週明けの東京時間帯は本邦参議院選挙で与党が圧勝したものの、ドル/円が100.365円、ユーロ/円が131.870円、ユーロ/ドル1.31346ドルと週末クローズよりやや下でオープン、直ぐにドル/円は100.604円、ユーロ/円は132.224円まで上昇しましたが、日経225平均株価が伸び悩みとなったことなどで失望売りとなり、ドル/円は99.629円、ユーロ/円は131.155円まで下落、ユーロ/ドルは1.31690ドルまで上昇しました。その後の東京時間は手掛かりがなく小動きとなりました。ロンドン時間ではポルトガルのコリョエ政権を維持する見通しを大統領が示したことでポルトガル債が反発、ユーロ/ドルは1.31913ドル、ユーロ/円は131.846円まで上昇しました。NY時間には発表された米中古住宅販売が508万件と予想の527万件を下回り、前月も518万件から514万件へと下方修正されたことからドル売りとなり、ドル/円は99.287円、ユーロ/ドルは131.146円まで下落、ユーロ/ドルは1.32176ドルへと上昇しました。クローズにかけては米株価が小幅ながらプラス圏となったことで、ドル/円は99円台ミドル近辺、ユーロ/円は131円台ミドル近辺へと小幅上昇、ユーロ/ドルは1.31ドル台後半で推移しました。

豪ドルは米中古住宅販売が不振だったことで23:00過ぎには0.92693ドル、ポンドも目立った材料がなかったものの、マクロ系ファンドの買いの噂で23:00過ぎには1.53824ドルまで上昇しました。
クローズはドル/円が99.643円、ユーロ/ドルが1.31811ドル、ユーロ/円は131.386円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①本邦参議院選挙:与党圧勝 ⇒ 円買い(材料出尽くし?)
②米6月中古住宅販売件数:508万戸(予想527万戸) ⇒ ドル売り




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東京時間帯は朝方に外向けの投信などのドル買いから、ドル/円が100.860円、ユーロ/円が132.087円まで上昇したものの、この買いが一巡すると一転してドル売りとなり、12時過ぎにはドル/円は99.809円、ユーロ/円が131.213円まで下落する流れが見らました。ユーロ/ドルは1.31071ドルから1.3150ドルまで上昇。ロンドン時間序盤には、欧州の株価が下落したことなどでユーロ売りが先行、ユーロ/ドルが1.30964ドルへ下落、ドル/円は131円台編後半まで上昇しました。その後、中国が貸出金利の下限撤廃を発表したことから、ややドル売りとなり、ユーロ/ドルは1.31502ドル、ユーロ/円は131.972円まで上昇しました。クローズにかけては本邦参議院選挙で与党が過半数を確保するとの思惑から、円が弱含みました。

中国が貸出金利の下限撤廃を発表したことで、豪ドルは0.9170ドル近辺から0.92339ドルまで上昇しましたが、クローズにかけてはじりじりと売られ、0.92ドルを維持できませんでした。豪ドル/円は92円近辺から92.554円まで上昇したものの、クローズかけては上昇分を吐き出しました。
クローズはドル/円が100.410円、ユーロ/ドルが1.31427ドル、ユーロ/円は131.977円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①G20共同声明草案:市場の過剰変動による悪影響に留意、緩和長期化による影響波及を引き続き留意 ⇒ 影響限定的




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先週末19-20にロシアで開催された20か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)は財務省のホームページで公開されています。要旨は下記の通りです。

