★ADP雇用統計は予想を下回る
米雇用統計の先行指標である、ADP雇用統計が昨日発表されました。
今回のADP雇用統計は17.8万人で予想の19万人を下回る結果になっていましたが、6月の結果が上方修正され、今回の数値はそこまで悪いものではないという見方も広がります。
ADP雇用統計の発表後にドル円は上昇していますが、その後110円後半から110.2円台に下落する場面もありました。
★地区連銀総裁の発言を受けてドル円が一時下落
昨日は地区連銀総裁の利上げに否定的な発言を受けて、ドル円が一時下落しています。
セントルイス連銀総裁は、「インフレ見通しを考慮すれば近いうちのさらなる行動は支持しない、インフレ見通しは2017年に悪化した」と、インフレの低下を懸念する内容をコメントしていました。
他の連銀総裁の発言としては、
サンフランシスコ連銀総裁「9月にバランスシート縮小開始の発表に変更はないだろう」
クリーブランド連銀総裁「低インフレでも緩やかな利上げを支持、弱いインフレ率に過剰反応したくない」など。
いくつか利上げに対して前向きな発言もありましたが、こちらに対しての反応はあまり見られませんでした。
トランプ政権の政治的リスクや長期金利の低下がドル円の重石になり、ドル円は下落しやすい状態が続いていることも影響しているようです。
★今日はISM非製造業景況指数の発表も
前哨戦であるADP雇用統計を通過したドル円相場は、週末の米雇用統計を控えて様子見ムードが強くなってきました。
今夜も重要指標の一つであるISM非製造業景況指数や、新規失業保険申請件数の発表があります。
様子見ムードで動きづらい相場では無理にトレードしないこともひとつの方法です。週末の雇用統計に向けて、ポジション調整や変動対策をしっかりしておきましょう!
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