前置き(やや重要)

今回は購入を検討中の皆さまがきっと気になっているであろう高精度エクセルFX予測ツール『FXHPPT』の実際の予測精度検証を去年(2024年)1年分行ってみました。

どんなツールなのか、使い方はどうなのか、どういう人に向いているか等は、

これまでにも書いているので今回は省きます。

初めてこの記事を読む人は是非先ずは最初に以下の記事を順番にお読みになられることをお勧めします。特に上から3つ目の記事では、実際に3つの通貨ペアで1カ月間、『FXHPPT』を使ったトレードを行った様子を予測と結果に分けて公開しております。

予測に関しては偽りのない数値であることを証明すべく公開日を過去へ戻すことが不可能なYouTube動画で行っており記事内にリンクしております。

 

 
 

 

そしてそもそも私について一体どういう人物なのか気になる方は以下のブログ記事もお読みいただけたらと思います。

 

 

それでは本題に入る前に、

先ず今回1年間の結果を公開するにいたった理由をお話します。

該当サービスページのQ&Aにも記載しているとおり、当ツールはEAではないため過去全ての結果を示すには人力で1件ずつチャートと照らし合わせて検証を行う必要があり膨大な時間が必要となるため現実的ではありません。開発にあたってはドル円とポンド円の過去30年以上(約7,450日分)のヒストリカルデータを分析し繰り返しロジックの有効性を検証してきましたが、それでも残念ながら全ての日数には及びません。

それはつまり「過去検証の結果が見たい」という要望に対して、全ての結果(勝率)を正確にお見せすることができないということです。

とは言え、私自身は多くの検証を繰り返してきて、その確かな精度を分かっているので自信を持って「高精度」と言えるのですが、それだと同じように高精度や高勝率を謳うツールやサービスとの差別化が図れていないと感じております。

もちろん、他全てを批判しているのではないのですが、

例えばFXの自動売買ツールのWeb広告等には「勝率100%のケースもあり」というような曖昧な表現が使われていたり真偽不明なものも少なくないので、

当ツールがそれらと同じように捉えられないように可能な限りリアルな結果をそのままお見せするように心がけております。

前述のブログ記事にもあるとおり、正真正銘の1カ月間の結果も偽りなく公開しており既に読まれている方なら既に十分ツールの凄さをご理解いただけているとは思いますが、それでもやはり私が使用する側の立場であったら、「1カ月間だけでは高精度か判断するにはまだ足りない」と感じるかもしれません。

それも踏まえ今回は更に期間を広げて昨年2024年の1年間の結果をお見せすることで、改めて皆さまが本当に知りたかった過去検証による高精度の証明が出来るのではと考えました。

 

当ツールは開発をドル円とポンド円をベースに行ったため、他通貨ペアでの使用は推奨していないということを度々ブログやサービスページで公表しております。

ただロジック自体はこれらと似た動きをする主要な通貨ペア(クロス円)であれば理論上は問題なく機能するため、未検証ということをご理解の上、自己責任で行うようにお願いしております。

その中でもユーロ円は特に人気が高く、皆様の中には「当ツールでユーロ円も行いたい」と考えておられる方もいらっしゃるでしょう。

ドル円ポンド円は開発する上での検証通貨ペアですので精度が高いことは分かっておりますし、フル版の購入前にどうしても事前に検証を行いたいという方にはトライアル版も用意しておりますので、今回は敢えて推奨ではないユーロ円で検証を行いました。

言うまでもなく、このユーロ円で精度が高ければ当然検証済みのドル円ポンド円の高さも折り紙付きとなるのではと思います。

先ず検証を行う上での前提として

改めまして当ツール『FXHPPT』は買い指値予測に特化しており、限りなく高い確率で20pipsを頂くことを前提としてロジックを組んでおります。

ですが殆どのケースでそれ以上の大きな上昇(100pips以上)となるため、20pips以上の上昇が見られた場合は損切り位置を上手くコントロールすることで、上昇見込み幅(見込み価格)付近の価格帯まで利益を積み上げることも可能です。もちろん上手に行えば毎回最高値近くまで伸ばすことも可能ですが、それにはツール外のテクニックも必要となってきますので、特に初心者の方やこれまで勝てていなかった方にはお勧めはしません。どうしても最大まで行いたい方は自己責任のもと、予測と共に表示される期待値を見て都度判断いただけたらと思います。