世界経済は引き続き非常に弱く、回復はなお脆弱でばらつきがある。失業率は高い状況が続いている。米国と日本では経済活動が強まる兆しがあるが、ユーロ圏では景気後退が続き、新興国の成長ペースは遅くなっている。
金融政策は、国内の物価安定と景気回復を目的とすべきだ。金融緩和政策が近年、世界経済を支えていることを認識する。将来、金融政策を変更する場合、慎重な意思疎通を図るべきだ。
先進国は、信頼に足る中期的な財政戦略を引き続き実施または策定する。
G20財務相・中央銀行総裁会議では、先進国の勝手な長期の金融緩和やその終了による金融機市場の混乱に不快感を示したものとみられる一方、先進国は景気の回復が見られれば金融緩和を縮小すると理解を求めているため、金融政策を巡って両者の溝が深まれば、新興国へのリスクが高まりドル買いと円買いにつながりやすくなるのではないかと思います。また、ラガルドIMF専務理事は「我々は中央銀行に対して、政策変更の時期やペースなどを明確にするよう勧告している」と述べているため、声明に盛り込まれた文言(上記赤字)と合わせて、先進国の金融政策がフォワードガイダンスへシフトしていくことが予想されます。

【ドル/円】
本日行われている本邦の参議院選挙は事前の世論調査などの結果からも与党(自民、公明)で過半数を確保する可能性が高いことが示されていて、週末NYクローズ間際にはそれを先取りする形で円が売られています。クローズ間際の市場参加者が少ない時間だっただけに、市場の織り込み度は低いと思われ、週明けの日経225平均株価の上昇へとつながれば、7/8の高値の101.525円を上抜けて円安が進むと思います。また、米国では好調とみられる住宅販売(中古、新築)の発表が予定されていて、リッチモンド連銀製造業景気指数、耐久財受注が予想を上振れした場合には、5/22の高値の103.731円近辺まで上昇する可能性もあります。ただ、足元では円売りの材料出尽くしとなる可能性も考えられ、利益確定のドル売りも出やすい環境にあると思います。一目均衡表(日足)の雲上限の98.761円近辺がサポートか。

【ユーロ】
ユーロは周縁国(ポルトガル、スペイン)で政局が不安定な状況ではあるものの、バーナンキ米FRB議長の議会証言でハイト派的な内容が示されたため、ユーロ/ドルは1.31ドル台へと上昇し底固く推移しています。先週は独ZEW景況感調査が下振れしたこともあり、今週発表されるIFO景気動向指数、ドイツの製造業、サービス業PMI速報値のセンチメント系指標が注目されると思われ、下振れした場合には小幅な弱含みとなると思いますが、ユーロの下落局面ではドルが買われるため、ユーロ/円は底固く推移するものとみられます。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の雲の中を推移していますが、雲の厚みがなくどちらに抜けてもおかしくない状況です。基準線がサポートとみられることや、遅行線が雲の上を推移していることで上抜けする方向を見ています。その場合は、6/18高値の1.34150ドルが目標となりそうです。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の雲を上抜けてからはほぼ一本調子で上昇しています。転換線がサポートとなっていることから、5/22高値の133.792円が目先の目標となると思われます。ストキャスティクス(スロー)が85を上回っていることから、デッドクロスしたところは注意です。

【ポンド】
英イングランド銀行でカーニー新総裁になってから開催された金融政策委員会では、これまで250億ポンドの資産買入れプログラムの増額を主張していたポール・フィッシャー委員とデビッド・マイルズ委員がともにニュートラル(現状維持)とし、サプライズとなった市場はポンド買いに反応しています。また、失業保険申請件数は減少、小売売上高も前年同期比で増加(2012年はオリンピック期待もあった)していたことから、足元での景気に対する期待もあるものとみられます。また、ロイヤルベイビーの誕生が近いことやイングランドとウェールズで同性婚が認められたことなども消費の押し上げに寄与することが考えられます。25日(木)には4-6月期GDPが発表されることから、市場の予想通り成長が確認できればもう一段のポンド買いにつながると思います。ポンド/ドルは一目均衡表(日足)の遅行線が雲の下から中に入ってきたことや転換線がサポートとなっていることで、抵抗とみられる基準線の1.52807ドルを上抜けると、雲の下限となる1.53709ドルから上限の1.54371ドル近辺まで上昇する可能性があります。ポンド/円は一目均衡表(日足)の遅行線が雲で支えられ、実勢レートも雲を上抜けてきています。目先は6/11高値の154.218円が抵抗とみられますが、これを上抜ければ5/13高値の156.753円近辺まで上昇してもおかしくないと思います。

