★★★★★ 読了。 ・ ・ 自分たちにだって、定年の日はすぐにやってくるというのにだ。そう、「散る桜残る桜も散る桜」なのだ。 ・ ・ 大学院を受験しようと思って啄木を読んでいた頃、エッセイ「硝子窓」に書いていた彼の心理が、そっくり俺の今だ。(中略)「金も欲しい、本も読みたい、名声も得たい。旅もしたい、心に適つた社会にも住みたい、自分自身も改造したい、其他数限りなき希望はあるけれども、然しそれ等も、この何にまれ一つの為事の中に没頭してあらゆる慾得を忘れた楽みには代へ難い」 ・ ・ 俺が今、生き生きと張り切る千草を、好きにやらせようと思えるのは、自分自身が幸せだからだ。家族の幸せを喜ぶ幸せではなく、俺自身の人生が幸せだからだ。 ・ ・ 「悪くないよ。職場と墓場の間で、刺激的なことのある人生こそが面白いんだ」 ・ ・ 「恋?お前も情けないものと比べるね。あんなものは十代でも二十代でも、生きてるついでにするものだよ」 ・ ・ ・ 一気読み!!!どうなるの?どうなるの?と気づけば一気読みでした。読んでいて楽しい本はいいですねー! ・ この先、避ける事ができない老いていくということを考えるいい機会になりました。 ・ ・ #終わった人 #内館牧子 #散る桜残る桜も散る桜 #読書

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