★週末のドル円は北朝鮮リスク、ハリケーンなどの影響で107円台に下落
今週のドル円は、北朝鮮が先週末に行った核実験を受けて、先週の値から大きく下落してスタート。
北朝鮮リスクや、米国のハリケーン被害の影響を受け、週後半にかけて107円台まで円高が進んでいました。
今日9日は北朝鮮の建国記念日にあたり、ICBMの発射が警戒されていましたが、今のところ北朝鮮に動きはないようです。
先週と同じく週末に何か動きがあれば、来週のドル円相場も再び大きく窓を開けてスタートする可能性もあります。
米国ではハリケーンによる経済的被害の拡大が警戒されています。この週末にはハリケーン「イルマ」がフロリダ州に上陸する恐れもあり、前回の「ハービー」に引き続き大きな被害が予想され、今後のGDPに影響することも懸念されています。
★メキシコで発生したM8.2の地震も円買い要因に
さらに昨日はメキシコでマグニチュード8.2の大きな地震が発生しています。
この地震の影響もあってドル円はリスクオフの円買いが進み、昨日は107円台まで下落が進みました。
週末の北朝鮮リスクが警戒されている中での地震発生だったので、円買い要因が重なってさらに下落が進んだようで、NY時間には107円前半まで下落が進みました。
★来週は北朝鮮リスクが一服する可能性も
今週は週末の北朝鮮建国記念日にむけて、北朝鮮リスクが警戒された週になりましたが、今のところ何も起きていません。
昨日のNY時間は、終盤になると107円後半に反発して円買いが一服した様子もうかがえます。
このまま何事もなく週末を通過できれば、来週はひとまず北朝鮮リスクが一服するとの見方も出てきています。
北朝鮮リスクが緩和されれば、円が売られてドル円も上昇する可能性があります。この週末は北朝鮮情勢の動きに要注意です。
来週は米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高、米生産者物価指数(PPI)などの注目度の高い経済指標が発表されます。
ハリケーン被害で年内の利上げ期待の後退が心配されていますが、来週は経済指標のチェックも忘れないようにしましょう。
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