【豪ドル】
豪準備銀行(RBA)の金融政策議事録で利下げ余地は残しているものの、現在の金融政策は適切との認識も示されました。発表されたNBAの企業景況感が気持ち弱かった(対して注目されていませんでしたが)くらいで、これまでドルに対して先行して売られていたこともあり、戻りにつながっているようです。24日(水)には4-6月の消費者物価指数の発表が予定されているため、これが低下していた場合には、8月の利下げへの期待も出てくると思われますので、豪ドルの下落につながる可能性は高くなりそうです。BHPの鉄鋼生産は7%増加しているものの、豪のアルミ精製所がコスト高で閉鎖の危機に見舞われていることや石油大手ウッドサイド・ペトロリアムが前年比6%減の売上高の落ち込みを見せていることなどをみると、資源に強みがある豪ドルにはマイナス要因が多く、先行きについても期待が持てる状況ではないように思います。足元は戻りが先行しているようですが、市場は戻り売りのスタンスを変えていないものと思います。豪ドル/米ドルは一目均衡表(日足)の転換線の0.91543ドルがサポートとなっていますが、遅行線は雲の下を推移していること、ストキャスティクス(スロー)は65と低い位置ながら%DがSlow%Dを下抜け(デッドクロス)していることを考えると、転換線のサポートが切れた場合には、7/12安値の0.89980ドルを試しに行くものと思います。豪ドル/円は一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)を上抜けていること、基準線と転換線91.08-91.38円がサポートとなっていることで、雲の下限の94.319円近辺まで上昇する可能性が出ています。




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19日に発表された16日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルが293.8億ドルの買持ち、円は1兆720.3億円の売持ち(ドルでは108.2億ドルの買持ち)、ユーロは46.5億ユーロの売持ち(ドルでは61.1億ドルの買持ち)に増加、豪ドルは70.7億豪ドルの売持ち(ドルでは65.4憶ドルの買持ち)、NZドルは2.2億NZドルの売持ち(ドルでは2.7億ドルの買持ち)に増加、カナダドルは20.0億カナダドルの売持ち(ドルでは19.3億ドルの買持ち)に減少しています。

円はロング(買持)が25,117枚から20,220枚へと減少し、ネットでは85,762枚のショート(売持)となりました。積み上がっていたショート(売持)のポジション調整が出るかと思いましたが、予想に反して小幅なドル安(円高)となりました。ロング(買持)の減少余地が少ないことから、円安にはショート(売持)の積み上がりが必要となります。

ユーロはネットではロング(買持)が3,735枚増加したにとどまりました。ただ、為替レートは1.2778ドル(9日終値)から1.31588(16日終値)へと400ポイント近く上昇しています。バーナンキ米FRB議長の発言を受けて投機筋が動いたというより実需を主体としたユーロに対してのドル売りが出たといったところでしょうか。ショート(売持)が溜まっていることから、ショート(売持)単体で10万枚を持えてくるとポジション調整のリスクが高まると思います。

豪ドルは先週減少したショート(売持)とほぼ同じだけ増加し、ネットでは約7万枚のショート(売持)となりました。ショート(売持)増加にもかかわらず、為替レートは小幅な豪ドル高となっています。ロング(買持)が2万枚を下回っているため、ロング(買持)解消からの豪ドル下落の可能性は低く、ショート(売持)も約9万枚に近いことから、下落余地も限られるのではないかと思います。

