ムニューシン・ショック米ドル急落→ダボス会議にて「安いドルは良い」発言! | タッチの投資戦略

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【ドル円・1時間足チャート】

 

24日はダボス会議に出席していたムニューシン米財務長官から、米ドル安を容認する発言が飛び出しました。市場はこれに驚きドル全面安→ドル円は一時108円台まで下落する場面がありました。

 

歴代の米財務長官は表向き「強いドルは、米国の国益」という発言を繰り返してきました。表立って政策を転換してきたかは不透明ですが、中国に対して洗濯機・太陽光設備に関税を課すと発表したり、知的財産権侵害の話が出ていただけに、貿易戦争開始を連想させる結果となりました。

 

ドルインデックスも急落し、対ユーロやポンドでもドル安が加速。予想外の発言により思いのほかドル安が進行しました。

 

本日は21:45ECB金融政策発表、22:30~ドラギ総裁が会見を開きます。ハト派イベントになる可能性も高く、今日のところは利食いのユーロ売りが優勢になるのかもしれません。

 

25日の日経平均は、ムニューシン米財務長官が24日にドル安を容認する発言を行いドル円は108円台まで円高が進み、12月短観の大企業製造業17年度の想定為替(118.18円)超となり、海外ヘッジファンドが輸出関連株に利益確定売りを出して下げ幅を広げ、結局、前日比271円安の23669円と続落して取引を終えています。