★注目の米雇用統計は予想を下回る結果に

FX最大の経済指標である米雇用統計が昨日発表され、結果は予想を下回ったもののドル円は底堅さを見せる展開となりました。

 

今回の米雇用統計では失業率は低下していましたが、非農業部門雇用者数と平均賃金が予想を下回る結果となり、発表後のドル円は113.6円台まで下落しました。


非農業部門雇用者数が弱かったものの前回値が5万人超で上方修正され、失業率は連続して低下しているところなどを見ると一概に弱い結果とも言いづらいです。

 

市場も利上げ観測を後退させる程のものではないとの見方が強く、発表後に下落したドル円もすぐに113.9円台まで反発し、底堅さを見せています。

 

 
★強いISM製造業景況指数を受けてドル円は114.3円に上昇

雇用統計の結果を受けて一時下落していたドル円でしたが、その後発表された強いISM製造業景況指数の結果を受けて再び上昇していました。


ISMの強い結果を受けたドル円は114.4円台までドル高が進み、最終的に114円台を維持して週の取引を終了しています。

 

先週に引き続き上昇が続いたドル円でしたが、今年7月の114.49円を超えることができれば、今後115円台を目指してさらに上昇する可能性もありそうです。

 

 
★今週末からトランプ大統領がアジア歴訪

来週は特に大きな指標はありませんが、明日5日からトランプ大統領のアジア歴訪が予定されているため、要人発言などの政治的材料に注目が集まりそうです。

 
さらに、北朝鮮で新たなミサイル実験の準備をしているとの報道もあったことかた、トランプ大統領のアジア歴訪に合わせた挑発行為などにも警戒が必要です。


来週も相場の変動に気を付け、よく見ていくようにしましょう。

 


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