ポンドはネットが3週連続でショート(売持)の増加となりましたが、増加は約3千枚と少ない数量です。こちらもユーロと同じように為替レートは1.48638ドル(9日終値)から1.51566ドル(16日終値)と300ポイント近く上昇しているため、実需でのポンド買いとなったとみられます。ポンドはロング(買持)の減少余地は少ないとみられるため、ポンドの下落にはショート(売持)が積み上がる必要があります。




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東京時間帯は目立った材料もなく、バーナンキ米FRB議長の議会証言をこなした後の、ドル堅調の流れを引き継ぐ形でドル/円はじりじりと上昇して、午後には100円を突破、ユーロ/円も131円台へと上昇しました。ユーロ/ドルは1.31ドル台前半から1.3080ドル近辺へと軟調な動きとなりました。ロンドン時間に入ると、目立った材料のないかなでユーロ/ドルが1.31ドル台を回復、スペイン国債入札が無難に終わったものの支援とはならず再び1.30ドル台後半へと下落、ドル/円、ユーロ/円も小幅に下落しました。NY時間に入ると発表された米新規失業保険申請件数が33.4万件と市場予想を下回ったことや、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が19.8と市場予想を大幅に上回ったことからドル/円は100.649円へと上昇、ユーロ/円は131.096円、ユーロ/ドルは1.30666ドルへと下落しました。クローズにかけてはポルトガルで連立政権に対する不信任案が否決されたとの報道があり、ユーロ/ドルが131.882円、ユーロ/ドルが1.31ドル台へと上昇、ドル/円は100円台ミドル割れまで小幅下落しました。

ポンドは、17:30に発表された小売売上高指数(含む自動車燃料)の前月比は予想より小幅に下振れしていたものの、前年比が2.2%と予想を大幅に上回ったことから、1.51ドル台ミドルまで下落していたポンド/ドルは1.52420ドルへと上昇、ポンド/円も151円台後半から152円台前半へと上昇し、NY時間には153円を上抜けました。豪ドルは朝方発表されたNAB企業信頼感が-1と前月の2から低下していたこともあり弱含みが継続、南アランドは政策金利を5.00%に据置、物価上昇圧力対する懸念から、「ハト派的」から「ニュートラル」に戻したものの、ランド/円は10.14円近辺から10.07円近辺へと小幅に下落しました。
クローズはドル/円が100.387円、ユーロ/ドルが1.31056ドル、ユーロ/円は131.608円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①英6月小売売上高指数:前月比+0.2%(予想+0.3%) ⇒ 前年比上昇でポンド買い
②米新規失業保険申請件数:33.4万件(予想34.5万件) ⇒ ドル買い
③ECB:担保要件緩和 ⇒ ユーロ買い(続かず)
④米7月フィラデルフィア連銀指数:19.8(予想8.0) ⇒ ドル買い
⑤バーナンキ米FRB議長議会証言:FRBは低すぎるインフレ率に対処する、長期化する可能性がある ⇒ 反応限定的
⑥ポルトガル:連立政権への不信任案を否決 ⇒ ユーロ買い
⑦ムーディーズ:米国の「AAA」格付けを維持、見通しを「安定的」へ引き上げ ⇒ 影響限定的




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東京時間帯は公表された本邦日銀の金融政策議事要旨では目新しい材料がなかったものの、円がじりじりと売られる展開となり、ドル/円は99円台前半からミドル、ユーロ/円は130円台前半から後半へと上昇、ユーロ/ドルは1.31ドル台ミドルから前半へと小幅な下げとなりました。ロンドン時間には欧州勢がドル買いで参入してきたこともあり、ドル/円は99.779円、ユーロ/円は131.356円まで上昇、ユーロ/ドルは1.31216ドルまで下落後、1.31645ドルまで上昇など荒い動きとなりました。NY時間には発表された米6月住宅着工件数が市場予想を大幅に下回る83.6万件に留まったことや事前に公表されたバーナンキ米FRB議長の原稿が、「債券購入ペースは事前に決まっていない。高度に緩和的な政策を予見可能な将来において維持」とハト派的な内容となっていたことから、ドル/円は99.039円、ユーロ/円は130.312円まで下落、ユーロ/ドルは1.31740ドルまで上昇しました。その後の同議長の議会証言では、「FOMC内では様々な見解がある、失業率は依然、長期的に正常な水準を大きく上回る。FOMCはインフレ高進なき出口戦略を認識」と発言、最終的にはドルが買われ、ドル/円は99.941円へと上昇、ユーロ/ドルは1.30828ドルまで下落しました。しかし、ドル買いが一巡するとドル/円は再び99.352円まで下落、ユーロ/ドルは1.31601ドルまで上昇、ユーロ/円は130円台ミドル近辺での小動きとなりました。

