為替相場を動かす変動要因について、続きです。

今までの説明で以下の6項目について大まかな説明をしましたが、それらの個々の内容・要因について説明していきます。本日は、消費を取り上げます。今回がファンダメンタルズ解説の最終回となります。


①GDP

②インフレ

③雇用

④収支

⑤センチメント

⑥消費


消費に関する指標は、GDP成長率に大きくかかわるものであります。GDP全体の7割近くを個人消費がむ占めるために、消費動向が結果としてGDPに大きく影響するものなのです。

個人消費に関する指標は、「個人支出」、「住宅販売」、「小売売上高」、「企業在庫」、「卸売在庫」などです。

とくに、住宅関連の消費指数は、支出される金額も大きいため消費活動の先行指数としてみる重要な要因とされます。住宅販売は、中古住宅と新築住宅に分けて発表され、米国では中古住宅にかかわる指数のほうが注目されます。いずれ、消費にかかわる指数は経済動向全般にかかわるものなので注意してみなければなりません。


なお、個人支出の発表のさいに、PCEデフレーターという物価指数も発表になりますが、この指数から食料品とエネルギーを除いたものがコアPCEデフレーターと言われ、インフレ指標としてFRBが重要視している指数であります。


以上