以下をご覧ください。

 

スクリーンショット 2025-04-10 150058.png

 

期待値が10と出ていてかなり高い状態です。

期待値は予測発生して(指値を仕込むべきタイミングが今、そして有効性がこれからと表示されている状態で)、予測買い指値に現価格が到達した時に20pipsいただける根拠の数となります。3以上が「高め」と評価でき、その場合は限りなく高い確率で最低20pipsは頂けて、逆に0やマイナスの場合は根拠の数が少なく過去の統計のみでの予測になりますので精度はやや劣ります。

とは言え、そもそもの統計を基とした複数の条件からなる独自の予測ロジック自体が高いため期待値が低くても大抵は20pips達成となります。

可能な限り負けたくないのであれば、期待値は最低2以上を推奨いたします。

また、期待値が高い程、大きく伸びやすいという傾向もあるので20pips以上を目指すかどうかの判断にもお役立ていただけます。

 

推奨ストップロス(損切り位置)に関しては他のブログ記事でも書いておりますが、飽くまで万が一の保険に過ぎません。上記ケースではかなりの幅が出ており、人によっては「これでは損切り無しのトレードと変わらない」と感じられるかもしれませんが、

例えば一回目の上昇で20pipsいかなかった場合に一旦下がる可能性はあっても高い確率で数日のうちに再び上昇し20pips利確となります。

つまり上記の例で言うと一旦下がったとしても153.886までは下がらないということです。

精神的に含み損が耐えられない人はストップロス位置を自身で決めて浅めに置いても構いませんが、その場合は当ツール本来の予測精度は発揮できないということを予めご理解ください。

ほとんどの場合、含み損になることもなく一回目の上昇で20pipsを越えますが1回目で越えられないこともあります。特に大きい上昇の前は一旦深く下がって底を確かめてから再び上昇に転じることもあるため、浅めに損切りを置くと、次の上昇を掴めずに終わる可能性が高まります。ですのでもし、そこまでの含み損に耐える余裕のない人は一旦今回は見送るか、或いはレバレッジやロットを下げて、ちょっとずつでもコツコツと着実に利益を積み上げて行くことをお勧めしております。

 

※5/24追記:尚、損切り幅に対するリスクリワード懸念はアップデートにより大幅に軽減されました。機能追加したFXHPPT2.0を使ったポンド円1年間の検証結果を見れば高い精度で大きくお稼ぎいただけることが分かります▼

 

 

イレギュラー発生中!のアラートについて

当ツールの取扱説明書(ガイドブック)にも記載しているのですが、赤字のこのアラートが出た場合は例え、期待値の高い予測が出たとしても、イレギュラーな動きをする可能性があるのでトレードは推奨しておりません。

本来の予測精度は期待値が3以上あれば、20pipsいただける可能性は限りなく100%に近いのですが、イレギュラーが発生すると一気に50~60%まで下がることが検証で分かっております。

年単位で発動するレアなパターンなので今年はまだ1度も出ておりませんが2024年は各通貨ペアで複数回発生する稀な年となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 153323.png

 

検証方法

以上を前提として、検証のやり方は

先ず予測買い指値が発生して以降、現価格がその買い指値価格に到達した(ポジションが開始された)場合に、1回のトレードとしてカウントします。

 

その1回の中で20pipsを達成したら1勝とし、20pipsに到達することなく、

その時の推奨ストップロス価格まで下落した場合(つまり損切りにあった場合)を1敗とします。

 

予測が発生しても、予測買い指値まで現価格が到達せず(つまりポジションが開始されていない状態で)下落し、その予測が終了、或いは新たな予測に切り替わった場合は、そもそも損益もないためトレード回数としてカウントはせず当然勝敗も無しとします。

 

