夜中に息苦しさを感じて目を覚ました。


ふとトイレに行こうと布団からでると何か違和感を感じる。


なんだ??


やっと暗闇目が慣れてきた。


寝る前にいた部屋とまったく違う見覚えのない風景・・・・


いや見覚えは・・・・・ある。


ここは昔のおれの部屋だ。




なんて夢を見るんだ・・・自嘲気味に「ふっ」と笑いどうせ夢ならばとあたりを見渡す。


とても懐かしい。


なにからなにまでもが昔のままだった。


思うに小学校高学年のころの部屋か・・・


小学校高学年・・・・ここが一つ目の転機だったかもしれないな。


昔の思い出を思いだすように再び目を閉じた・・・・・・




ペタしてね




夢とか目標とかそおいうことをなくしたのはいつからだろう。


考えたってわからない。それくらい過去の話なのだろう・・・


今年43になる。今だ定職にもつかず日雇いに仕事をしながら繰り返される日常をただ過ごしていた。


「なんの為に生きているんだろう」最近そんな事ばかり考えている。


足の踏み場もないような部屋を移動し空っぽの冷蔵庫から発泡酒をとりだした。


昔の自分は自分がこんな生活をすることなんて考えた事ないだろうな・・・


ドコで人生を間違えたのか・・・・・・・思い当たる節はいくらでもあった。


あの時。あの刻。あの瞬間(とき)


もし人生をやり直せるなら・・・・


馬鹿な考えを振り払うように首をふり僅かに残った発泡酒を飲み干して布団に潜りこんだ。