将棋好きの方は知っているかもしれませんが、
本日から第3回将棋電王戦が始まりましたね。
昨年行われた第2回では、
プロ棋士が1勝3敗1分けと負け越してしまいましたので、
今回は何とか勝ち越してほしいものです。
今回の第3回目では、いくつか新ルールが加えられて、
ポイントとしては、
・使用するハードウェアを統一
・事前にソフトを提供して練習できる
この2点が挙げられます。
前回では、複数のパソコンをつないで並列的に計算をして
処理速度を速める事をしていましたが、今回はそれができなくなり、
1つのパソコンだけの処理能力で勝負する事になります。
その分処理能力が落ちる事になるので、
これはプロ棋士側に有利なルールですね。
また、事前にソフトを入手して練習対局ができるのも
プロ棋士にとっては有利ですね。
通常なら、同じ指し手で局面を進めていけば、
同じ指し手で返してくるのがコンピュータですので、
事前に指し手を研究できれば、方針も立てやすいでしょう。
その分、ソフトの開発者は、ベストな手でなくても、
次善手をわざと選択させるようにプログラムを変更して、
ランダムに局面を変更させるような方法をとる必要が出てきます。
しかし、こうしたプロ棋士側に有利な新ルールは、
将棋電王戦を今後も続けていくための苦肉の策みたいにも
感じますね。
普通に考えれば、今後はハード的にも、ソフト的にも
コンピュータ側が強くなってしまう事は避けられないので、
今の段階でコンピュータ側の勝ち越しが続いてしまうと、
今後、将棋電王戦を開催する意味もなくなってしまいますからね。
もしも今回の新ルールの元でもプロ棋士側が負け越してしまうと、
さらにプロ棋士側に有利な新ルールが加えられて、
電王戦が継続となるのか、それとも、
電王戦自体が終わってしまうのか、その岐路に立つ勝負でもあります。