オーストラリア西部砂漠地帯に生息すると言われているモロクトカゲ。
体長は15cmほどの小型のトカゲで、好きな食べ物はアリ、1日1000から5000食べるらしいです。
画像の通り全身はトゲだらけです。
どーやら、このトゲで外敵からの防御などをするみたいですね。
だけどこのトゲ、実は深い理由があります。
トゲを伝って、全身の皮膚には細い溝が走っており、これは全て口へ繋がっています。
つまり、体が少しでも濡れると水が口へ集まります。。![]()
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単純に考えると、砂漠を生き抜くためにはかかせない常套手段かな![]()
このトカゲ..............
なぜ私は興味を持ったかというと実は
自動給水装置を備えているのです![]()
ようするに素直に、楽に、確実に、自分の力で一生懸命生きているわけです。
たいしたもんです。
バカみたいに毎月費用を払ってウオーターサーバーなんか設置してるなんてほうがアナログと思います( ̄_ ̄ i)
爬虫類でさえここまでできるのが人間として情けなくも思います。
現在、モロクトカゲにヒントを得た、水を集める装置の試作品を開発する研究が行われているみたいです。
すべての受けた水が、むしろ空気中の水蒸気の中のわずかな水分さえも逃さず給水することができ、
かつ運搬経路が横着にできるのならこんなシステムは素晴らしいですね。
どうせ横着するならこーゆー生き方大好きです![]()