最大利益に関しては、各1回のトレードにおいて予測買い指値から最高値までの変動幅を出し、1年間での全トレードのその変動幅を足した合計を出します。

そもそも20pips決済を推奨しておりますので本来であれば20×合計トレード回数がその年の確実な利益幅となりますが、20pips以上やられたい方もいらっしゃると思いますので当ツールを使うことで最大でどれくらいの利益幅を頂けるかを参考に表します。

 

統計から導かれた複数の条件を基としたロジックの予測精度を示すことが目的であるため、前提として説明したイレギュラー発生アラートや、低い期待値など、本来推奨していないトレードであっても予測が発動している場合は検証対象として行っております。

繰り返しになりますが、より確実に勝ちを目指すのであれば、

それらのケースではトレードは見送ってください。

 

最後に

各FX業者から提供されるヒストリカルデータには、取引時間や価格の表示方法などに微妙な違いがあるため、同じ日付のデータを使用しても、

FX業者間で予測結果が異なる場合があります。

それは当ツールが常にそのヒストリカルデータに対して機能している証拠でもあります。

今回の検証においては、XM /XMTrading (エックスエム)のスタンダード口座のヒストリカルデータを基に行っております。

ツール自体は業者を問わず機能し予測精度にも差はございませんので、他の業者でも全く問題なくご利用いただけますが、もしFXHPPTを使って今回の検証と全く同じ結果を確認したい場合はXM /XMTrading (エックスエム)のスタンダード口座からヒストリカルデータの取得を行ってください。

 

2024年(1年間)のトレード結果【ユーロ円】

それではいきなり結果から公表いたします。

 

FXHPPTを使ってユーロ円1年間で上げられた最大累積利益幅は

3,608.9pips 

でした。

 

全トレード回数は20回 (通常トレード15回+イレギュラー発生時トレード5回

※注意 イレギュラー発生アラート表示が出ている時は精度が下がるため本来トレードはお勧めしません。今回は検証のために行っております。

勝率は通常トレード15勝全勝(100%)

イレギュラー発生時トレードを含めると19勝1敗(95%)

※イレギュラー発生時トレード内訳=5回中4勝1敗(80%)損失幅は124.7pipsでした。

 

結果、当ツールが推奨するトレードを行ったら

予測に対し100%の確率で20pipsを頂けたということになります。

また、本来推奨はしていないイレギュラー発生アラート時も変わらずトレードを行ったとしても勝率は98%で最大利益幅は3,637.6pipsとなり、損失幅124.7pipsを引いても3,512.3pipsの利益幅という結果となりました。

 

よくトレード回数(頻度)を気にされる方がいらっしゃいますが

僅か年間20回のトレードで最大3,512.3pipsの利益幅があり、

更にそれはユーロ円という本来推奨ではない1つの通貨ペアだけの結果であることを考えたら、いかに効率の良いトレードかお分かりいただけるたのではないでしょうか。

勝率とトレード頻度の関係についてはこちらに詳しく書いておりますので是非気になる方は合わせてお読みください。

 

 

最も謙虚に私が推奨する20pips決済を守って確実なトレードを行ったとしたら、15勝×20pips=300pips

ドル円ポンド円も同じくらいかそれ以上の頻度でトレードが行えますので

これが3通貨ペアだったら凡そ900pips

 

期待値が2以上の場合、ほとんどのケースで100pips以上の上昇を掴めているので、20pips以上やられる方も当然いらっしゃると思います。更に未検証(30年分のデータ検証を行っていない)ユーロ円ですらこの結果ですので他にも主要なクロス円を追加して行われる方もいらっしゃるでしょう。

そうなれば900pips程度で収まらないことは容易に想像がつくかと思います。

 

例えイレギュラーが発生しても極めて高い結果が出ていることが証明できておりますので『FXHPPT』がどれだけ高精度で信頼性の高いロジックが組まれているかが十分にお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

この後、1件ずつトレード詳細を解説していきます。

検証方法のセクションでお話したとおりXM /XMTrading (エックスエム)のスタンダード口座からのヒストリカルデータを使っておりますので

同様の方法で検証を行えば同じ結果が表示されます。

つまり全て再現可能な偽りのない検証結果であるということです。

 

