★ドル円は114円を維持できず下落

先週末からの流れと衆議院選での与党勝利を受けて、昨日のドル円は窓を開けてスタートし、東京時間には114円台に上昇していました。


114円が上値の壁となっていることもあり、その後はしばらく113円台後半で上下していましたが、NY時間になると調整の動きもあって113円前半までドル売りが進みました。

 

下落後も113円台を維持したドル円は、引き続き利上げや米税制改革への期待といったドル買い要因もあり、114円台を突破出来れば115円台を目指す動きも期待されています。

 

 
★中国共産党大会終了で再び北朝鮮リスクへの警戒感が高まる

本日、中国共産党大会が終了することから、再び北朝鮮リスクへの警戒感が高まってきています。


今朝は「北朝鮮が生物兵器を開発している可能性がある」という報道が伝わり、ドル円も下落しています。


北朝鮮は今月に入ってから沈黙を続けていましたが、今日、中国共産党大会が終了すれば再びミサイル実験などの挑発行為を行うことが警戒されています。

 

来月はトランプ大統領が日中韓を訪問する予定もあり、今後、北朝鮮がどのような行動に出るのか、北朝鮮情勢や報道には注意が必要です。

 

 
★トランプ大統領「FRB人事の決定は非常に近い」

昨日トランプ大統領は報道陣へのインタビューで「FRB人事の決定は非常に近い」と発言し、予定されている11月の日中韓訪問の前にも次期FRB議長が発表される可能性が高くなってきました。


注目の次期FRB議長候補は、最終的にパウエル現FRB理事、テイラー教授、イエレン現FRB議長の3名に絞られています。

 

それぞれの候補が議長に任命された場合の動きとしては、
・テイラー教授なら利上げ期待でドル買い
・ハト派のパウエル理事ならドル売り
・イエレン議長の留任なら大きな変化なし、もしくはドル売り

という見方が大きいようです。

 

今月中か来月の初めには人事が発表されると思いますが、相場の変動には気を付けておきましょう。

 


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