★週末のドル円は114円に届くもパウエル氏有利の報道で反落

先週末のドル円は好調な米GDPの結果を受けて114.49円まで上昇しましたが、その後に次期FRB議長にパウエル氏が有力との報道が伝わると113円半ばまで反落して週の取引を終了していました。


114.45円まで上昇は今年の7月以来の高値となりましたが、先週末はその時の高値を超えられずに下落する形となってしまいました。


先週はドル高要因や強い経済指標で上昇基調が続いていたドル円でしたが、114円の壁はなかなか突破できずにいます。

 


★市場の注目はFRB人事の行方に

トランプ大統領は今週中にも次期FRB議長を決定する予定になっています。今週末の11月5日からトランプ大統領は日中韓への訪問が予定されているので、その前に発表されるとみられています。今週前半はFRB人事に注目した相場となりそうです。

 

先週末の報道でトランプ大統領はパウエル氏指名に気持ちが傾いているとのことでしたが、もう一人の候補であるテイラー教授がタカ派とみられているため、ハト派のパウエル氏が就任した場合の市場はドル売りで反応する可能性が高いとみられています。

 

テイラー教授が就任すれば利上げ期待からドル買いとなりそうですが、結果次第でどちらにも動く可能性があるので、今後の報道には十分注意しておきたいところです。

 

 
★週後半はBOEや米雇用統計などの経済指標にも注目

今週はFRB人事以外にも、米雇用統計やFOMCなど、重要な経済指標も多く発表されるので、指標の発表時の相場の変動には特に注意しておきましょう。


他にも日英で政策金利の発表などもあるので、ドル円以外の通貨の動きにも注目してみましょう。

 

今週は注目の指標やイベントが多く、イベントを控えて相場も様子見で動きづらい展開が続きそうです。


今週はニュースや指標のチェックを忘れずに、相場の変動には注意しながら見ていくようにしましょう。

 


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