2025年1月のリリース以降、ほぼ毎月分の検証結果記事を書いておりますが10月分もしっかりと報告いたします。他の月も気になる方は是非私のココナラブログ記事を遡ってみてください。

 

今更言うまでもないかもしれませんが念のため、

高精度エクセルFX予測ツール『FXHPPT』はその名の通り、エクセルで高精度なFX予測を実現した革新的なツールです。過去30年以上の統計データを基に膨大な計算式と信頼性の高い予測ロジックを組んでおります。

今回の記事でFXHPPTを初めて知った方は先ずは最初に以下記事をご覧ください。

 


※現在が10月31日の正午過ぎ、まだ今月が締まっていませんが、11月初めに予定が詰まっておりブログを書いている時間が無さそうなので一旦このタイミングでまとめます。

 

2025年10月の結果

実は10月9日15時台に以下ブログ記事をあげており、そちらで既にFXHPPTの推奨通貨ペアであるドル円、ポンド円、ユーロ円、合わせて最大1,231.3pipsもの利益幅がこの時点で出ていることを報告いたしました↓

 

何故、10月9日に検証を行ったか。

知っての通り10月4日(土曜)自由民主党総裁選挙があり、その結果を受け、週明け6日(月曜)はドル円、各クロス円で窓開けと共に大きな上昇がありました。FXHPPTではこの上昇をしっかりと4日(土曜)以前の予測で掴めており、9日(木曜)までに大きな利益幅をあげられております。

そのまま今月も変わらず安定的に利益を伸ばせるかと思いきや、

実はこの後久しぶりの負けが発生しております。

 

先ずは今回そちらについて解説していきたいと思います。


久々の負けトレードについての解説

10月9日までのトレード詳細に関しては前述記載のブログ記事をご覧ください。

 

余談ですが、

ココナラで「負けトレード」を率先して公開しているサービス販売者は珍しいかと思います。

販売するサービスにおいて、仮に負けトレードを公表せず、勝ちトレードだけを見せていたとしても購入するまでは誰も分かりませんし販売者にとっては本来であればその方が良いでしょう。

でも私の場合は考え方がそもそも違います。

負けを含め事実をしっかりと認識した上で、必要だと感じた人だけに購入いただきたいと常々思っておりますので負けを隠すメリットがありません。

むしろ負けを公表したところでFXHPPTの予測精度の高さと、お稼ぎいただける事実は何も変わりません。それに、そもそも勝率100%とも謳っていませんので負ける時もあって当然です。

FXHPPTの場合は、その負け自体もロジックが効いている(防げる)場合がほとんどであるため、寧ろ負けにおいても精度の高さを示すことが出来ます。

解説することで、更にFXHPPTへの理解が深まり、本当にコンセプトに共感した方だけに購入いただける流れが出来るので私にとっては逆にメリットです。

従って今回もしっかりと解説を行ってまいります。


ドル円の結果

先ずはドル円から。

週明け13日(月曜日)日足確定時点で以下新規予測が発生しておりました。危険アラートは無し、期待値は0です。

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翌日14日(火曜)に早速ポジションが開始しておりますが

最大で+0.085(8.5pips)までしか利益幅が出ておらず、その後下落し残念ながらロスカットとなってしまいました。

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ヒストリカルデータで確認してみます。黄色が高値 ピンクが安値

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14日開始時点での予測買い指値は152.518、推奨ストップロスが150.586なので、14日のうちにポジションが開始し、その後伸びず16日にストップロス位置を割ってしまったことが分かります。

 

何故負けとなってしまったのか

 

FXHPPTでは、基本的に期待値が0またはマイナスの状態ではトレードを推奨しておりません。

これはご購入時にお渡ししている取扱説明書(ガイドブック)にも明記していますが、ここで言う「期待値」とは、予測買い指値から最低でも20pipsの上昇を見込める“根拠の数”を指します。

この根拠が多いほど、理論的に勝率は高まり、結果として多くの場合、その3倍以上の利益幅へと発展します。

 

FXHPPTの基本ロジックは、単体(1回の予測)でおよそ80%強という高い予測精度を備えています。

そして、そこに複数の根拠(期待値)が加わることで、

そのロジックが「より確度の高い条件下」で成立していると判断できるため、

結果的に90%を超えるような精度を実現できるのです。

 

