★先週末の指標でドル円は111円台に下落
先週末に消費者物価指数(CPI)が発表され、結果が事前予想をやや下回ったことでドル円は111円台に下落して終了しました。
指標は弱い結果となりましたが年内の利上げ期待は衰えておらず、基本はドル買いの流れが続いているそうです
今朝のドル円も上昇の流れでスタートし現在は112円台を回復しています。
★米韓軍事演習、中国共産党大会に向けて北朝鮮リスクに警戒感
今日から米韓軍事演習が始まり、今週は18日に中国共産党大会も開催されるため、北朝鮮のミサイル実験などの挑発行為が警戒されています。
基本の流れは利上げ期待からドル買い基調が続いていますが、北朝鮮リスクを警戒した円買いの動きが強まってくるとドル円も上が重くなってくることが予想されます。
★今週は買い要因、売り要因で動きにくい相場に
今朝112円台に上昇したドル円は、その後は112円付近でのレンジ相場が続いています。
今週はいくつか指標の発表もありますが、北朝鮮リスクへの警戒感と利上げや政策への期待感で方向感が出づらい相場になりそうです。
レンジ相場ではテクニカルやシステムトレードが役に立ちますが、取引のタイミングが見つけづらい時は無理にポジション建てせずエントリーしやすいタイミングまで待つのも戦略です。FXでは勝つことより負けないようにすることが大切です。
レンジ相場では相場の変動に注意し、損切りなどの変動対策はしっかり行い相場を見ていくようにしましょう。
今日は日米経済対話も予定されているので、要人発言による相場の動きにも気を付けておきましょう。
▼FXとは?漫画で解説
▼初期資金はどれくらいがいいの?
▼資金やレバレッジ加減の調整に