ただ、度々別のブログ記事にも書いておりますが

未来のことに絶対(100%)はありません。例え、過去必ず同じ動きをしていたとしても次回初めて違う動きをする可能性も0ではありません。

くれぐれも過信は禁物です。

過去は過去として捉え、この先100%ではないが「高精度」であることに偽りはないといった程度に捉えていただけたら幸いです。

 

各トレード検証の詳細レポート(計20回分)

それでは今回のユーロ円の1年間の検証について各トレード毎に詳しく書いていきます。

 

▼2024年1月最初に予測が発生したのは1月10日でした。

早速期待値は10と非常に高いですが、ストップロスもかなり幅があります。

スクリーンショット 2025-04-10 150058.png

 

数日間上昇までの「溜め」がありましたが、一週間後の17日には、しっかり125.7pipsの上昇があり、難なくこの時最初の20pips利確となります。しっかりと上昇見込み幅も越えております。

そのまま、1カ月以上続く長期の上昇となり、最終的に2月19日の時点で最大で192pipsまで利益幅が伸びました。期待値10どおりの結果となりましたね。

スクリーンショット 2025-04-10 150851.png

今回の検証ではまだ1回のトレードとしてカウントしておりますが、長期で高い期待値をキープしていることから、長く上昇が見込めたため、一旦下がったタイミングで再度上昇を捉えることも出来たかもしれません。この辺りはツール外のテクニックとなりますが検証を繰り返すことで傾向を掴めるかと思います。

 

それから暫く予測ポイント発生待ちが続き、

▼2月28日にようやくこの年2回目の新規予測が発生しました。

今度はストップロスは浅めで期待値は1とやや低めです。

スクリーンショット 2025-04-10 151152.png

翌3月1日、予測指値に価格が到達する(ポジションを持つ)前に新たな新規予測に切り替わり、その後3月05日に難なく最大33.1pips(※修正 3月4日時点で43pipsでした)の利益幅があがっており、この年2度目の20pips利確となりました。ただ、やはり期待値が低いので伸びも低めです。

 

スクリーンショット 2025-04-10 151403.png

 

▼3月10日に新たに期待値0の新規予測が発生しましたが到達(開始)はせず、3月12日に再発生し今度は期待値-3と極めて低い予測となりました。

それでも翌日にはしっかり28.2pipsの利益幅が出ており今年3度目の20pips利確となっております。ご覧のとおり次の日14日には24.5pipsと下がっており、期待値-3に比例した結果となっているのが分かります。

スクリーンショット 2025-04-10 151759.png

 

▼3月15日に新規予測が発生、期待値は-1と、これまた低めでしたが17日の段階で期待値のみが3まで上昇しました。ヒストリカルデータを更新する度に最新の日付を基準とした計算が行われるため、状況に応じて常に期待値も変化が起こります。ポジションはまだ開始しておりません。

スクリーンショット 2025-04-10 151951.png

 

それから18日に価格が指値に到達しポジションがスタートしましたが、実は18日に切り替わったタイミングで再び期待値が-1まで下がってしまいました。そしてこの日の結果は19.7pipsと20pipsまで0.3pips届かず。

スクリーンショット 2025-04-10 152710.png

翌19日には、予測待ちに切り替わってしまい、前予測の有効性が終わってしまいました。

スクリーンショット 2025-04-10 152825.png

ここで初めて20pips達成ならず「1敗」かと思われたかもしれませんが、

実際に19日の結果を見てみると、しっかり163.984まで上昇していることがわかります。期待値が3に切り替わった17日の予測は買い指値が162.474なので151pipsの利益幅であったことが分かります。もちろん、それまでの間にロスカットにも掛かっていないため4度目の20pips達成です。

上昇見込み幅が136.1pipsだったのでそれをも越える上昇となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 153047.png

 

FXHPPTは日足データを更新する仕様上、1日の中での変化を結果画面上で出すことが出来ない為、時としてこのように利益表示される前に次の状況に切り替わってしまうことがあります。一見未達成のように思ってしまいますが、その都度実際のチャートを見て頂けると、しっかりと達成していることが分かります。

 