一方で、期待値0ということは、現時点で予測に対する裏付け(根拠)が存在しない状態を意味します。

つまり、80%というベース精度のままトレードに臨むことになるため、

約20%の確率で負けるリスクも当然残っています。

更にもし期待値がマイナスであれば、根拠がないどころか“マイナス要素が確認されている”状態であり、実際の勝率は80%を下回る可能性もあります。

 

分かりやすく例えてみましょう。

天気予報をイメージしてください。

 

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1つの予報モデルが「明日は雨」と予測しているとき、

その的中率が過去の統計上80%であれば、

「80%の確率で雨になる」と言えます。

これがFXHPPTでいうロジック単体の予測精度(=80%強)にあたります。

 

ところが、もし別の独立したモデル(例:気圧分布の解析結果)が

同じく「雨」と示していた場合、

2つの異なる根拠が一致していることになります。

これにより「本当に雨になる確率」は単に80%の信頼度が上がるだけでなく、

条件付きで実際の的中率そのものも上昇します。

 

さらに、第三のモデル(例:湿度・風向き解析)までもが同方向で一致すれば、「雨になる可能性」は極めて高いと判断でき、

結果的に9割以上の確率で的中するという状態になります。

※実際のロジックはもっと複雑です

 

今回のケースでは上記例えでいうと、

最初の予報モデルのみを参考にトレードを行うようなもので、いくら最初のモデルが80%強であっても、他の予報モデルが「いや、決めるのは早い。こちらの予測ではまだ判断がついていない」、更に他の予報モデルも「こちらもまだ雨になるかはっきりは言えない」となっていたら、

最初の予報モデルは確かに80%強の予測をしていることには変わりありませんが、もしこの状況で「明日は雨になるのか」と聞かれたら、果たしてあなたは「80%の確率で雨になります!」と自信を持って言えるでしょうか。

きっと「雨っぽいけれど、まだはっきりは分からない」と答えるでしょう。

つまりそういうことです。

 

ただ、FXHPPTの場合はこの基本ロジック(天気予報の例えで言うと最初の予測モデル)が過去30年以上の統計データから予測を立てているため一番信頼性が高いのも事実です。

しかし逆に「過去何度もそうだったからといって、今回もそうなるとは限らない」とも言えます。

だから期待値(根拠)も合わせることが大切なのです。


この10月16日の時点で、ドル円は既に今年計20回のエントリーが出ており、その中で2回目の負けとなりました。1回目は4月で、以前のブログで解説しているものとなります。この時は期待値は3だったものの、暴落注意アラートが発動していた場面であり、今回同様に防げた「負け」となります。

よって今年のドル円勝率は10月16日の時点で20戦18勝2敗です。

 

今回のエントリーは152.518でストップロスが150.586でしたので、193.2pipsの損失となります。

 

一度に200pips近い負け、、、

 

非常に大きな損失に感じられたかもしれませんがドル円のみで見たとしても、ここ1カ月の利益幅と比べて、当然マイナス(損失のが大きい)とはなりません。

それは遡らなくても、更に検証を進めて行けば分かります。

 

では、翌日10月17日(金曜)を見てみましょう。

期待値4、アラート無しの新規予測が発生しております。

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土日を挟んで翌週月曜日20日、早速(+0.483)48.3pipsの利益幅が出ており、

そのまま上昇を続け24日金曜日には(+2.345)234.5pipsもの最大利益幅となっております。当然上昇見込み幅も越えております。

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思い出して下さい。今回の負けによる損失が193.2pips。

24日時点の利益幅が234.5pips

つまり損失を出した翌週には損失以上の利益幅となったということです。

では仮にチャートを見ている暇がなくて、今回予め決済指値も仕込んでいたとしましょう。

予測表示されていた上昇見込み価格=151.995に決済指値を仕込んで放置していたとしたら確実に122.2pipsの利益が得られたことになります。

損失を戻すためには193.2pips - 122.2pips ですから、あと残り71pipsの利益幅が必要ですが、これまでのFXHPPTの検証をご覧いただいている方であれば、きっと直ぐに取り返せるのが想像つくかと思います。

 

その後を見てみましょう。※10月31日正午までのヒストリカルデータ

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昨日30日の高値が154.437ですので買い指値150.707から+3.73(373pips)という大きな利益幅が最大で出ていることが分かります。もちろん損切りにも掛かっておりません。

