★弱い米雇用統計にドル円下落

昨日は米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数が予想を下回る結果となり、発表後のドル円は109円後半まで下落しました。

 

前日のADP雇用統計が市場予想を大きく上回る結果になっていたことから、今回の雇用統計にも期待が寄せられていましたが、発表された非農業部門雇用者数は予想の18.0万人を下回る15.6万人、失業率は前回より悪い4.4%に上昇していました。

 


★ECBの報道とISM指数の結果をうけて110円台に回復

米雇用統計の発表で下落したドル円は、その後ECBに関する報道が伝わると、ユーロの下落が進んで相対的にドルが上昇しています。

 

ECBは、来年1月に開始する予定だった資産購入ペース縮小の計画がまとめられず、遅れる可能性があると発表しました。この報道を受けてユーロ売りが加速し、相対的にドルが買われたためドル円が上昇しました。

 

さらに、雇用統計の後に発表されたISM製造業景況指数が予想を超える好調な結果になっていたこともドル円の上昇につながり、110円前半まで回復して終了していました。

 


★来週は要人発言と北朝鮮「建国記念日」に注意

来週はこのまま110円台をキープして上昇が続くかどうか気になるところです。

 

来週は経済指標のISM非製造業景況指数のほかに、FRB理事や地区連銀総裁の講演などが予定されています。


そして北朝鮮情勢では、来週末の9日が建国記念日にあたります。
この日に新たな核実験を行うのでは、という見方も出ているため、来週の動きには要注意です。

 


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