▼3月25日に新たな予測が発生、期待値は2です。

ただし、ここで初めてイレギュラー発生中!アラートが発動しました。

本来であれば見送るべきですが、基本ロジックの精度検証を目的としているため今回の検証では通常通り指値を仕込む流れで結果をみていきます。

翌日12.1pips、更に次の日は13.1pipsと20pipsには届かずその後下落し

今年初めてのロスカット「1敗」となりました。これが唯一の負けとなります。しかし、逆にこれによってイレギュラー発生中アラートの精度の高さも証明できたかなと思います。

スクリーンショット 2025-04-10 153628.png

 

▼4月2日に新たな予測が発生し期待値は3、しかしまだイレギュラー発生中アラートが消えていないので見送るべきではありますが、変わらず指値を仕込んでいきます。

今回は翌日にはキッチリ97.6pipsの最大利益幅が出ており5度目の20pips利確達成となりました。更にこの3日の時点でイレギュラー発生中アラートは消え、翌日4日には150.4pipsまで利益幅が伸び、期待値も更に4に増え、結局そのまま22日まで上昇が継続し最大で168.7pipsの利益幅となりました。イレギュラー発生中アラートが消えたことで本来の期待値3の有効性がそのまま結果に表れたようです。

スクリーンショット 2025-04-10 154942.png

 

4月30日に新たに期待値1の予測が発生し再びイレギュラー発生中アラートが表示されました。

ポジションが開始せぬまま5月2日には期待値-3まで下がったため流石にイレギュラーと-3は本来であれば絶対に見送るべきですが、検証のために行います。ですがポジションが開始せぬまま、

▼5月6日に新たな予測が発生し今度は期待値が2に上がりました。しかし引き続きイレギュラー発生中アラートは消えておりません。

そんな中で翌日には50.2pips、更に次の日には127.8pipsと上昇を重ねて、

4日後の5月10日金曜には189.6pipsの利益幅となりました。

当然20pipsは達成で今年6度目です。

スクリーンショット 2025-04-10 160425.png

その後、14日にはイレギュラー発生中アラートが無事に消え、一気に333.3pipsまで上昇しました。

ここまでで、期待値が2以上でイレギュラー発生中アラートが無ければ、ほぼ毎回上昇見込み幅を超える(100pips以上)利益幅となっていることが分かります。

サービスページやブログ記事にも書いているとおり、予測のほとんどで、20pips以上の大きな上昇が見られるというのを証明できているかと思います。

スクリーンショット 2025-04-10 160750.png

その後は新たな予測が暫く発生せず

▼6月5日に期待値2で新規予測が発生し買い指値は170.084、ストップロスは167.464と表示されております。

スクリーンショット 2025-04-10 160956.png

 

2日後の7日には19.2pipsまで利益幅が出ましたが、20pipsまで0.8pips及ばず。更に期待値は-2に下がってしまい、それに伴いストップロスも10pips程度変動がありました。

スクリーンショット 2025-04-10 161115.png

 

ですが既にポジションを持っている状態ですのでストップロスの変更は行いません。期待値が下がったことでストップロス価格の再計算も行われたものと思いますが、あくまでポイント発生日は6月5日ですので、その時点で仕込んだストップロス推奨価格167.464が有効な予測となります。

この後、数日下落が続き、14日には特に大きく下がりました。

データ・ウインドウを確認するとLow(最安値)が167.509で、ストップロス推奨価格が167.464だったので、見事に仕込んだ位置のちょうど少し上で下げ止まったことになります。

スクリーンショット 2025-04-10 161521.png

 

そこから再度上昇に転じ中期的な上昇が開始しました。

スクリーンショット 2025-04-10 162054.png

 

まさに前提としてのセクションでお書きしたストップロスの解説通りの展開で、大きな上昇の前に一旦底を確かめにいくような下落がありましたが、推奨ストップロスの価格までは下がらず損切りに掛かることなく上昇に転じております。

FXHPPT上では6月17日に新たな予測に切り替わってしまったため、

6月5日の予測に対しての結果を見ることが出来ませんが、

上記のチャートのとおり、7度目の20pips達成となっております。因みにこちらの上昇は最終的に最高値175.414となったため、6月5日の予測買い指値170.084から最大で533pipsの大きな利益幅となったことになります。

 

