★北朝鮮リスクでドル円相場は警戒ムードが続く
昨日は北朝鮮の核実験を受けて109円前半まで下落したドル円でしたが、東京市場では109円後半まで値を回復していました。
ですがロンドン市場に入り、北朝鮮がICBMの発射準備を行っているとの報道が伝わると、再び109円前半まで下落しました。
昨日はNY市場が祝日で休場だったため、NY時間には大きな動きもなくドル円は次第に上昇していきました。
★9月9日「建国記念日」に警戒
9月9日の「建国記念日」に北朝鮮は北太平洋に向けてICBMの発射を行うと予想されています。
しかし、すでに北朝鮮では7回目の核実験の準備が整っているとの報道もあり、9日に再び核実験を行う可能性も懸念されています。
昨日のマティス米国防長官の強気な発言や、今朝は韓国軍が金正恩斬首部隊の創設を決定したとの報道も伝わっており、各国の緊張感はかなり高まっているように見受けられます。
しかし市場では米韓が軍事行動に出る可能性は低いと見ています。
北朝鮮の挑発行為の過激化もこのことを見込んでの行動だと思われますが、今後はしばらく北朝鮮への警戒感から慎重な相場が続きそうです。
今日も北朝鮮に関する新たな報道があれば、昨日のロンドン市場のように相場が急落する可能性もあります。
今後のニュースと相場の変動には注意しておきましょう。
★今夜はNY時間のFRB理事などの講演にも注目
今日はNY時間にブレイナードFRB理事や、ダラス連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁の講演が控えています。
講演の中で利上げ観測に影響するような発言があれば市場も反応しそうなので、こちらも一応チェックしておきたいところです。
昨日からの北朝鮮リスクの動きが、休み明けのNY市場でどこまで影響するのか気になるところです。
核実験から1日経った今日は動きが落ち着くとの見方もありますが、今後新たな北朝鮮の情報が出てきた場合はその通りでもないと思われます。
ゴトー日の今日はもみ合いが続いていましたが、仲値をすぎると円買いの流れに変化し、現在も109円台前半まで下落が進んでいます。
今後も北朝鮮関係の新たなニュースに注目が集まってますが、リスクオフの動きは株価にも出ています。
株価の影響を受けた相場の動きにも気を付けるようにしましょう。
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