前月6月もポンド円でその高い予測精度をお見せしている高精度FX予測ツール『FXHPPT』ですが、これまで幾度となく高勝率な結果を実証していることから検証自体がマンネリ化しつつあり、キリがないため今後は余り記事化はしないというアナウンスをしておりましたが、今回7月ポンド円で【負け】が出たため、急遽検証結果を公表しております。

 

改めてFXHPPTについてまだ知らない方は以下記事をお読みいただいた上で本記事をご覧ください。

 

 

▼ポンド円7月の結果(詳細)

早速、負けがあったポンド円から検証していきます。

 

先ず7月2日(水曜日)に前日7月1日までのヒストリカルデータを読み込ませたところ、以下のとおり6月27日に発生した予測が継続しておりました。

まだポジションは開始されていません。

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それから翌日3日(木曜日)に再度分析を行ったところ、引き続き予測が継続しておりましたが、「要注意エリア」アラートが発動し、期待値が2から-2に落ちて降りました。まだポジションは開始されていません。

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ポジションが開始されないまま次の日の4日(金曜日)に新たな予測に切り替わりました。期待値は再び2で、アラートは消えております。

早速、表示されている198.173に買い指値を仕込み直します。

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そして4日(金曜日)が締まった時点での分析結果が以下です。

3日に発生した予測が継続していますがポジションはまだ開始されていません。ストップロスと上昇見込みの数値が若干変動しております。

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そして翌週月曜日の7日が締まった時点の分析結果が以下です。

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予測が消え、次の予測待ちの画面へと切り替わっております。

つまり7日のうちに色々変化が起こったと推測でき、FXHPPT上では結果を追うことが出来ません。そのためヒストリカルデータを直接確認してみましょう。

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7月7日をご覧ください。高値(黄色)が198.989となっています。

買い指値は198.173なので、7日のうちにポジションが開始されていたことが分かります。そしてその日のうちに0.816(81.6pips)の利益幅があったということです。今回も初日で当ツールの推奨決済ポイントである20pipsは大きく超えており、そのまま7月18日まで持ち続けることで最大1.787(178.7pips)の利益幅が得られました。

予測発生時の上昇見込み幅は1.922(192.2pips)だったので15pipsほど届かずでしたが、それでも100pips以上の利益は確実に頂けたかと思います。

もちろん、その間ロスカットにも掛かっていないことが分かります。

 

因みに今回は7日の時点で7月3日の予測が消えているため、その時点で予測効力はやや下がっていたと考えられます。従って上昇見込み価格を超える上昇はやや難しかったと言えますが、それでもしっかりと見込み価格付近まで伸びたのは流石の精度と言えるのではないでしょうか。

 

それから7月11日(金曜)に新たな予測が発生しております。

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週明け14日(月曜)までの結果を更新すると

引き続き11日の予測が継続しており、まだポジションは開始されていません。

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そして翌15日には次の予測待ち画面に切り替わってしまったため、

またヒストリカルデータで確認してみます。

15日の高値が199.51、買い指値が199.515なのでギリギリでポジションは開始されておらず。

ただ、仮に始まっていたとしても7月18日に高値199.96となっているため、20pipsは超えられております。

 

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その後、暫く新規予測は発生せず。

次に新たな予測が発生したのが7月23日(水曜日)、なんと期待値7でした。

▼これが今回の負けトレードとなります。

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ポジションは開始せず翌日24日(木曜日)、予測は継続しているものの、期待値が4まで落ちました。

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更に翌25日(金曜)が締まった時点でも、まだポジション開始はなく、その週を終えます。期待値は更に落ちて3となっています。

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そして週明け28日(月曜)が締まった時点での結果を見てみると、新規予測へ切り替わってしまいました。

しかも「暴落注意アラート」有りで期待値も0まで落ちております。

これはトレードをするタイミングとしては、やや危険と言えます。

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FXHPPT上では28日に予測が切り替わってしまったため、25日終了時点で仕込んだ買い指値の結果がどうなったかが分かりません。またヒストリカルデータを確認します。

 

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買い指値は199.147でしたが、28日の高値が199.199だったことから、ポジションが開始され、僅か5.2pipsの利益幅で下落しておりました。

そして31日に安値が196.949となったことでロスカットにより負けが確定となっております。

予測発生時の推奨ストップロスが196.965なので、僅か1.6pips抜けてそこから再び上昇に転じております。

結果、199.147から196.965の下落の為、2.182(218.2pips)の損失となります。


今回の負けについて解説

先ず23日の予測発生時、期待値は7でしたが、

24日に4まで下がり、25日には更に3まで下がりました。

この事から、ポジション開始前段階での予測期待値が相場状況の変化によって大分落ちていたことが分かります。

 

そして週明け28日の日本時間14時台に結果的にポジションが開始されましたが、その時点では別の予測が既に発動していた(つまり25日までの予測は有効ではなくなっていた)と考えられます。

 

しかしFXHPPTは日足データが確定したタイミングで日々予測更新を行うように設計しているため、予測が切り替わっていたことを知ることが出来るのは28日の日足が確定する29日AM6時頃となります。

