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次の瞬間の株価。これは、上がるか下がるかの二択、50%である。
しかし相場に参加してポジションを持つ場合は、手数料、板、
スリッページ、スプレッドなどが複雑に関わってくるために、勝率は
5割を切る、つまり負ける確率のほうが高い、ということになります。
ですから、株式投資を丁半ゲームだと勘違いし、何も考えずにただ
漫然と買って、漫然と売ってを繰り返していたら、一瞬のまぐれ
勝ちが続いたとしても、大きい目で見れば資金がどんどん減っていく
ことになるわけです。
ですから、ここに、「相場分析」が必要になってくるわけです。
どんな賭け事でもそうですが、絶対に勝つのは、親です
(今、私は、株式投資のことを「賭け事」といいました。
異論はあるでしょうが、デイトレード・スイングトレードなどいわゆる
短期投資はギャンブル性が非常に高いのでそう呼ばせて
いただきました)
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資金をたくさん持っているのは個人投資家?
いいえ。
仕手筋?
いいえ。
答えは、取引のたびに手数料を取る、証券会社です。
証券会社の勝率は、実に100%です。
個人投資家が買っても、負けても、証券会社には手数料が必ず
入るため、勝率は100%になるわけです。
楽天証券、イートレード証券、外為どっとこむ…。星の数ほどの
証券会社がありますが、これらの会社が躍起になって、
個人投資家に口座を開かせようとする理由が、これでわかったと
思います。
個人投資家が、自分の証券会社に、どんどん口座を開いて、
どんどん取引をしてくれれば、どんどん手数料が入り、どんどん
会社が儲かる。
個人投資家が利益を出しても、個人投資家が損を出しても、
日経平均が上がろうが下がろうが、NYダウが暴落しようが
中国市場が高騰しようが、証券会社は損をせず、取引のたびに
プラスの手数料を得るのです。
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ネット証券が広がる以前は、株式投資といえば長期投資が主流でした。
一度株を買えば、持ち続ける。これが当たり前だったのです。
家にいながらマウスクリックひとつで注文を出して、その5分後に売る。
そんな芸当はムリだったのです。
昔は、証券会社に出向いての対面取引か、電話での取引でした。
そんな状態では、デイトレードなどできるわけがありません。
そのぶん、一回の取引手数料が高かったのです。
現在は、ネット証券の爆発的な広がりによって、個人投資家が増え、
それにあわせて手数料の自由化がされて、ずいぶん一回の
取引手数料が安くなりました。
証券会社としては、個人投資家が増えて、どんどん取引を
やってくれたほうが好都合です。
「買って、持ち続ける」という昔ながらのスタイルの投資家は、
証券会社的にはあまりいいお客さんではないのです。
だから短期投資家が増えてくれたほうが、証券会社にとっては
好都合なのです。
相場のトレンドが上がっても、下がっても、横ばいでも、一律の
手数料が入ってくる。
証券会社は、今後どんな暴落がこようが、絶対に勝てる、儲けを
出すことができるわけです。