★注目の雇用統計は平均時給の低下でドル円が下落

昨日のドル円は税制改革への期待などで上昇基調が続き、
NY時間には113.5円台まで上昇していましたが、発表後のドル円相場は一時113円前半まで下落しています。

 

昨日発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数は22.8万人で予想の19.5万人を上回り、失業率も予想通りの4.1%となっていました。

 

しかし、雇用統計の中でも市場が注目していた平均時給が0.2%と予想を下回っていたことから、発表直後のドル円は113.1円台までドル売りが進みました。


雇用統計の発表を受けて113円前半まで下落したドル円は、その後、好調な米株価の動きを受けて再び113.5円台まで回復して取引を終了しました。

 

 
★ドル円は税制改革やインフラ投資への期待で上昇基調に

今週のドル円は、先週末に可決された税制改革案やインフラ投資計画など政策への期待からドル買いが進んだ週となりました。


今週は米雇用統計という注目イベントがありましたが、相場は税制改革案などの政策期待に影響を受けた動きが目立ちました。

 


★来週はFOMCや消費者物価指数などに注目

来週もFOMCや消費者物価指数(CPI)、小売売上高など、市場が注目する重要度の高い経済指標の発表がいくつか控えています。

 

FOMCでは利上げが確実視されているため、ここに関しては市場は織り込み済みだと思われます。


注目は来年の利上げ見通しです。少し前に来年は4回の利上げを見込むとの発言があり話題に上がりましたが、来週のFOMCでの内容には十分注意しておきましょう。

 


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