そうなると当然、28日のポジション開始は防げません。

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構造上、これは常に発生し得ることで、

上記を考慮した上で、FXHPPTは毎回的確な買い指値と推奨ストップロスを割り出して表示できるようなロジックを組んでおります。

今回も買い指値199.147となっていたのは、計算上、この価格を転換ポイントと割り出したからです。逆に推奨ストップロス196.965も重要なサポートラインからはみ出した場合のボラティリティを考慮した上で表示される価格です。

今回は買い指値199.147を5pipsほどオーバーしたことでポジションが開始されており、推奨ストップロスも1.6pipsと僅差ながら、超えてしまいロスカットとなっております。ただ、その1.6pips超えた196.949を節目に大きく反発の上昇が起き、トレンド転換していることから、そのエリアが重要な節目であるという予測自体は間違っておりませんでした。

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この事からロジック自体は変わらず高い精度で機能していることが分かります。

しかしファンダメンタルズもあり、残念ながら今回は完璧な予測どおりとは行かなかったということです。

 

このタイミングでの影響があった主な指標発表や経済ニュース▼

・英国小売売上高発表(7月29日): 英国の個人消費と経済健全性を示す。

・英国消費者物価指数(CPI)発表(7月30日): 英国のインフレ動向と利上げ観測に影響。

・日銀金融政策決定会合議事要旨発表(7月30日): 日本の金融政策、特にYCCに関する手掛かり。

・BOE金融政策委員会(MPC)議事要旨発表(7月31日): 英国の金融政策スタンスに影響。

・米国の主要経済指標(例:ISM製造業PMI、雇用統計など): 世界のリスクオン/オフセンチメントに影響し、間接的にポンド円にも波及。

・国際的な地政学リスクや主要国の政治動向: 安全資産としての円買いやポンド売り圧力につながる可能性。

今回の負けは防げなかったのか?

これまでにも何度も書いているとおり、FXHPPTは非常に高い予測精度によって常に高勝率を安定的に出せておりますが、決して100%ではありません。

通貨ペアによって100%の勝率だった年も何度もありますが、90%~95%の年もあります。イレギュラーアラートや暴落アラート等、頻繁に出た年では80%台に落ち込むこともあります。※アラート時のトレードを避ければ大抵90%を越えています

 

以上を前提として、特にファンダメンタルズが強く影響しているタイミングでは予測も不安定になりやすく、負けることもあるとみてください。

その上で、今回どうすれば良かったのかを考察します。

 

▼分析のタイミング

これはFXHPPTの正しい使い方ではありませんが、

足が確定する前にその日の分析を行うことで現在の状況が分かる場合もあります。

今回は週明け28日の中で、前週金曜日25日分の予測が切れ、負けに繋がっております。

であれば、28日の朝や昼に、その時点までのヒストリカルデータを読み込んで、最新の予測を出していたら防げた可能性はあります。

ただ、そもそもFXHPPTはそういった使い方を想定してロジックを組んではおりませんので、有効性については保証できません。

先程も書いたように、1日置きの更新であることを想定して買い指値やストップロス位置を表示しているため、本来であれば、例え28日のうちに前週までの予測の有効性が切れていたとしても、ポジションが始まらない位置で下落転換が起こります。だから日足が確定したタイミングで更新を行っても問題ないようになっております。

 

しかし今回は予測と実際の数値に5pips程度の乖離があり、

ポジションが開始されてしまいました。

 

もし、28日午後12時の時点でヒストリカルデータを読み込んでいた場合、その段階で今仕込んでいる指値が有効ではないということに気付け、ポジション開始を防げたかもしれません。

 

ですので「窓開け(チャート上で前日の終値と週明けの始値が大きく離れて始まる現象)」などが起きやすい特に月曜などは、試しに最新のヒストリカルデータを読み込ませてみるのも1つの手かもしれません。

注意:その場合は高い確率で、その時に出した結果と日足が確定したタイミングでの結果で予測数値が変わりますので、必ず日足が確定したタイミングで再度正確な予測を出すようにしてください。

 

▼ポジションが数日に渡って開始しない場合は要注意

今回は23日に発生した予測が3日に渡ってポジションが開始しないまま、期待値だけが下がっていきました。

このようなケースでは当初の予測から精度が落ちている可能性がありますので、やや警戒すると良いかもいれません。

逆に期待値が上昇していたり、元々出ていた「懸念アラート」が消えた等であれば問題ありませんが、ネガティブ要素が増えた場合は当然リスクも生まれやすいので、その際は普段よりロットを下げたり、指標発表のタイミングを確認してトレードを控えるといった多少のリスクヘッジを試みましょう。


他の通貨ペアの7月はどうだったか

では7月の他の通貨ペアも見ていきます。

FXHPPTの推奨通貨ペアはポンド円の他に、ドル円とユーロ円です。

 

結論から言うと、変わらず高い精度で利益を上げられております。

 

▼ドル円7月の結果(詳細)

7月1日(火曜日)、前月6月25日に発生の予測が続いているようで、まだポジションが開始されていません。期待値は2です。

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週明け7月7日(月曜日)にポジションが開始され初日に+0.21(21pips)の利益幅、そしてそれから次の日に94.5pips、更に7月9日には+1.149(114.9pips)の最大利益幅となっております。

