おはようございます♪

 

昨夜のNYダウ平均は+506.50の34,764.82ドルと大幅続伸。

 

ドル円も110円台を大きく超える110.3円台まで上昇。

 

FOMCがひとまず無難に終わったことで、リスクオンの動きが強まり様子見していた投資家から「株買い・円売り」が多く入ったようです。

 

ドル円に関しては米債券10年利回りが1.43%と大きく上昇したこともドル買い円売りの動きを加速化させました。

 

もう一つの懸念材料であった中国恒大集団は「中国当局が実質的な国有化を検討」との報道があるなど、週前半に比べて恒大集団への不安が後退したことも市場をリスクオンさせた大きな要因です。

 

 

 

 

【中国恒大集団について】

一時よりも市場では不安が後退した恒大集団の経営危機問題ですが、いまだ不透明な部分が多いです。

 

23日期限だった社債のうち人民元建て社債の利払いは報道通り支払いされましたが、ドル建て社債は23日期限の分が結局支払われませんでした。

 

中国当局から「当分ドル建て社債のデフォルトは回避するように」との通達があり、すぐにデフォルトとなる事はないようです。

 

が同時に地方政府に「恒大集団の破綻に備えるように」との通達があったとの報道もあり中国当局がこの問題をどう着陸させるかに注目が集まります。

 

【今日の注目指標】

8:30 日 8月 全国消費者物価指数(CPI)

23:00 米 8月 新築住宅販売件数

23:00 米 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言

 

今日も素敵な一日を♪

 

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