完全に2週間で損失をプラスに変えることが出来ましたね。


ポンド円の結果

続いてポンド円です。

実は今回、ポンド円もドル円と同じタイミングで負けが発生しております。

ただ、ポンド円に関しては以下ご覧のとおり期待値はマイナス2、更に要注意エリアアラートが出ております。

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本来であればトレードを見送る場面ですね。それでも大抵は勝ててしまうのがFXHPPTですが今回はそうはいかず、17日にストップロスを割って損切りに掛かっております。

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これによって、ポンド円は17日時点で今年計24回のエントリーがあって、その中で3回目の負けになるため24戦21勝3敗という結果となっております。3敗というと一見負けが多く感じますが、その全てがアラート発動している場面ですので、回避可能な負けと言えます。


後出し表示バグについて

その後、ポンド円は17日(金曜日)の分析結果を出すと、期待値2、アラート無しの新規予測が発生しておりましたが、ポイント発生日は10月15日となっており既に利益が乗っている状態が表示されました。

本来であればポイント発生日として表示されている10月15日に実際に新規予測が表示されるはずですが、今回は15日にはポイント発生表示が出ていませんでした。

これは一体どういうことか。

 

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以前のブログでも何回か解説しておりますが、

単純に「後出し表示バグ」です。10月15日時点でそんな予測は表示されていなかったのに、後日「実は15日に予測発生していたんだ」と表示が出てしまう現象で、これはFXHPPTのロジック上どうしても防げないバグとなります。

直すことも可能ではあるのですが、ここを調整すると全てのパラメータに影響が出てしまうため、使用者にとって損害にはならないバグであることから、敢えて改修は行っておりません。

このケースでは次の新たな予測発生まで何もせず待つのが正解ですが、

今回17日の日足確定のタイミングで上記の表示となっており、表示されている予測買い指値は202.782です。ヒストリカルデータから週明け月曜20日の始値を見ると201.969となっており、買い指値より低い位置に現価格があることが分かります↓

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FXHPPT上は17日時点でポジションが開始されており、尚且つ17日の安値を見ると200.668となっていることから既に推奨ストップロスの200.818も割っているように見えます。しかし今回のケースでは、推奨ストップロスの200.81817日時点の結果であって、ポイント発生時とされる15日にどのような予測が表示されていたかは分かりません。※推奨ストップロスや期待値、上昇見込み幅(価格)は、更新の度に変動するため。

 

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17日の日足確定のタイミングでまだFXHPPT上で予測表示が継続していることから、実際は損切りにまだ掛かっていない可能性が考えられます。つまり15日のポイント発生時の推奨ストップロスは17日の安値200.668よりも更に低かった可能性が考えられます。

予測が継続していて尚且つ、買い指値よりも現価格が低い場合は再度上昇する可能性がございます。このようなケースで、もしまだ20pipsを越えていない場合は、今からでも指値を仕込むことが可能ですが、今回は既に+0.636(63.6pips)の利益が乗っている状態ですので通常であれば、やはり次の予測まで待つのが正しい選択となります。

 

ただ、今回特にアラートは出ておらず、期待値もこの時点で2となっており再上昇の可能性が高いため、非推奨ではありますが試しに、

20日開始のタイミングで202.782に買い指値を仕込んでみましょう。この場合の損切り位置は最新の200.818にセットします。

※FXHPPT上は既に利益が出ている表示となりますが、実際は後出し表示だったためポジションが無い状態なので一旦利益もまだ出ていないものとします

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すると、既に先ほど20日の結果はヒストリカルデータに写っておりましたが早速20日中に+0.314(31.4pips)の利益幅が出ております。

そこから数日かけてじわりと上昇を続け翌週27日には+1.446(144.6pips)の最大利益幅となっております。

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その後は下落し29日に一旦損切りラインを割ったことで予測が切り替わり、30日に新規予測が発生しポジション開始待ちとなっております。


ユーロ円の結果

それでは最後にユーロ円も見てみましょう。

ユーロ円もドル円、ポンド円と同様に10月13日に新規予測が発生しておりました。期待値はマイナス5、更にイレギュラー発生中アラートありで本来であればトレードを見送るべき場面となります。

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ただ、ユーロ円に関してはポンド円やドル円とは異なり、ポジションが開始することなく、そのまま20日までこの状態が続きました。

