないか、自分が他ならぬその死の理由なのではないか。死者は答えない。だからこの呪いは本質的に解かれることはありえない。忘却というものがいかに頼りないか、誰でもそれを知っている。夜、寝入りばなに突如襲いくる恥の記憶。完壁に思い出さずにいられるような忘却を、ぼくらの脳は持ち合わせていない。ひとは完壁に憶えていることも、完壁に忘れることもできない。 ◎ ◎ SF小説。2007年。13年前にこの構想を考えるって凄いな。 著者の伊藤計劃氏が2009年没。 こんな人をこんなに早く死なせないでほしい。 ◎ ◎ #伊藤計劃 #虐殺器官 #読書 #自己投資 #投資 アール(@shorteuro)がシェアした投稿 - 2020年Mar月8日pm2時58分PDT