ポンドは昨日公表された英中銀(BOE)金融政策委員会の議事録が公表され、9対0で現状維持となったことで、7対2もしくは6対3での現状維持を見込んでいた市場にはサプライズとなり、また同時刻に発表された失業保険申請件数が21,200人減と市場予想の8,000人減から大幅減となったことで、NY時間には1.52668ドルまで一時上昇し1.52ドルを維持、ポンド/円はロンドン時間に152.045円まで上昇、151円台前半では底堅く推移しました。
クローズはドル/円が99.545円、ユーロ/ドルが1.31214ドル、ユーロ/円は130.656円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①日銀金融政策会合議事要旨:現時点でオペ期間延長必要ないとの見解で一致 ⇒ 影響限定的
②英6月失業保険申請件数:21,200人減少(予想8,000人減少) ⇒ ポンド買い
③米6月住宅着工件数:83.6万件(予想96万件) ⇒ ドル売り
④バーナンキ米FRB議長事前原稿:債券購入ペースは事前に決まっていない。高度に緩和的な政策を予見可能な将来において維持。 ⇒ ドル売り
⑤バーナンキ米FRB議長QA:FOMC内では様々な見解がある、失業率は依然、長期的に正常な水準を大きく上回る。FOMCはインフレ高進なき出口戦略を認識 ⇒ 最終的にドル買い
⑥米地区連銀報告:全国的に成長は緩慢あるいは緩やか ⇒ 反応限定的




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東京時間帯は特に目立った材料がないこともあり、ドル/円は100円を僅かに下回った水準、ユーロ/円は130円台後半、ユーロ/ドルは1.30ドル台後半での推移となりました。ロンドン時間に入ると18:00に発表された独ZEW景況感調査が下振れしたこともあり、ユーロ/ドルが1.30486ドル、ユーロ/円が130.022円まで一時下落しましたが、欧州の株価が軟調推移となる中、欧州勢のドル売からドル/円は19時過ぎに99.232円まで下落、逆にユーロ/ドルは1.3130ドル近辺、ユーロ/円は130円台後半へと戻しました。NY時間には発表された消費者物価指数が小幅上昇、NAHB住宅市場指数が2006年以来となる強い内容となったことでドル/円は99.648円まで上昇したものの、17日に控えているバーナンキ米FRB議長の議会証言を前にドル売りの圧力が強まり、更にウォール・ストリート・ジャーナルのブログ記事で、「FRBはより長期間にわたって債券買い入れの計画を維持する可能性がある」と発言したことなどからドル/円は98.902円へと下落、ユーロ/ドルは1.31734ドルへと上昇、ユーロ/円は130円台前半での小動きとなりました。