▼更にこの新たに出た6月17日の予測は期待値-2でしたが、即日50.2pipsの利益幅があり、こちらも今年8度目の20pips達成となっております。その後6月20日には期待値も2まで上がり、最大利益は91.1pipsまで伸びており、最終的に先ほどの予測結果でもあった最高値175.414まで伸びているため、結果としてはその前のトレードでの利益幅を上回る175.414-169.397=601.7pipsの最大利確幅となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 162116.png

この上昇が暫く続いた関係で7月14日まで新規の予測は発生せず。

7月15日に期待値-2で、凡そ1カ月ぶりに新規予測が発生しましたが、残念ながらまたイレギュラー発生中アラートも発生しておりました。 

ポジション開始には至らず3日後の

▼7月18日に新たに期待値-3のイレギュラー発生中アラート有りの予測に切り替わりました。こちらに関しては翌日には22pipsの利益幅があり、9度目の20pips達成となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 162634.png

▼更に7月25日には新たな予測が再び期待値-3のイレギュラー発生アラート付きで発生し、翌日に34.4pipsの利益幅で10度目の20pip達成となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 182356.png

8月7日に新たな予測発生が発生、期待値は-2。 

ポジション開始はせず、

▼8月12日に期待値0の新たな予測が発生し2日後の14日には54.9pipsの利益幅となり11度目の20pips達成となりました。そして期待値も4まで増え、そのまま上昇し翌日には184.2pipsで、また上昇見込み幅も越える利益幅となりました。この上昇が9月6日まで続いております。

スクリーンショット 2025-04-10 182727.png

9月9日に期待値-1で新たな予測が発生しましたが、ポジションは開始せず、そのまま12日に更に新たな予想に切り替わり期待値は-2に。ここでもポジションは開始せず、それから

▼9月16日に再度予測が切り替わり期待値1となり、翌日には157.3pipsの利益幅があり、12度目の20pips達成となりました。この上昇は更に翌日の18日には162.1pipsまで利益幅が伸び、ご覧のとおり、また上昇見込み幅を超える結果となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 183614.png

 

▼9月19日に新たな予測が発生し、今回は期待値6と久々に高く、その翌日には速攻で上昇見込み幅を超える111.1pipsの利益幅があり、まさに期待値どおりの文句なしの結果となりました。13度目の20pips達成で、またまた上昇見込み幅も越えております。

スクリーンショット 2025-04-10 183805.png

そのまま27日には344.4pipsまで最大利益幅が伸び、改めて期待値6の信頼性が証明できたのではと思います。

この上昇は10月以降も続き10月10日の時点で最大で356.1pipの利益幅となっております。推奨はしておりませんが、上昇期間中に複数回に分けて利益を積み上げることも可能だったかと思います。

スクリーンショット 2025-04-10 184057.png

▼10月25日ようやく新たな予測が発生し期待値も3と悪くない数値。 

スクリーンショット 2025-04-10 184252.png

 

FXHPPT上では28日に予測が消えてしまいましたが、

これは前述したとおりツールの仕様上、1日の中での値動きを表せないために起こることで実際には28日時点で166.060まで価格が上昇しており25日の予測は買い指値164.859、推奨ストップロス163.19なので、以下のとおりロスカットになることもなく120.1pipsの最大利益となっていることが分かります。これで14度目の20pips達成です。

スクリーンショット 2025-04-10 184650.png

 

11月01日に期待値1で新たな予測が発生しましたがポジションスタートはないまま

▼11月11日に新たな予測に切り替わり期待値は-1。

15日には29.8pipsの利益幅で15度目の20pips達成となりました。

スクリーンショット 2025-04-10 185241.png

 

▼11月18日に期待値1の新たな予測が発生し

4日後の22日時点で70pipsの利益幅となり、16度目の20pips達成。

予測に安定感があります。

スクリーンショット 2025-04-10 185514.png

11月25日に新たに期待値-1の予測が発生しましたがポジションは始まらず、その後28日に期待値-2で新たに予測が発生しましたが、これもポジション開始とはならず、それから

