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自分の身を守るために、

大切な人を守るために、強くなりたいと思ったことがある。

 

しかし私は女性だし、線も細いのでどちらかというと人よりも力がない。

それになぜだか『闘う』ということにものすごく抵抗がある。

 

他人の痛みも自分の痛みに感じやすい性格で、

暴力を振るうのも振るわれるのも嫌だし、そういう現場を見るのもすごくダメージを受ける。

(なので格闘技を見るのは苦手だったりする)

 

夜道や暗くて細い道を歩くのはちょっと怖い。

もし、こんな私が自信を持って自分の身を守れたら、それは魔法だと思う。

 

 

しかし、出会ってしまった。

「右脳の空手」の本に。

(実は縁があって著者の先生から貸していただいた)

 

 

いわゆる一般的なスポーツ空手と対極に位置する

武術空手について記述されている本で、

 

ダメージを与えるスポーツ空手に対して、

愛を与える武術空手・・・

 

一瞬スピリチュアルの何かか?と思ってしまいがちだが、

著者の先生は元東大名誉教授の方で学術的の極みの方である。

 

 

スポーツ空手が力学的原理を利用するのに対し、

武術空手は脳生理学的な人間の特性を使って術が起こるものと書かれていた。

 

 

なので、摩訶不思議な力に見えて、実はすごく科学的というか、

精神論、神話論ではなく、学術的な観点からも書かれているところに惹かれた。

 

 

 

なぜ右脳の空手というかというと、

脳波を測定する機械で科学的に実験した時に

術をかける人の「右脳が活性化」するからとのこと。

 

脳、すなわち心、精神の部分が大切になってくるので

身体を使う稽古でありながら、内面の稽古の要素がとても強い空手である。

身体は年をとって衰えてしまうけれど、内面は成熟していく一方だから生涯スポーツ的な面でもいい。

 

 

著者の方は東京道場の方の先生であり、大元にはこの空手を作った方が別にいる。

本の冒頭にその方が記した言葉があったので下記に掲載します。

 

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武術空手は、力学的原理によらずに、筋力を使わず相手を倒す。

現象的には、ほとんど触れるか触れないかで、攻撃してくる相手を倒してしまう。

 

頭脳(左脳)を使わずに、心を使う空手。

 

相手を「無力化」することによって、

抗することのできない圧倒的な力で相手を制することができる。

 

「無力化」するその方法は、多々あるとしても、

その本髄は「愛」であると私は確信している。

 

十キロの荷物を女性が何時間も連続して抱えていることはできないと思うが、

自分の赤ん坊なら苦にもならない。

 

それは「愛」で接しているからだ。

 

私の願いは、多くの人にこの愛の働きを実感してもらうことである。

 

相手に伝える気持ちで相手の身体の反応がまったく変わってしまうことを経験すると、

その気持ちが見えていなくても、その思いが表に出てくることがわかってくる。

 

「愛」という道徳のお題目であったものを

心に乗せて相手に本気で伝えられたとき、明白な結果が出てくるのである。

 

そういう見えないものが結果を左右する。

逆に見えないからといって、いい加減にすることが許されない。

 

それを理解したとき、その人の周りは自然にいい方向に変わっていくと思う。

そういう人が増えるとき、社会が変わる可能性もある。

 

身体が変わると、心も変わる。

 

少しずつ武術空手ができるようになると、

少しずつ生き方が変わってくる。

 

頭脳の使い方が代わり、無駄が徐々に削ぎ落とされてくる。

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どういう風な時に技が決まるかというと、

『究極に心と身体がリラックスしている時』

(武術において術が聞いたとき、右脳、つまり感性脳が活性化されている)らしく、

体に力が入っていると逆に技がかからないとのこと・・・

 

要は力が入ると抵抗、衝突が起き、力のぶつかり合い、心のぶつかり合いになってしまうのだが、

力をいれずに優しい気持ち、愛で接したときは抵抗、衝突がないので、力が入らない、逃げてしまうのだそうだ。

 

これを「調和」と呼ぶらしい。

 

 

初めて稽古に行ったとき、黒帯の方が

「私は前は生き方も衝突的で、部下に威圧的な態度を取ってしまっていた。

しかし、この空手を初めて考え方、生き方、心が変わってきた。」

みたいなことを言ってくれた記憶がある。

 

 

 

私は、あの投資詐欺にあったショックから恐らく自分の恐怖心から人を信じられずにいるけど

もしこの術を人にかけることができた日には、

本当に人のことを信じられる状態で、

今悩んでいる体の不調(特に腰痛)などが治っている自分になれているんじゃないかと思う。

 

武術空手をやりたいと思う理由はいくつかあるけど、これはその一つの理由。

 

 

あとは、生きていて「愛」とはなにかずっと掴めずにいた。

お金の授業が学校になかったように、愛の授業もなかった。

愛によって術がかかるとしたら、

まずは愛とはなにか分からなくてはいけないのかな?と今の段階では思っている。

「愛」というものについてもこの空手を通して向き合っていきたい。

 

 

また、本にもある通り

誰もが知っているような有名な大きな会社の役員クラスの方がこぞって通うようなところでもあるので、

「なにか人生における本質的で大切なことがその空手にはあるんだ」と直感的に思っているし、

それがなんなのか知りたい。

 

 

 

もし私が筋力を使わず相手を自在に倒すことができる術を体得できて、

子供たちに継承できたら、

理不尽に暴力を振るう親や、友達から自分の身を守れるかもしれない。

愛を持って相手を制することができるかもしれないと思う。

 

自分と同じような女性にも、自分の身を守るために伝えたいと思う。

 

その力は愛によって働くということが本当ならば悪用はされないと思う。

 

 

 

長くなったけど、

私が目指す優しい世界づくりのために、必要なものだと本能で感じたので取り組んでみる。

 

みんなに「そんなのうそだ」「インチキだ」と言われても、

私は自分の目で見て、体感したので、信じている。

(大体やったことのない人が、そういうことを言ったりするものである)

 

でも投資と同じでやりたくない人、信じたくない人に

わざわざその人のそばまでいって

「いいですよ!」というほど暇ではないし、

人の幸せは人の数だけ存在していると思っているからそれを邪魔したくない。

 

 

師匠の投資もいわゆる一般常識とは逸しているのにそれこそが本質的で

予想に頼る一般常識よりはるかにお金を増やすことに繋がる。

右脳の空手にも同じこと感じた。

 

興味がある人は読んでみると面白いかと思います^^

(amazonで売ってるはず)