そして10月21日(火曜)に再び期待値マイナス5、イレギュラー発生中アラート有りの新規予測が発生しております。

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翌々日の23日にポジション開始で早速+0.752(75.2pips)の最大利益幅が出ております。

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24日にはFXHPPTでは次の予測待ち画面に切り替わってしまったためその後の結果を確認するにはヒストリカルデータを直接確認する必要があります。

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30日に高値178.81となっているので、買い指値が176.681ですから+2.129(212.9pips)の利益幅が最大で出ていることが分かります。

 

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その後ユーロ円に関しては新規予測待ちの状態が続いております。

以上が推奨3通貨ペアの10月の結果となります(まだ完全には締まっておりませんが)


まとめ

それでは10月の結果をまとめていきます。

冒頭でも書いたとおり今月は10月9日に前半の結果を以下ブログ記事にまとめておりますので、そちらに記載の利益幅も足します。

 

 

▼先ずドル円

10月3日から10月9日までの最大利益幅+562.4pips

10月14日から10月16日損切り-193.2pips

10月20日から10月30日までの最大利益幅+373pips

=合計742.2pips

 

▼続いてポンド円

10月6日から10月8日までの最大利益幅+668.9pips

10月14日から10月16日損切り-204.8pips

10月20日から10月27日までの最大利益幅+144.6pips

=合計608.7pips

 

▼最後にユーロ円

10月6日から10月9日までの最大利益幅+461.3pips

10月23日から10月30日までの最大利益幅+212.9pips

=合計674.2pips

 

3通貨ペアを合わせると

10月の最大利益幅は742.2pips+608.7pips+674.2pips

=2,025.1pips

 

もちろん最大利益幅でキッチリ決済できるわけではないので

例えば控えめに100pips固定で決済指値を入れていたとしても

放置で600pipsが確実に頂けております。

また、仮に「注意アラート」や「期待値マイナス」なども気にせずトレードを行い、ロスカットに掛かっていたとしても600pips-398pips=202pips

となりプラスで今月を終えることが出来ております。

 

自分は20pips決済を徹底しておりアラートや期待値など少しでもリスクがありそうな場面ではやらないことを徹底します」という方であれば今月は残念ながらほとんどトレードタイミングが無かったかもしれません。

首相が代わるなどファンダ的影響がチャートにも出ており、どの通貨ペアも常にアラートが発動した月となりました。

リスクを極限まで減らしたい場合はそのようなスタイルが最も良く、私自身は推奨しておりますが、「それでは全然利益が増えないじゃないか!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。本来は1通貨ペア年間トータルで100pips稼げれば十分なのがFXです。次の年は資金が増えた分だけロットを上げて、また100pips、それを繰り返せば、自ずと年々資金は増えていきます。

数年単位でじっくりと焦らず貯めていくのが理想的ですが、今回お見せしたようにFXHPPTではアラートの有無に関わらす、大抵は一度に大きく勝つことが出来ます。

その分、負けることも出てくるため、もし表示される懸念を気にせずトレードを行いたい場合は20pipsを越えた翌日に必ず建値、もしくはそれより上の位置まで損切りラインを上げるようにしましょう。そうすれば損失で終わることはなくなります。

あとは更新毎に見込み上昇価格や期待値など変動がありますので、それを参考に利益を伸ばしていくと良いでしょう。


なるべく多く利益を頂きたい場合

今回は特別に簡単なアドバイスもお書きします。

上昇トレンド中、日足で直近最高値を付けた時に「ここで決済すべきか、それとも、もう少し粘れば更に利益を増やせるのではないか」そんな風に悩むことが多々あるかと思います。

ここで決済した後に更なる上昇があって「こんなことなら決済しなければ良かった」と悔しがるようですと精神的にも良くありませんので、決済したら暫くはチャートを見ず、一週間ぐらい開けてまた再開するのが良いでしょう。

チャンスは何度でも来るので一度に沢山の利益を得ようと欲張る必要はありません。過去の記事でも書いておりますが欲を持った状態でトレードを行うことが一番負けに繋がります。

詳しくは以下をご覧ください。

 

 

「知りたいのはそういうことではない」と思ったのではないでしょうか。

ご安心を。なるべく良い利益幅で決済をする方法をご紹介します。

 