▼12月3日に期待値0で新たな予測が発生し

翌日59.3pipsの利益幅となり、難なく17度目の20pips達成となりました。

そのままこの上昇が続き12日までに最大で248.7pipsの利益幅となっております。期待値が0でしたが、そもそもの予測ロジックが効いて、しっかりと大きな上昇を掴めております。

スクリーンショット 2025-04-10 190154.png

 

▼12月13日(金曜)に新たな予測が発生。ここにきて期待値はなんと再び6。 

早速週明け16日に57.2pipsの利益幅、 翌17日には84.2pipsまで伸び、

そこから更に翌日19日に一気に216.8pipsの利益幅となりました。やはり期待値6は安定感があります。当然20pips達成で18度目となります。

スクリーンショット 2025-04-10 190459.png

 

▼12月24日にこの年最後の予測が発生。2日後の26日には早速109.2pipsの利益幅となり19度目の20pips達成。

スクリーンショット 2025-05-17 035113.png

更にそのまま伸び続け30日には124.3pipsまで利益幅を伸ばし、その後大きく下落しております。

スクリーンショット 2025-05-17 034316.png

以上が2024年ユーロ円1年間の検証の詳細となります。

 

※追記:25年5月18日にリリースした最新版のFXHPPT 2.0では新たにリスク回避のロジックを組み込んだ影響で、この付近が危険エリアの判定となり、24日の予測は発生せず27日(ポイント発生日は26日)に「要注意エリア」アラート付きの予測が発生しております。

「要注意エリア」アラートは期待値に関係なく予測精度が最大50%まで落ちる状況を示しています。

ストップロスが1000pips近く開いており、アラート有りでは極めて危険な為、「やらない」もしくは何かしらの「リスクヘッジ」が必須の場面だったと言えます。

スクリーンショット 2025-05-20 231553.png

 

結果、下落となり、もし通常どおりのトレードを行っていたら翌年2月に掛けて大きく負けていたことになります。旧バージョンでは24日に予測発生し、運よく勝てておりましたが実際の予測自体は50%まで下がっていた可能性があります。

こういった難しい場面でのリスク回避がFXHPPT2.0では新たに可能となっております。アップデートされた機能について詳しくは以下記事をご覧ください。

 

 

まとめ

今回の検証で2024年ユーロ円の年間最大累積利益幅が3,608.9pipsという結果がでましたが実際のところはそれ以上となります。

理由を分かりやすく説明いたします。

例えば155.000の予測買い指値が出て仕込んだとします。その予測の有効期間中にポジションを持ち続けたとして、最高値が157.500だったとしたら、検証では250pipsの最大利益幅としています。そしてその後157.000の新たな予測が出て、最高値が160.300になったとしたら、330pipsの最大利益幅が出たことになります。累積だと先ほどの250pips+今回の330pipで580pipsの利益幅としておりますが、実際は最初の方のトレードで、上昇が続いていればそのままポジションを持ち続けるといった判断をする場合もあるでしょう。

そうなると最初のトレードでの最高値も160.300ですので530pipsが最初の最大利益幅となります。つまり530pips+330pips=860pipsの累積利益幅があったとも解釈可能なのです。

今回の検証の中では20回のトレードの中で、1か所だけ自然な流れでこの解釈を行っておりますが、厳密にはもっと多くに同様の場面が存在していたことが考えられます。それらを更に細かく検証すれば、大幅に利益幅が増えていたことでしょう。

ですが今回は20pipsに対しての勝率検証=ツールの精度が一番の目的だった為、利益幅はさほど重要視しておりません。

少なく見積もっても3,608.9pipsですので、十分お稼ぎいただけるツールであることが証明できたのではないでしょうか。

 

自画自賛にはなってしまいますが、

ここまで精度が高く、それを1年に渡って実際に証明できているツールは余り存在しないかと思います。

年20回のトレードが少ないと感じる人は、当ツールは合わないと思います。

そういう方は是非、他の手法や、EAなどで沢山トレードが行えるものをお探しいただければと思います。

当ツールは効率よく可能な限り確実に利益を重ねたい人に適しており、

ツールのコンセプトに共感いただける方だけに使っていただきたいと思っております。

以上、お読みいただきありがとうございました。