★ドル円はFOMCを控えて113円台のレンジ相場が続く
昨日は目立った経済指標の発表などもなく、材料不足の中でドル円は113円台でのレンジ相場が続いています。
今週最大のイベントであるFOMCが今日から開催されますが、市場は今日からのイベントを控えて様子見ムードということもあり、明日までは動きにくい相場が続くことが予想されます。
★NYのテロを受けて相場は下落するも反応は一時的
昨日はNY時間に爆破テロ事件の報道が伝わりました。
NYのバスターミナルで起きた爆発は手製爆弾によるもので、規模が小さかったこともあり相場への影響はほとんど見られなかったようです。
今回の爆破事件はトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定したことに対する攻撃でした。
今後もこのようなテロ事件が続くことが予想されますが、最近の相場ではテロやミサイルによる円買いの動きもまちまちです。
事件や報道には今後も注意しつつ、相場の動きをよく見ていくようにしましょう。
★FOMCはメンバーによる来年の利上げ見通しに注目
今夜はFOMCの1日目が開催されますが、利上げは市場もすでに織り込み済みのため、今回のFOMCではメンバーによる来年の利上げ見通しに関心が集まっています。
来年の利上げは3回との見方が大きく、今回のFOMCで来年は3回の利上げ見通しとなればドル買い要因となります。
しかし今回のFOMCで、物価見通しが下方修正される可能性があるため、その場合はドル売り要因となる可能性もあります。
FOMCの結果で上下どちらにも動く可能性があるため、FOMCが終了する明日までは、相場も様子見ムードが続きそうです。
また今夜は生産者物価指数(PPI)の発表もあるので、そちらも忘れずにチェックしておきましょう。
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