先ずは以下をご覧ください。

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日足チャートで山の頂点となる足に注目してください。

多くの場合、頂点のローソク足には上髭が付いています。

その後、次の日の足で前日の高値を更新するかどうかは誰にも分かりません。

 

しかし、上昇トレンドが継続している局面では、

高確率で一度下がってから再び上昇する動きが見られます。

その流れを利用した決済手法です。

 

日足で高値をつけた後、1時間足に切り替えて観察してみてください。

▼1時間足

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一度価格が下落して“谷”を形成し、そこから再び上昇していく流れが確認できるはずです。

そして多くのケースで、その上昇が直近高値の足の終値に触れるか、

もしくはわずかに超える程度まで戻るのが自然な相場の動きです。

仮に一時的に深めの押し(谷)になったとしても、

1時間足レベルで見れば、直近最高値の終値付近までは一度は高い確率で戻ってきます。

この時にシンプルで効率の良い手法となるのが

戻って来たタイミングで、その1回目の「谷」の少し下にストップロスを置くやり方です。※上記チャートで黄色のラインがその例です

 

その位置で損切りに掛かる程、再び下落するようなら、

一旦決済で終わっておいた方が無難だという解釈です。

反対にそのまま損切りに掛かることなく再び高値更新するような上昇へ転じれば、自然な流れの中でもう一段階利益を伸ばすことができます。


もう1つ、単純で効率的な決済方法をご紹介します。

1時間足で直近高値をつけた後に初めて谷を形成したタイミングで、

その直近高値の足の終値に決済指値を仕込むことです。

 

先程も書いたとおり、

この位置までは高い確率で一度は価格が戻るため、

1つ目の決済方法よりも多くの利益を確定できる可能性があります。

以下、1時間足チャート例をご覧ください。

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紫矢印が直近最高値(山の頂点)の足になりますが、長い上髭が出来ております。その終値の位置に黄色のラインを引きました。

緑矢印が最初の安値(谷)です。数時間後に黄色のライン(つまり最高値を付けた足の終値)を越えていることが分かりますね。

 

序に、その前の最高値(山)もご覧ください。

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同様に最高値の足の終値に黄色のラインを引いてみました。

一つ目の谷を作った後に、やはり黄色のラインまで価格が戻ってきていることが確認できますね。ここに決済指値を置いていたら、前日の最高値に近い利益が得られたことになります。

 

もし、1つ目に紹介した方法で損切りを置いていた場合は以下のようになります。

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その後、高値を更新したことで以下のように損切り位置を上へ、ずらすことが可能ですので、保証された利益もご覧のとおり増えます。

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以上がシンプルで簡単に高い利益が頂ける利確方法の一例となります。

 

因みにこの方法は最高値を付けた後に明確な谷を作ることが条件でもあります。

以下のような感じで谷を作らず落ちてしまう場合もあります。

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これも良く見ると、実は一つ前の高値更新した次の足で谷が出来ております。

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黄色丸が高値の足、その次の足で谷が出来てますから、その下に損切りを仕込むことが出来ますね。これもすんなりと高値の足の終値を越えておりますので、そちらを決済指値とした場合でも良い位置で利確出来ます。

そうすれば、その後の急落に持っていかれることもありません。

 

是非参考にしてみてください。


最後に

今月ドル円とポンド円で負けが1つずつ発生しましたが、

推奨ストップロスを実際のチャートに当てはめてみるとFXHPPTの予測精度の高さをまた実感いただけます。

 

黄色のラインが今回負けとなった推奨ストップロス位置です。

※チャートは30日22時時点のスクリーンショットです

 

先ずはドル円

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残念ながら今回はストップロスを下抜けしてしまいましたが殆どヒゲとなり、ちょうど損切りラインを起点に再び上昇していることが分かります。

 

続いてポンド円

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ドル円以上に分かりやすく、ちょうど損切りラインを抜けた部分がヒゲとなっており、実体が抑えられているのが分かります。明らかにターニングポイントとなっておりますね。

 

今回は損切りラインを割ってしまいましたが、重要な位置がFXHPPTのロジックによって自動的にしっかりと割り出されていたことがお分かりいただけると思います。

抜けるかどうか、この僅かな差こそが、先ほど説明した期待値(根拠)の数や懸念材料によって決まる部分です。

 

どうして、こんなに精度の高いツールが作れるのか気になった方はこちらも合わせてご覧いただけたら幸いです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。