★北朝鮮警戒ムードの後退でドル円が回復

先週末の9月9日は北朝鮮建国記念日でICBMの発射が警戒されていました。


当日はミサイル発射もなく、無事Xデーをクリアしたことで北朝鮮のリスクオフムードが後退、今週のドル円は下落前の110.6円台を回復しました。


北朝鮮リスクが落ち着き始め、市場の注目は次第に来週のFOMCや米国の経済指標に移っていきます。

 

 
★米指標の底堅さに利上げ期待も上昇

今週は消費者物価指数(CPI)や小売売上高など、重要度の高い米経済指標が複数発表され、底堅い結果から再び利上げに対する期待感も出てきているようです。

 

12日に発表された生産者物価指数(PPI)は予想を下回りましたが、ドル売りの反応は見られませんでした。


前回から伸びが加速したことを受け消費者物価指数(CPI)への期待が高まる結果になりました。

 
今週の注目であった消費者物価指数(CPI)は予想を上回る強い結果となり、発表後のドル円は111円台まで上昇しています。


しかし111円到達は一時的な動きとなり、その後は反発。


北朝鮮でミサイル発射の兆候が見られたことなどが分かると、調整の動きも加わり110円前半まで円買いが進みました。

 
そして北朝鮮は昨日、再びミサイル発射実験を行いました。


今回もミサイルは日本上空を通過し、発射後のドル円は109円後半まで円高が進みました。しかし北朝鮮リスクになれた市場の反応は限定的なものに終わりました。

 

北朝鮮リスクによる警戒ムードは午前中いっぱい続きましたが、欧州時間からNY時間にかけてドル円は次第に回復し、111円台まで上昇します。


その後はNY時間に発表された小売売上高や、鉱工業生産が予想を下回ったことで、110円半ばまで下落していました。

 


★来週のFOMC イエレン議長の発言に注目

NY時間の指標で下落したドル円も、終了時は110.8円後半を回復していました。


北朝鮮リスクが後退し、米経済指標の底堅さから利上げ観測も再び上昇し始めているようです。

 

 
来週は注目のFOMCが開催されます。


今週は年内の追加利上げが再び意識されましたが、FOMC終了後のイエレン議長の発言には注目です。


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