★北朝鮮外相の「宣戦布告に相当する」発言でリスクオフの円買い進む
先週末の下落を回復し、東京市場では112.5円台まで上昇していたドル円でしたが、昨日は再び北朝鮮リスクで111円台まで円高が進みました。
トランプ大統領と北朝鮮の挑発の応酬が続いていますが、北朝鮮外相が「トランプ大統領の発言は宣戦布告に相当する」と発言したことを受けてドル円はリスクオフから円が買われました。
しかし、ここまでヒートアップしても市場はアメリカが軍事的行動に出る可能性はないと見ていているようです。それ以前にアメリカは宣戦布告をしていません。
今回は北朝鮮が強めに反論したことでリスクオフの動きが強まりましたが、今回の「宣戦布告の発言」はトランプ大統領のツイッターでの発言に反応した結果ということで、今後のトランプ大統領の対応に注目が集まっています。
★NY時間今夜の指標や要人発言に注目
北朝鮮リスクが警戒されている中ではありますが、今夜のNY時間にはイエレンFRB議長の発言や新築住宅販売件数など、注目される指標やイベントも予定されています。
今朝も日銀金融政策決定会合の議事録の公表がありましたが、こちらに対する市場の反応は限定的なものだったようです。
今週は注目されるイベントや経済指標がいくつか控えているので、相場の変動には気を付けるようにしたいですね。
★明日はトランプ政権の税制改革についての発表も
トランプ政権は明日27日に注目の税制改革の中核を公表する予定になっています。
発表される内容や、今後のトランプ政権への期待感が高まるようだとドル買い要因になります。
日本では衆議院の解散と総選挙が控えていますが、こちらは株高・円売り要因とされています。
日米の政治的イベントに北朝鮮リスクも重なり、相場を動かす要因がいろいろ出てきていますが変動対策などはしっかり準備しつつ、相場の動きをよく見ていくようにしましょう。
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