2011年3月11日の大震災では本当に多くの方が犠牲になり、
心からご冥福をお祈りしています。

あのような凄惨な出来事を経験してしまうと、きっとうつ病になってしまう方も多数いらっしゃるのではないかと思います。私の場合もそうですが、うつ病は自分ひとりでは治すことができません。かといって医者に頼っていればよいということでもありません。

同じ境遇の患者さんとグループで病気について向き合う場をつくり、
自分の歪んだ認知を修正するとともに、私だけでないんだという孤独感から
抜け出すことが非常に重要だと思っています。

一刻もはやい復興を望んでいます。

そんなときでも為替相場は無常にも動いて世界中の人が利益を上げようと虎視眈々と待ち構えています。なんだかせつないですね。

震災後当初は、円安が進むと言われていましたが、震災直後は逆に円高方向に進みました。

順張り派でショーターの私はドル円を売り適宜利益を確定しそこそこの利益を上げていました。3月17日のNY時間でドル円80円を割り込みそうになったとき、レートが80.00丁度で止まって、まったく動きません。いままで経験したことのないレートの動き方です。

これは、何かあるマーケットが薄くなってから危険だと感じた私は、
いつもより大きなポジションでドル円を売りました。

それから数時間はまったくチャートが動かず、本当に不気味だったのを覚えています。

そして、ついにそのときがやってきました。日本時間の6時過ぎになって急にレートが動き出しみるみる内に80円をわれていきます。その後数分の間に多くの損切りを巻き込んで一気に76円台までレートが急落しました。

まさに日本のFX業者のメンテナンス時間を突いた悪質な仕掛けです。
多くの方がこれによりロスカットを余儀なくされたばかりか、オプション取引をしていた人の中には何億という損失が出た人もいるようです。

幸いにも私はこの取引で、100万円程の利益をあげることができました。

利益の半分は被災地に寄付することにしました。そのような状況では、自分一人がいい思いをしても後ろめたいものです。

もちろん自分の見立てが当たったことは嬉しかったですが、それが被災地のお役にも立てて本当に良かったと思います。私の思い出のポジションの一つです。