ポンドは発表された消費者物価指数が市場予想より低下していたことやフィッシャー英中銀金融政策委員会委員が「BOEは出口戦略以上に一段の刺激策について議論するなど、量的緩和に関して全て検討した」と発言(同委員は過去5回連続で250億ポンドの資産買い入れ追加を主張)したことから、ポンド/ドルは1.50ドル台ミドル近辺、ポンド/円は149円台後半へと下落しました。豪ドルは朝方に公表された豪準備銀行(RBA)の議事録が「インフレ見通しで依然として緩和余地も。政策は適切」との内容だったことで買い戻され、豪ドル/米ドルが0.92598ドル、豪ドル/円が91円台ミドルで小幅な推移となりました。
クローズはドル/円が99.052円、ユーロ/ドルが1.31588ドル、ユーロ/円は130.398円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①豪準備銀行(RBA)議事録:インフレ見通しで依然として緩和余地も。政策は適切 ⇒ 豪ドル買い
②英6月消費者物価指数:前月比-0.2%(予想-0.1%) ⇒ 影響限定的
③独7月ZEW景況感調査:36.3(予想40.0) ⇒ ユーロ売り
④フィッシャーBOE委員:BOEは出口戦略以上に一段の刺激策について議論するなど、量的緩和に関して全て検討した ⇒ ポンド売り
⑤米6月消費者物価指数:前月比+0.5%(予想+0.3%) ⇒ ドル小幅買い
⑥米6月鉱工業生産:前月比+0.3%(予想+0.3%) ⇒ 影響限定的
⑦米7月NAHB住宅市場指数:57(予想51) ⇒ ドル買い
⑧ジョージ米カンザスシティ連銀総裁:より早い量的緩和縮小が適切 ⇒ 影響限定的
⑨WSJのブログ記事:もし、インフレが2%以上に戻ることがなければ、米FRBはより長く債券買い入れの計画を維持する可能性がある ⇒ ドル売り




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東京時間帯は週末のクローズから上に窓を開けてドル/円が97.947円、ユーロ/円が128.371円、ユーロ/ドルは逆に下に窓を開ける1.31016ドルでオープン。序盤は東京都都議選で自民党が圧勝したことなどで、円を売る動きが強まり、ドル/円はが98.699円、ユーロ/円が129.198円まで上昇する場面がみられましたが、上海総合指数が大幅下落となると、リスク回避の動きから円がじりじりと買われる展開となりました。ロンドン時間には、独IFO景況感指数が発表されたものの、市場の予想通りだったことから、市場への影響は限定的でした。20:40過ぎに岩田日銀副総裁が「われわれは対応手段持っている」と通信社のインタビューで発言したこともあり、円売りに反応して、ドル/円は98.336円、ユーロ/円は128.841円まで戻す場面がみられました。NY時間には米10年債利回りが2.66%を上抜けすると、ユーロ/ドルは1.30587ドルまで下落しました。その後、ダドリーNY連銀総裁が「金融緩和は不十分だった、雇用と物価目標が未達」と発言したことから、ドル/円が97.226円、ユーロ/円が127.281円まで下落しました。クローズにかけてはNYダウが下落幅を縮小したことなどから、ドル/円は97円だミドル近辺、ユーロ/円は128円台前半、ユーロ/ドルは1.31ドル台前半までそれぞれ戻しました。
この日は、豪ドル/米ドルが目立った材料がなかったものの、マクロ系などの買いから安値の0.91448ドル(ロンドン序盤)からNY時間には0.92961ドルまで上昇、ポンドも対ドルでは1.53418ドルから1.54631ドルまで(NY時間)買われ、ドル買いへの調整が入りました。
クローズはドル/円が97.708円、ユーロ/ドルが1.31167ドル、ユーロ/円は128.187円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①上海総合指数:-109.60(-5.29%) 2010年11月以来最大の下げ ⇒ 円買い
②独6月IFO景況感指数:105.9(予想105.9) ⇒ 影響限定的
③岩田日銀副総裁:経済・物価のリスクは上下に存在、われわれは対応手段持っている ⇒ 円売り
④シカゴ連銀全米活動指数:-0.30(予想-0.15) ⇒ ドル売り
⑤ダドリーNY連銀総裁:金融緩和は不十分だった、雇用と物価目標が未達 ⇒ ドル売り