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その後の結果をヒストリカルデータで見てみます。

146.021が買い指値(ポジション開始)で7月31日(※23:59時点)150.622となっていることから+4.601(460.1pips)の最大利益幅を頂けていることが分かります。予測発生時の上昇見込み幅128.6pipsも当然超えられております。

 

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7月17日に期待値3の新たな予測が発生し、翌日18日には期待値が6まで一気に上昇しております。

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しかしポジション開始はせず、

▼7月24日に期待値3の新たな予測に切り替わっております。

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翌日25日には+0.835(83.5pips)の利益幅が出ており、

翌週29日の時点で170.3pipsの最大利益幅、この時点で予測発生時の上昇見込み価格1.267(126.7pips)をまた超えていることが分かります。

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FXHPPT上は30日に次の予測待ち状態に画面が切り替わっておりますが、先ほどお見せしたヒストリカルデータのとおり31日に150.622となっているため、最大で+3.527(352.7pips)の利益幅があったことが分かります。

 

この事からドル円は7月の1カ月で

 

最大利益幅

460.1pips+352.7pips=812.8pips

 

決済位置を上昇見込み価格までに固定していた場合でも

128.6pips+126.7pips=255.3pips

 

以上が確実に頂けていたことを証明できております。

ドル円だけでもポンド円の1回の負けを十分に取り戻せていることが分かりますね。


▼ユーロ円7月の結果(詳細)

続いてユーロ円も見てみましょう。

7月2日(水曜日)に期待値5の新規予測が発生しております。

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翌日には次の予測待ち画面に切り替わってしまっているのでヒストリカルデータを確認します。

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買い指値は169.855なので7月3日時点で利益が出ているのが分かります。最高値170.60274.7pipsの最大利益幅です。

それからドル円同様に上昇が続き、7月28日時点で最大173.888の高値となっており403.3pipsの最大利益幅が出ていることになります。

上昇見込み幅の1.637(163.7pips)も難なく超えております。もちろんその間損切りには一度も掛かっておりません。

 

その後、暫く新規の予測は発生せず、

▼7月17日にようやく期待値2の予測が出ました。

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翌日18日にFXHPPT上は次の予測待ちに切り替わっているため、再びヒストリカルデータを確認します。

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先程もお見せしたとおり、最大で173.888となっているため、

買い指値172.741から114.7pipsの最大利益幅となります。

今回の上昇見込み幅は175.1pipsだった為、そちらは届かずでしたが再び100pipsを超える大きな利益幅となりました。

 

▼それから7月22日に再び新規予測が発生しております。期待値は4です。

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翌日、翌々日とポジションが開始せぬまま7月24日確定の時点で、

期待値は0まで減ってしまいました。上昇見込み幅は1.420(142pips)と出ておりますが、期待値の低さから、やや伸びは弱いかもしれません。

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翌日25日にFXHPPT上は予測待ち画面に切り替わっておりますので、再度ヒストリカルデータを参照します。

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買い指値は173.001で7月25日時点で高値173.598となっていることから、59.7pipsの最大利益幅が出ていることが分かります。

そして週明け28日に高値173.888まで伸びているため、最大利益幅は88.7pipsとなります。

 

以上、ユーロ円は7月の1カ月で

 

最大利益幅

403.3pips+114.7pips+88.7pips=606.7pips

 

決済位置を上昇見込み価格までに固定した場合は

163.7pips

 

という結果となりました。


7月の結果総まとめ

では2025年7月の3通貨ペア(ポンド円、ドル円、ユーロ円)のまとめです。

 

▼ポンド円

最大利益幅178.7pips

固定損失-218.2pips

 

▼ドル円

最大利益幅812.8pips

固定利益255.3pips

 

▼ユーロ円 

最大利益幅606.7pips

固定利益163.7pips

 

▼3通貨ペア合計

総最大利益幅1,598.2pips

固定利益419pips

 

※最大利益幅:建値から最高値までの利益幅(その間の損切り無し)

※固定利益:上昇見込み価格を決済指値とした場合に確実に頂けた利益

※固定損失:推奨ストップロスに指値設定しロスカットにあった損失幅

 

▼最大利益幅から損失を引いた場合

1,598.2pips - 218.2pips = 1,380pips

▼固定利益から損失を引いた場合

419pips - 218.2pips = 201pips

 

以上のとおり、ポンド円の1度の損失があったとしても

この1カ月で大きく利益を上げられていることが分かります。

 

参考:ポンド円は前月もレポートを上げております▼

 

 

この事から、今月も変わらず高い勝率と利益幅を上げられていることが十分お分かりいただけたのではないでしょうか。

負けも含め、隠すことなく公表しているサービスは大変珍しいかと思いますが、当ツール『FXHPPT』は事実をそのまま見せられることが最大の魅力であり希少性を示せる部分です。

根拠なき「誰でも勝てます」や「高勝率」を謳ったサービスではありません。

違いの分かる方、共感できる方のみ、是非ご検討ください。