「逆指値」注文で勝つ
一般的に注文の種類は、
その場次第の「成行き」、希望の値段を提示する「指値」、これに希望値ではありますが、通常とは逆の注文を出す「逆指値」があります。
通常、買いの注文を出す際は、相場よりできれば安く買いたいはずです。
売るときは、相場より高く売りたいはずです。
しかし、今は115円の取引レートのものを、ある事情があって116円になったら買いたいという場合に使うのが逆指値注文です。
そうです、プロが参戦してくるレートが116円だとした場合、それ以下で買った場合、上らずに下がってしまうことがあるからです。
このような場合、通常ではない行為なので指値注文ができないのです。これを有効にする注文法が逆指値注文です。
また、116円で買いが約定しました。しかし、思惑に反して相場が急落した場合などに備えて、損切り用のストップ注文を入れておきたいという場合、通常は買ったレートより高く売りたいはずなので、買ったレートより安いレートでは指値の注文は受け付けられません。
この場合は、114円の逆指値の売り注文となるのです。
更に、116円の買いポジションを118円になったら決済の売りを出したい場合は、指値の売り注文ということになります。
ここまでの注文を連続して入れてしまう注文方法が、IFDOCO(イフダン・オーシーオー)注文といいます。
この注文方法を駆使できれば、仕事があっても、チャートに張り付かず、希望のレートでトレードができるのです。
FX先生の無料ムービーでも説明しています。興味のある方は御覧下さい。
スワップ金利の正しい比較の仕方
USD/JPY ドル円の買いポジションを取るという場合
円の金利を払い、ドルの金利をもらうことが金利スワップの意味です。
ここで受け取れるスワップ金利の計算式を記します。
日本の政策金利 0.5%アメリカの政策金利 2.25%
差引 1.75%がスワップとして受け取れる%となります。
FX会社のスワップレートは1万通貨単位で1日いくらという表示になっています。
$10,000 × 1.75% / 365日 = 一日のスワップ金額
となります。
但し、短期金利は変動するため、必ずしも上記の計算式と合致しない時期があります。
資金需要の多い時期は金利が上昇し、資金需要の少ない時は逆に下がることになります。
興味のある方は御覧下さい。
本日の経済指標発表スケジュール
【ニュージーランド】
*失業率(第1四半期)7:45
予想 7.3% 前回 7.3%
【オーストラリア】
*貿易収支(3月)10:30
予想 -2125百万豪ドル 前回 -1924百万豪ドル
*小売売上高(3月)10:30
予想 0.7% 前回 -1.4%(前月比・季調済)
*小売売上高(第1四半期)10:30
予想 0.3% 前回 1.1%(前期比)
【イギリス】
*CIPS非製造業PMI(購買担当者指数)(4月)17:30頃
予想 57.0 前回 56.5
【ユーロ圏】
*ドイツ製造業受注(3月)19:00
予想 1.4% 前回 0.0%(前月比)
予想 21.0% 前回 24.5%(前年比)
*ECB政策金利 20:45
予想 1.00% 現行 1.00%
【アメリカ】
*新規失業保険申請件数(4月30日までの週)21:30
予想 440千件 前回 448千件
【カナダ】
*住宅建設許可(3月)21:30
予想 0.7% 前回 -0.5%(前月比)
*Ivey購買担当者景況感指数(4月)23:00
予想 55.5 前回 57.8
本日の経済指標発表スケジュール
・東京市場休場(こどもの日)
・韓国市場休場(こどもの日)
10:30 豪3月住宅建設許可件数
予想〔+0.8%〕 前回(-3.3%)
16:55 独4月サービス業PMI・確報値
予想〔55.0〕 前回(55.0)
17:00 ユーロ圏4月サービス業PMI・確報値
予想〔55.5〕 (55.5)
17:00 ユーロ圏4月総合PMI・確報値
予想〔57.3〕 前回(57.3)
17:30 英4月建設業PMI
予想〔53.2〕 前回(53.1)
18:00 アイスランド中央銀行、政策金利公表
予想〔50bpの引き下げで8.50%に〕 前回(50bpの引き下げで9.00%に)
18:00 ユーロ圏3月小売売上高
予想〔+0.1%〕 前回(-0.2%)
19:00 ウェーバー独連銀総裁、講演
20:00 米MBA住宅ローン申請指数(前週比)
予想〔-〕 前回(-2.9%)
20:30 米4月チャレンジャー人員削減予定数(前年比)
予想〔-〕 前回(-55.0%)
21:00 ノルゲバンク(ノルウェー中銀)、政策金利発表
予想〔25bpの引き上げで2.00%に〕 前回(1.75%で据え置き)
21:15 米4月ADP全国雇用者数
予想〔+3.0万人〕 前回(-2.3万人)
21:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演
23:00 米4月ISM非製造業景況指数
予想〔56.0〕 前回(55.4)
23:10 ラッカー米リッチモンド連銀総裁、講演
23:30 米週間原油在庫(前週比)
予想〔-〕 前回(+196万バレル)
米国雇用関連指標に注意
日本時間2010年5月5日(水)21時15分にADP雇用統計の発表、
日本時間2010年5月7日(金)21時30分に米国雇用統計の発表が
予定されております。
市場における注目度が非常に高いことから、十分ご注意が必要です。
◆注文内容(数量、通貨ペア、注文方法等)、注文が殺到した場合等には、取引業者によっては注文の全部又は一部の約定の遅延、不成立、または、システム障害等の事象が発生する場合があります。
◆スプレッド(売値と買値の差)が通常より大きく広がることや大きくスリッページ(指定した価格から離れた価格で約定すること)が発生すること、さらに、市場の状況によってはスリッページ設定に関わらず成行注文が成立しない場合があります。
米国雇用関連指標の発表時の取引はばくち的要素がありますので、静観するのが賢明ですね。