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東京時間帯は日経225平均株価が下落して始まったものの、最終的には前日比300円超の上昇となったことで、ドル/円は朝方の97円近辺から98.129円、ユーロ/円は128円台前半から129.688円まで上昇、ユーロ/ドルは午前中に1.32537ドルまで小幅上昇したものの1.32ドルとの間で小動きとなりました。ロンドン時間序盤には、ドル/円が短期のストップをつけて97.270円まで下落しました。NY時間にはギリシャで連立政権の民主左派が公営放送閉鎖問題をきっかけに閣僚の引き上げを指示したことが嫌気され、0時過ぎにはユーロ/ドルが1.30985ドル、ユーロ/円が127.790円まで下落しました。ドル/円は79.60円台小動きとなりました。
クローズはドル/円が97.800円、ユーロ/ドルが1.31201ドル、ユーロ/円は128.322円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①ギリシャ民主左派:閣僚引き上げを指示 ⇒ ユーロ売り



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東京時間帯は米FOMCを受けたドル買いが継続し、ドル/円は朝方の96円台前半から97円台後半へとほぼ一本調子の上昇となり、ユーロ/円も128円台前半から129円台へと上昇、ユーロ/ドルは1.33ドル手前から1.33ドルミドル割れまで下落しました。ロンドン時間に入ってもドル買いが継続、ドル/円は一時98.284円、ユーロ/円は129.899円まで上昇しました。その後は発表された独6月製造業PMI速報値が予想より悪化したものの、サービス業PMI、ユーロ圏の製造業・サービス業PMIも予想より良かったことで反応は限定的となり、欧州の株価が軟調だったこともあり小幅調整となりました。NY時間には米新規失業保険申請件数が35.4万件と予想より悪化したことが嫌気されたものの、ドルの下落は小幅にとどまり、23:00のフィラデルフィア連銀指数が大幅な改善となる12.5となり、同時刻発表の中古住宅販売件数も518万戸と予想を上回ったことで再度ドル買いになり、ドル/円は98.234円、ユーロ/円は129.810円まで上昇、ユーロ/ドルは1.31610ドルまで下落しました。その後、FT紙が「IMF、ギリシャへの融資支払停止の可能性」と報じたことや米金利先高観測からNYダウが350ドル超下落したことで円が買い戻され、ドル/円は97.107円、ユーロ/円は128.206円まで下落、ユーロ/ドルは1.32390ドルまで戻したものの、戻りも鈍いままとなりました。
早朝に発表されたNZ1-3月期GDPが市場予想から下振れしたことでNZドルは主要通貨に対して売られ、NY時間にはNZドル/米ドルは0.7710ドル、NZドル/円は75.065円まで下落しました。また、中国6月のHSBC製造業購買担当者景気指数速報値が48.3と悪化したことを受け豪ドルも弱く、NY時間には0.91616ドル、豪ドル/円は中国指標発表時の下値と面を合わせる89.164円まで下落しました。ポンドは弱含みで推移していた者の発表された英小売売上高が市場予想より良かったことで、豪ドル/米ドルは1.55ドル近辺まで上昇、豪ドル/円は151.918円まで上昇後、150.30円近辺まで押されました。
クローズはドル/円が97.258円、ユーロ/ドルが1.32163ドル、ユーロ/円は128.571円。

■前日の主なイベントと市場の反応
①NZ1-3月期GDP:前期比0.3%(予想0.5%) ⇒ NZドル売り
②中国6月HSBC製造業PMI:48.3(予想49.1) ⇒ 豪ドル売り
③英5月小売売上高:前月比2.1%(予想0.8%) ⇒ ポンド買い
④米新規失業保険申請件数:35.4万件(予想34万件) ⇒ ドル売り
⑤米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数:12.5(予想-2.0) ⇒ ドル買い
⑥米5月中古住宅販売件数:518万件(予想500万件) ⇒ ドル買い
⑦FT紙:IMF、ギリシャへの融資支払停止の可能性 ⇒ ユーロ売り




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